ガラガラやラトルは赤ちゃんの初めてのおもちゃに最適! おすすめ10選
目次
赤ちゃん用のガラガラってどんなおもちゃ? 効果は?
ガラガラは振ると音が鳴る赤ちゃん向けのおもちゃで、英語ではラトルと呼ばれています。ガラガラには、赤ちゃんの五感を刺激して成長を促す効果が期待できます。ガラガラの音を鳴らせば聴覚、握ったり触れた時には触角、ガラガラを目で追った時には聴覚などが刺激されます。生後間もない赤ちゃんの視力は0.1以下と低いのですが、明暗の認識から始まり少しずつ色も認識するようになります。赤、青、黄などのはっきりとした色合いのガラガラを選んであげると、低月齢の赤ちゃんでも色を認識しやすいようです。
ガラガラの素材やつくりによっては歯固めのように使えるものもあります。ガラガラは五感を刺激するだけでなく、振ると音が鳴るという仕組みを理解することで、赤ちゃんの知的探究心を育むことにもつながります。
赤ちゃん用のガラガラはいつからいつまで遊べるの?
新生児の赤ちゃんも楽しんでくれるおもちゃです
手で持って振るタイプのガラガラは、パパママが振ってあげれば新生児の頃から遊ぶことができます。多くの赤ちゃんは新生児でも耳がよく聞こえているので、積極的に遊んであげましょう。赤ちゃんの手首や足首につけるタイプのガラガラは、低月齢の赤ちゃんでも手足をバタバタさせた時に音がなるので、1人でも遊ぶことができます。
赤ちゃんが生後3ヶ月~生後4ヶ月頃になると握力がついてくるので、自分でガラガラを振って遊べるようになります。ガラガラで遊ぶ期間にいつまでという決まりはないので、赤ちゃん自身が飽きるまで遊ばせてあげましょう。
赤ちゃん用のガラガラを選ぶ時のポイント
昔から定番の赤ちゃん向けおもちゃだったガラガラですが、様々なデザインがありますよね。気になるガラガラがあれば複数個用意してあげてもいいでしょう。
ガラガラの素材をチェック
現在流通しているガラガラの素材は、主に次の3つです。
樹脂製・プラスチック製
樹脂製・プラスチック製のガラガラには、鮮やかなデザインが多く、軽くて赤ちゃんが握りやすいのが特徴です。色鮮やかなガラガラでも無塗装の商品が多く、無塗装のガラガラであれば赤ちゃんが舐めてしまっても安心ですね。汚れても簡単に洗えるので衛生的なのも、樹脂製・プラスチック製のガラガラの嬉しいポイントです。
樹脂製・プラスチック製のガラガラは、固い素材のガラガラもあるので、赤ちゃんがガラガラを投げたり落とてケガをしないように注意しましょう。
布製
布製のガラガラは、軽くて肌触りが柔らかいので、赤ちゃんがガラガラを投げたり落としたりしてもケガをする心配がありません。布製のガラガラは、綿の中に鈴が入っているものが多く優しい音色が鳴るのも特徴です。月齢が低い赤ちゃんは夜中に起きてしまうこともあるので、そんな時は優しい音色が鳴る布製のガラガラだと近所迷惑を気にせず遊ばせてあげられますよ。布製のガラガラのほとんどが洗濯機や手洗いで洗浄できるので、お手入れも簡単で嬉しいですね。布製のガラガラが劣化した時に、布の繊維などを赤ちゃんが誤飲しないよう注意が必要です。
木製
木製のガラガラは、カタカタと優しい音がなり、木のぬくもりを感じることができます。デザインによっては塗装されている木製のガラガラも多いので、赤ちゃんにとって安全な塗料が使用されているかも確認しましょう。安全な品質のものであれば、木製のガラガラは歯固めにも向いています。木製のガラガラを水洗いをする場合は、カビが生えないように十分に乾かしましょう。
握るタイプか手足につけるタイプか
オーソドックスなガラガラといえば、握って振って音を鳴らすタイプですよね。赤ちゃんが自分でガラガラを握れないうちは、大人がガラガラを振って遊んであげましょう。赤ちゃんが自分でガラガラを握れるようになり自分で振って遊んでいる姿を見ると成長を感じますし、赤ちゃん自身もガラガラの仕組みを理解して遊ぶことで知能が発達します。握るタイプのガラガラには、歯固めとして使えるデザインのものなどガラガラ以外の機能がついているものもあります。
手首や足首につけるタイプのガラガラは、握る必要がないので赤ちゃんが低月齢のうちから自分で音を鳴らして遊ぶことができます。外出する時は、ガラガラを手足につけておけば失くしにくいですね。手足につけるタイプのガラガラは赤ちゃんが寝返りをするようになったら遊びにくくなるので、ねんね期に一番活躍するでしょう。
赤ちゃんが舐めたり口に入れても安全か
ガラガラに限らず、赤ちゃんは手にしたものを舐めたり噛んだりします。おもちゃを選ぶ時は、赤ちゃんが口に入れても安全なものを選んであげましょう。現在日本で流通しているおもちゃの約7割には、おもちゃに対する安全基準を示す「STマーク」がついています。STマークとは、機械的安全性、可燃安全性、科学的安全性から成るおもちゃの安全基準を満たしたおもちゃにつけられるマークのことです。海外のおもちゃには、欧州連合の法律に基づいた「製造物製造基準」に適合していることを示す「CEマーク」がついたおもちゃもなどがあります。おもちゃ選びに迷った時は、STマークがついているかどうかも選定の基準にすると安心ですね。
木製のおもちゃなど塗料が使われているおもちゃは、使用している塗料が安全なものか表記してあるものが望ましいでしょう。赤ちゃんが口に入れる可能性が高いおもちゃは、「食品安全基準」をクリアしているものだとより一層安心です。
ガラガラが重すぎず遊びやすいか
ガラガラは、赤ちゃんにとって持ちやすい重さであることが大切です。ガラガラが重たいと赤ちゃんが遊びにくいだけでなく、投げたり落としたりした時にケガに繋がる可能性があります。100g前後の重さのガラガラであれば、赤ちゃんも無理なく持てて安心です。
お手入れしやすく清潔に保ちやすいか
赤ちゃんはガラガラを舐めたり噛んだりすることが多いので、簡単に洗えるものだとパパママのお手入れも楽になります。ガラガラを洗ったあとはしっかり乾かすことも忘れないようにしましょう。ガラガラは小まめに洗浄して、赤ちゃんにはなるべくきれいなガラガラで遊ばせてあげましょう。
ガラガラのおすすめ5選
赤ちゃんにおすすめのガラガラをご紹介します。
おすすめのガラガラ1:オーボールラトル
素材:樹脂、プラスチック
対象月齢:新生児~
カラカラと軽やかな音が鳴るボール型のラトルです。米国材料試験協会の玩具の安全基準をクリアした素材が使われています。穴がたくさんあいているので、赤ちゃんが握って振りやすいです。ボール型なので転がして遊んでも楽しいですね。
おすすめのガラガラ2:mikihouse くまちゃん*うさちゃんのラトル
素材:樹脂(本体)、布(カバー)
対象月齢:新生児~
ガラガラといったらこの形と思わせるようなオーソドックスな形状の樹脂性のガラガラに、かわいい布のカバーがついています。揺らすと優しいチャイムの音が鳴ります。汚れたら布のカバーだけはずして洗えるので、パパママも楽にお手入れできます。
おすすめのガラガラ3:ベビラボ らくらくにぎれる♪はじめてラトル
素材:布
対象月齢:新生児~
人気キャラクター、アンパンマンの布製のラトルです。持ち手は赤ちゃんが握りやすいママの小指ぐらいの太さです。
おすすめのガラガラ4:エデュテ 3リングラトル
素材:木
対象月齢:生後6ヶ月~
口に入れても安全な塗料で塗装された木製のシンプルなラトルです。振るとカタカタと素朴な音がし、4つのリングで遊ぶことで赤ちゃんの指先の運動にまなります。歯固めとしても使えそうですね。
おすすめのガラガラ5:わたぼうし リストガラガラ ライオン
素材:布対象年齢:新生児~
オーガニックコットン100%のパイル生地が赤ちゃんの肌に優しい、手足につけるタイプのガラガラ・ラトルです。素朴なライオンのデザインがかわいく、振るとかわいらしいい鈴の音が鳴ります。
赤ちゃん用のガラガラアプリを紹介
外出先などで赤ちゃんがぐずってしまった時に、スマートフォンやタブレットで遊べるガラガラのアプリがあります。
がらがら
数種類のガラガラのデザイン・音色を楽しめるアプリです。アプリを起動するとスマートフォンやタブレット端末の画面上でガラガラのイラストが動き、音が鳴り続けます。端末を振ると赤ちゃんの笑い声が流れ、画面をタッチすると効果音と共に星のアニメーションが出て赤ちゃんを喜ばせてくれます。
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ガラガラを手作りしてみよう
身近にある材料からこだわりのデザインのものまで、ガラガラ・ラトルは手作りすることもできます。
ペットボトルのガラガラ
空の清潔で中が乾いているペットボトルを用意しましょう。ペットボトルの中に、砂やお米、ビーズや鈴など、音が鳴りそうな素材を入れます。ペットボトルに蓋をした状態で振り、納得のいく音色が鳴ったら完成です。赤ちゃんがペットボトルの中身を誤飲しないよう、ペットボトルの蓋を閉めた後にビニールテープや布テープを2~3周巻いて補強しておくと安心です。
おすすめ手作りキット
オーガニックコットンの生地は既に裁断してあるものが入っているので、裁縫が苦手な人でもとりかかりやすいキットです。くまとうさぎの素朴なデザインがかわいいですね。
まとめ
ガラガラは、赤ちゃんのおもちゃの定番です。パパママが赤ちゃんに用意したり、出産祝いに贈る機会もあるかもしれません。その時に、数あるガラガラの中から納得のいくものを選べるといいですね。