宿泊型の産後ケアセンターって何? サービス内容・料金・ママたちの体験談も紹介

産後のママの体とケアの重要性

産後のママの体とケアの重要性
ママの体は妊娠中の10ヶ月の間ゆっくりと変化し、産後6~8週間で急激に戻ろうとする時の違和感が心身にマイナスな影響を及ぼすとされます。大きくなった子宮や伸びきったお腹の皮膚を元の状態に戻す時の痛み、子宮の内側の回復時に起こる悪露排出の不快感、ホルモンバランスや疲労から気持ちの浮き沈みが出てネガティブな考えばかりになってしまう状態などが産後うつや体力回復の遅れにつながるのです。この状態のまま赤ちゃんのお世話をしていくと適切な回復が見込めないため、出産して1ヶ月くらいはゆっくり過ごす事が理想とされているのです。

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産後のママをサポートする「産後ケアシステム」とは?

産後のママをサポートする「産後ケアシステム」とは?
産後ママの生活と心身支援を推進し、重要性を啓蒙している「日本産後ケア協会」。そこが提案する「産後ケアシステム」があります。一人の女性として有意義な人生を送れるように、産後のサポートを短期的、長期的に行うのです。各専門的な知識と経験でママを支える「産後ケアリスト」による包括的なサポートで、体や心の不安を取り除き、相談できる環境を整えます。アドバイスを得ながら心身の健康を保て、子育てがひと段落したママが今度は「産後ケアリスト」として活躍するチャンスもあります。この一連のシステムを「産後ケアシステム」と呼びます。

関連リンク

一般社団法人 日本産後ケア協会

産後ケアはいつからいつまで利用できるの?

産後ケアはいつからいつまで利用できるの?
産後ケアは、自治体と民間とで事業展開をしています。まず利用しやすいのは、各自治体が行っている産後ケア事業。妊娠し母子手帳発行手続きと同時にこの産後ケアの情報が手に入るようになっています。どの自治体もママが産院を退院した直後から利用可能なので、家族などのサポートが得られないママ、育児に強い不安があるママなどは産後すぐ利用すると良いでしょう。自治体やケアの内容によって利用できる期間は異なりますが、生後1ヶ月~4ヶ月くらいが目安です。民間では自治体の制度に比べて利用条件が緩和されている場合が多く、産後1年まで利用可能な施設もあります。希望する産後ケア施設へ利用期間を含め、一度問い合わせしてみるのも良いですね。

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宿泊型の産後ケアサービスって?

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ここでは民間産後ケア施設の宿泊型サービスの特長をいくつかご紹介します。

24時間体制でママと赤ちゃんをサポート

特に夜間は母子分離でそれぞれのケアをしてくれるので、ママは一人の時間をゆっくり過ごせます。夜は特に不安になりがちですが、そんな時もそっと寄り添って話を聞いてくれる各専門のスタッフがいます。また昼夜問わず、赤ちゃんのお世話や健康チェックを専門スタッフが担当するので、ママは自分に集中して体を休めることができます。長期・短期で少しずつ赤ちゃんとの生活をイメージできるようなサポート体制を取っています。

サービス内容

各施設で細かな違いはありますが、基本的なサービスは共通しています。

  • 赤ちゃんの健康管理と衛生管理:毎日のミルク、沐浴、検温、体重チェックなどをしてくれます。
  • ママのリラックス時間:ママのための健康的な食事を毎食提供し、体の休息時間を十分取ってくれます。夜は完全分離でママの睡眠を十分確保します。
  • ママのサロン時間:骨盤などのマッサージやアロマ、スパ、ハーブティータイムなど楽しみましょう。
  • ママの何でも相談:今後の生活や不安定な体調の相談の他、漠然とした不安の相談もできますよ。
  • 育児に関する情報やノウハウ:おっぱいマッサージやケアの方法、授乳の仕方、母乳のためのママの食事レシピなどを伝授してくれます。沐浴や寝かしつけ方などの赤ちゃんのお世話の仕方や、便利な育児グッズなども教えてくれますよ。

日帰りプランもある

基本サービスは昼食・おやつで、夕食までサービスするところもあります。簡単な産後健診、リラックスタイム、育児や母乳などの何でも相談、沐浴練習です。施設によって自治体の助成が受けられたり、日帰りプランが無かったりしますので、興味があれば一度問い合わせしてみましょう。

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上の子やパパも一緒に泊まれる

上の子やパパも一緒に泊まれる
オプションとして家族の宿泊ができる施設があります。上の子やパパにも食事提供してくれますよ。パパの沐浴指導時間があればぜひ体験してみてください。

利用料の目安

1泊2日の相場は10,000円代~60,000円代と施設によって幅が広く、マッサージやヒーリングサロンなどは別途で請求される場合が多いようです。サービスの内容やスタッフの数、設備が充実しているかも料金に反映されます。

申し込み方法

自治体を経由で助成金を利用する場合は、担当窓口へ事前の予約・相談をしてください。妊娠8ヶ月から受付けしているところが多いです。直接民間施設で予約する時は、妊娠中にまず見学することをすすめられます。予約は妊娠中いつでも可能ですが、施設により規定があるので予約方法について詳細を確認しましょう。産後3~4ヶ月まで受付けしているところが多く、1年以内でも対応してくれるところもあります。出産してからも申し込みできるので諦めずに問い合わせしましょう。

産後ケアサービスはこんなママにおすすめ!

産後ケアサービスはこんなママにおすすめ!
どんなママでも利用できるサービスですので積極的に活用しましょう。

産後頼れる人がいない

産後は特に身近に頼れる人がいるかいないかで体の回復に差が出てきます。里帰り出産できなかったママ、親や兄弟、親戚に頼りづらいママ、新しい土地で知り合いもいないママ、旦那さんが忙しく昼夜一人で育児をしなくてはならないママなど特に利用してほしいサービスです。悩みが無くても話ができる大人がそばにいるだけで心の安定につながります。

育児に不安がある

新米ママさんだけでなく、上に兄弟がいるママも、兄弟がいるが故の悩みがあるものです。赤ちゃんのこと、兄弟問題のこと、しつけのことなど、どんな不安でも相談にのってくれる専門スタッフが常にいるので安心して休めますよ。

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産後ケアサービスを利用したママの体験談

産後ケアサービスを利用したママの体験談

  • しっかり寝た後の朝ごはんの美味しさに感動! 他のママさんとの会話で気分転換し英気を養ってからの赤ちゃんのお世話レクチャーは集中してできました。
  • お産が長引いてとりあえずゆっくりしたかったので、初日は簡単な産後健診をした後、相談して一日中休憩の時間に当ててもらいました。上げ膳据え膳で家事をやる必要がない安堵感はたまりません。
  • 一週間のステイだったので、体がつらい時は無理のないスケジュールに変更してくれるなど、かなり融通をきかせてもらいました。赤ちゃんとの生活を徐々に慣れていく感じでスムーズにおうちに帰れました。
  • エステやマッサージのあまりの気持ちよさに涙が…赤ちゃんはきちんとお世話してもらっているので罪悪感なくゆっくり過ごせました。
  • 日帰りサービスを一日経験しました。兄弟がいて落ち着く時間が無かったので、休息をメインに個室でのんびりさせてもらいました(ほぼ寝ていた)。食事しながら助産師さんと雑談や育児相談で大分充実した一日になったと思います。

自治体でも宿泊型の産後ケアを行なっている

自治体でも宿泊型の産後ケアを行なっている
自治体の宿泊型産後ケアは、民間施設への委託がほとんどです。自治体経由での申し込みの方が条件をクリアすれば、とてもお得に利用できますよ。

対象となるママの条件

産後3~4ヶ月未満のママと赤ちゃんが対象です。体調や精神的に疲労し自宅での育児に困難な方、家族の援助が得られない方など民間施設より利用条件は少し厳しくなります。定める条件に合わず対象とならなくても保健センターなど相談場所は用意されているので、不安が少しでもあれば自治体の窓口に問い合わせをしてみましょう。

サービスの内容と利用料

利用日数は宿泊、日帰り共、最大7日間の自治体が大半を占めます。自治体が委託した民間施設でサービスを受けられるので、産後ケア内容は一般利用のママと変わりません。ママの心身の回復のためのリラックス時間、赤ちゃんのお世話、育児指導、母乳やこれからの生活に関するあらゆる相談まで対応しています。費用の平均は、1泊10,000円前後で、自治体の住民で助成制度を利用すれば、一般利用の半分以下になりとてもお得です。その他細かな利用条件は各自治体で異なりますので一度問い合わせしてみるとよいでしょう。

申し込み方法

お住まいの自治体に窓口があります。予約は妊娠8ヶ月ごろから産後は3~4ヶ月までの申し込み受付けです。利用するに当たり簡単な質問に答え条件がそろえば利用する許可がおり、産後ケア施設を紹介してくれます。

まとめ

まとめ
産後ケアサービスでは、日帰り型と宿泊型があり、施設は日本全国点在しています。自治体経由での利用は安くなりますが、多くの利用条件をクリアしなければなりません。一般利用の場合はもっと簡単に見学や予約、問い合わせができるなどのメリットがありますが料金は高くなる傾向にあります。

産後ケアのサービスを受けるのであれば、まずは宿泊するのか、自分の自治体で宿泊のサービスがあるのか、民間の施設で利用したいサービスがあるのかを順番に調べると効率的に探すことができますよ。

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