2歳児の育児が大変…毎日夜泣き…暴れる・泣き叫ぶのはなぜ? ママたちの体験談も紹介
目次
2歳児の夜泣き改善方法
毎晩悩まされる夜泣き。睡眠をしっかりとれないのは、パパやママにとっても本当につらいですよね。そこで、2歳児の夜泣きを改善する方法をご紹介していきたいと思います!
生活リズムを整え適度に運動させる
幼児は体内時計が崩れやすく、睡眠に悪影響が出てしまいます。そのためにまずは生活リズムの乱れを改善し、規則正しい生活を心がけることが大切です。朝起きたら日の光を浴び、日中は適度に身体を動かすようにしましょう。そうすることで体内時計をリセットさせる「セロトニン」という物質が出ます。この物質はイライラを抑え、心を安定させる効果もあります。また就寝時間の30分〜1時間前は、寝る前にテレビやスマートフォンを見せないようにすることも大切です。テレビやスマートフォンから出るブルーライトの光は、眠気を起こす「メラトニン」というホルモンの分泌を阻害し、良質な睡眠がとれなくなるからです。その他にも夜間授乳は睡眠中に起きる習慣が出来てしまうので控えるようにしましょう。
- 起きる時間や寝る時間を一定にする
- 朝、起きたら太陽の光を浴びる
- 日中は適度に身体を動かす遊びをする
- 毎日同じ時間に食事をとるようにする
- 就寝時間の30分~1時間前はテレビやスマートフォンを見せない
- 夜間授乳は控える
お風呂は眠る1時間前までに入る
人間の体温には1日のリズムがあり、体の深部体温が下がると眠気を感じるようになっています。外部から温められた深部体温が下がるのには1時間ほど時間がかかるため、就寝予定の1時間前までにゆっくりとお風呂に入れるようにしましょう。お風呂で温まった身体を徐々に冷ましてあげることで、就寝時間には自然に眠気をもよおすようになります。また、湯船の温度が高すぎると刺激になってしまいますので、38度~40度くらいのぬるま湯に入れるのがいいでしょう。
- 夜6時~7時にはお風呂に入れる
- お風呂の温度は38度~40度に設定する
- のぼせない程度にゆっくりとつかるようにする
添い寝して甘えさせてあげる
夜泣きは、環境の変化で起こることもあります。保育園の入園や下の子が生まれ環境が変わった場合は、子供の不安や不満がたまりやすくなります。そのため意識的に添い寝などをして甘えさせてあげてください。また、寝る前に抱っこなどのスキンシップをとったり、絵本を読んだりしてあげるのもいいでしょう。寝かしつけ前の「いちゃいちゃタイム」として、子供の心を存分にリラックスさせてあげてくださいね。
- 添い寝をする
- 絵本を読む
- 抱っこなどのスキンシップをとる。
眠る環境を整える
夜泣きを防ぎ、質の良い睡眠を取らせるためには、快適な睡眠環境を整えてあげることも大切です。寝かしつけの時間までリビングで過ごす場合は、部屋の明かりを少し暗めにしておくといいでしょう。また寝室とリビングが隣合わせになっている場合は、寝室にテレビの音や光が漏れていないかなども気をつけてあげてくださいね。
- 夜はリビングの明かりを暗めにする
- 寝室の電気を常夜灯などにする
- 室内の温度を季節によって調整する
- 布団やパジャマは肌触りのいいものにする
- テレビや物音に気をつける
2歳児の夜泣きがひどい…ママたちの夜泣き体験談
いつ終わるかもわからない子供の夜泣き。多くの先輩ママたちも、2歳過ぎの夜泣きを経験してきました!
1時間近く続く夜泣きにぐったり
息子は2歳を過ぎてから、寝ている時に突然ケンカ口調で何かを言ったり、いきなり手足をバタバタさせながら大声で泣いたりするようになりました。中々泣き止まず、1時間近く布団の上で暴れるように泣くことも。私も睡眠が取れずにイライラしてしまいました。
静かに泣き続ける娘
2歳半の娘は眠りについて1時間ほどすると、シクシクと30分ほど泣き続きます。大声を出して泣くことはないのですが、声をかけても目を閉じたまま首を振るだけでこちらも悲しくなってしまいます。
息子が夜驚症(やきょうしょう)に
息子は赤ちゃんの頃からほとんど夜泣きがなく、手のかからない子だとずっと思っていたのに2歳過ぎから睡眠中に突然泣き叫ぶように! 病院に相談をしたら夜驚症(やきょうしょう)と呼ばれる睡眠障害の一種だとわかりました。夜驚症は子どもの脳の発達との関連が深く、ほとんどのケースが成長と共に治まっていくといわれましたが、大声を出して泣く息子の姿に困惑する毎日でした。
2歳の夜泣きはこうして乗り越えた! 先輩ママのオリジナル夜泣き対処法
先輩ママたちはどうやってつらい夜泣きを乗り越えたのでしょうか? その対処法をご紹介します!
夜泣きは脳が成長している証
「2歳前後の子供が夜泣きするのは、脳が新しく覚えたことを処理しているから」と友人からアドバイスを受けました。それからは息子が深夜に突然泣き出しても「よし、脳がアップロードされているんだ!」と考えるように。対処法というワケではありませんが、この思考になったおかげで夜泣きされても寝かしつけが苦痛じゃなくなりました。
あえてあやしませんでした
抱っこしてあやそうとすると起きてしまい寝かしつけが大変…。なのであえて少し放置して様子を見ることに。5分ほどすると泣き疲れたのか、自然に眠りについていましたよ。
夜泣きのたびに、一回リセット
目が覚めたときに真っ暗で混乱しているようだったので、一度完全に起こしていました。そして「今は朝じゃなくてまだ夜なんだよ、もう一度ねんねしようね」といって寝かしつけていました。
まとめ
ようやく終わったと思った夜泣きが2歳過ぎに突然再発したら、本当にショックですよね。ですが2歳児の夜泣きは様々な感情が発達しているからこそ起こるものもあり、成長の証だといえます。「ママに甘えたい」という気持ちや日中のストレスが原因の場合は、子供の気持ちを受けとめ、「ママに甘えたいんだね」「今日はつらかったね、大変だったね」などと共感してあげることで、落ち着くこともあります。適度に息抜きをしながら2歳児の夜泣きを乗り越えてくださいね。