小学校入学準備には遊べて学べるドリルおすすめ。簡単にできる入学準備ドリル10選
小学校入学前の読み書きの目安
小学校に入学してから本格的に学ぶとはいえ、今はほとんどの子供が小学校入学前にある程度の読み書きができるようになっています。入学してすぐに、自分の名前を書いたり、連絡帳に持ち物などを自分で書いたりもするので、やはりひらがなの読み書きはできていたほうが安心です。少なくとも、自分の名前はきちんと読んで書けるようにしておきましょう。
可能であれば、カタカナや簡単なたし算、ひき算にも、生活の中で触れるように心がけてみてください。たとえば、好きなアニメのキャラクターの名前を入口にしてカタカナを覚える、お菓子やフルーツなど、身近なものの数を一緒に数えながら、たし算とひき算の基本を教えるなど。それから、小学校生活は時間に沿って進むので、時計を見て時間がわかるようにしておくことも大切です。「時計の長い針が6のところに来たら、お出かけしようね」など、毎日の中で時計と時間に意識を向けるような声がけを行うのも効果的です。
入学準備ドリルで勉強するメリット
今は、小学校入学に向けた学習ができる「入学準備ドリル」がたくさんあります。これらのドリルを学習することによって、机について学習する習慣が身につき、「遊び」中心の生活から「勉強」中心の生活へスムーズに移行できるようになります。また、入学してからの授業が無理なく理解できるので、前向きな気持ちで小学校生活をスタートすることができます。
入学準備ドリルの選び方
入学準備ドリルには、大きくわけて2つの種類があります。ひとつは、1冊で国語・算数、それから生活や英語まで網羅したもの。もうひとつは、教科のある部分に特化したものです。子供に足りない部分がはっきりしている場合は、そこを補う特化型のドリルを選ぶとよいでしょう。たとえば、ひらがなが書けないということであれば、ひらがなの書き方に特化したドリルを選ぶなど。まんべんなく学ばせて学習の基礎を作りたい場合は、1冊で何教科か学べるものを選ぶとよいでしょう。
入学準備ドリルは低年齢向けということもあり、飽きずに学習できるよう、カラーのイラストでわかりやすく解説していたり、学習が終わるとシールが貼れたりと、さまざまな工夫が凝らされています。子供のやる気を継続できる要素があるものを選ぶという視点も大切です。
おすすめの入学準備ドリル10選
小学校入学前に取り組むのにおすすめの入学準備ドリルをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Z会小学生わくわくワーク 入学準備 基礎編 2020年度版
国語では「話す・書く・聞く」、算数は迷路や折り紙なども取り入れて、入学前に必要な国語力、算数力をさまざまな角度から身につけられるようになっています。また、英語教材もついていて、数や色、あいさつなどをネイティブの発音で学べます。Z会の通信教育でも評判の「経験学習」で、将来の理科・社会につながる学習もできる充実の内容です。「ひらがな・かたかなポスター」「かいてけせる もじ・とけいボード」に加えて、やる気を継続できる「わくわくシール」つき。
Z会小学生わくわくワーク 入学準備 差をつける編 2020年度版
小学1年生になる前に、ある程度ひらがなや数について理解している場合にチャレンジしたい1冊。「国語」は、「話す・読む・書く・聞く・言葉・読み取り」の6つの角度からさまざまなワークに取り組みます。算数は、たし算やひき算にも挑戦。図形に親しむパズルもついています。Z会の通信教育で評判の高い「経験学習」は、小学校に入ってからの生活科や理科、社会につながる学習ができます。ネイティブの英語の音に親しむこともできて、小学校生活のスタートを力強くサポート。「漢字さきどりポスター」と、やる気を継続できる「わくわくシール」がついています。
小学校入学準備ポスターブック
ひらがな、カタカナ、たし算、ひき算、四季の植物と生き物、アルファベットなど、貼るだけで見て楽しく、覚えて学習にもつながるポスターが40種類入ったポスターブック。小学校1年生で学ぶ内容だけでなく、理科、社会、英語など小学校3年生で学ぶ内容も網羅。入学準備としてではなく、小学校に入学してからも活用できます。口コミ「家全体が学びの空間に変わります。このポスターを介して、さまざまことを教育できます」「これだけの枚数のポスターが付いて、このお値段は破格です」
くもんのはじめてみましょう! 小学校の入学準備ドリル
ひらがなや数字の読み書き、あいさつや生活リズムなど、入学前に身につけておくべき国語・算数・生活のポイントを楽しみながら学べるドリル。「できたねシール・カレンダー」で、子供のやる気を引き出しながら学習習慣を身につけることができます。別冊付録の保護者用リバーシブルBOOKには、入学前に知っておくべき情報や親子で取り組める英語学習のページも。口コミ「付録で付いている親向けの特集は、学校の仕組みや子どもがトラブルを起こしやすい部分などがわかりやすく解説してあって参考になります」
日本一楽しい入学準備ドリル うんこ入学準備ドリル
生活・国語・算数の3教科を見開きごとに偏りなく構成。すべての問題にうんこを関連させることで、子供が楽しみながら学習することができます。シール問題やうんこメガネシートを使った問題など、飽きさせない工夫が満載。何はともあれ、勉強することに興味を持ってもらいたいという場合におすすめです。
頭脳開発×学研教育 入学準備 2020年度
国語・算数・生活の基礎を学べるだけでなく、別冊の「1年生じゅんびブック」では、本格的にスタートする英語教育のはじめのステップとして、身近な36単語を紹介。連動するアプリを使って「こどもえいごかるた」を楽しむこともできます。「ひらがな、かたかな、漢字ポスター」「くるくるとけいボード」など、特別教材も盛りだくさん。学研教室のノウハウがぎゅっと詰まった1冊です。
入学の準備 国語・算数ワーク[基礎編] 2020年度入学用
進研ゼミで人気のキャラクター「コラショ」と一緒に、小学校入学までに身につけておきたい国語・算数の学習を進めます。特別教材として、えんぴつ、英語DVDとポスターつき。「手が疲れない」鉛筆の持ち方から、「文字・数・時計」の基本を身につけることができます。
5~6歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう
「知識や語彙を増やす」「表現力や日本語の感性を育てる」「記憶力を高める」という音読の効果に着目したドリル。昔話や童話、ことわざ、言葉遊びなどから文章をピックアップし、音読した後にその文章の理解を深めるおけいこに取り組みます。小学校の国語の授業で行われる音読の最初のステップとして最適です。口コミ「今、意味がわからなくても、子供の頃にこういったおもしろい文章や良い詩を音読して耳になじませるのは、とても良い体験だと思います」「幼少期に身につけてほしい日付の言い回しや、曜日といった一般常識が身につくようにもなっているのがいいと思います」
なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳
ひらがなを書くときの鉛筆の動かし方を指でなぞったり、写し書きをしたりしながら、ひらがなが上手に書けるようになる1冊。著者の桂先生によると、薄い灰色の文字をなぞって書く「なぞり書き」よりも、お手本の字を見ながら書く「写し書き」のほうが効果的とのこと。「見て書く」「イメージして書く」「論理的に書く」の3ステップで、きれいな字が書けるようになります。口コミ「一字一字にお話があって,親が一緒に楽しく進めると本当に楽しそうに書いています」「きれいな字を意識して書くきっかけになり、かなり上達しました」
5〜6歳 とけい
時計の長針と短針の進み方、数字の並び方からスタートし、「何時何分」までの時刻の読みを学習できるドリル。「あさ、おきる」時間、「おひるごはんをたべる」時間など、生活と時刻を関連させて学べるので、生活の中ですぐ役立てることができます。できたページに貼れる「がんばりシール」、おけいこに使う「おけいこシール」などもついていて、子供の学ぶ意欲をキープしながら学習を進めることができます。口コミ「子供が好きなシール学習で、時計の針の進行方向を教えられたり、数字の書き方も学習できました」「各ページにに、おうちのかたへ、といったちょっとした助言が載っていて、とても参考になりました」
まとめ
これらのドリルを活用して、小学校に入学する前に学習の基礎となる部分を作っておけると、親子ともに安心ですよね。無理せず、楽しく学習して、小学校入学に備えましょう。