エルゴの抱っこ紐は新生児から使えるの? 人気のインファントインサートの使い方とよくある悩みについて
目次
エルゴの抱っこ紐とは?
赤ちゃんを迎える準備をしているママにとって、『エルゴ』は良く耳にする言葉ではないでしょうか。『抱っこやおんぶで赤ちゃんを身につけるように一緒にいたい』というママの思いから誕生した、ハワイはマウイ島発のブランドです。その中でも特に評判が高いのがベビーキャリア(=抱っこ紐)です。
抱っこされる赤ちゃんは快適に、抱っこするパパママには負担を少なく、という嬉しい仕様に作られています。その抱っこ紐を指して『エルゴ』または『エルゴベビー』という呼び方をすることが、新しい育児用語になりつつあるほどの人気ぶりです。
エルゴの抱っこ紐はいつから使えるの?
エルゴの抱っこ紐は新生児から使用することができます。公式サイトの中でも明記されていますが、エルゴの抱っこ紐は体重が3.2kg・身長が50.8cmからの使用を推奨しています。赤ちゃんがその体重、身長になってから使用するのが安全です。また、首が完全にすわる生後6ヶ月ごろ(体重は7.8kg)までは、赤ちゃんと向かい合うようにする『対面抱き』を推奨しています。
エルゴの新生児用インファントインサートとは
エルゴの新生児用インファントインサートは、新生児から赤ちゃんの首が完全にすわるまでの間にエルゴと一緒に使用する補助具です。安定しない赤ちゃんの頭部と首を支えつつ、背骨のカーブに寄り添って包み込み、エルゴの中の赤ちゃんをしっかりとサポートします。こちらも公式サイト内にて必ず使用するよう注意喚起されていますので、新生児にエルゴを使用する際には一緒に用意しましょう。
エルゴの新生児用インファントインサートの種類
新生児用インファントインサートには、ⅡとⅢの二種類があります。それぞれの違いはどこにあるのでしょうか。
新生児用インファントインサートⅡ
新生児用インファントインサートⅢ
エルゴのインファントインサートⅡとⅢの違いとは
インファントインサートⅡは『新生児対面抱き』用のインファントインサートです。ちょうど新生児のお腹あたりにストラップが来るようになっており、首がすわるまでの間に使用する専用の補助具です。特徴として、赤ちゃんが胎児のときのような自然な姿勢で頭部と首を支えます。一方インファントインサートⅢは、体重3.2kgからの新生児用インサートです。専用設計された形状が、カーブした背骨からM字型に縮めた足までそのまますっぽりと支えます。
エルゴのインファントインサートの使い方
インファントインサートは必ずエルゴの抱っこ紐と一緒に使用します。詳細の使い方は以下のとおりです。
- 使用前にバックル、ストラップ、ベビーウエストベルトの異常、破れ・ほつれがないかを確認します。
- まずは、赤ちゃんをインファントインサートに固定します。シートアジャスターを黒いボタンに取り付け、インファントインサートの上にベビーウエストベルトを載せます。
- 赤ちゃんのおしりとボトムサポートクッションの位置を合わせます。
- 赤ちゃんのお腹の前でベビーウエストベルトを巻き、バックルをループに通してからスワドロストラップを留めます。
- 次に、抱っこ紐をママの体に取り付けます。ウエストバンドをおへその高さに固定し、着脱テープ、ウエストストラップを留めます。
- 体に合わせて肩側のストラップの長さを調整し、キャリアアタッチメントのスナップボタンを外します。
- 最後に赤ちゃんを抱いていきます。インファントインサートで固定した赤ちゃんを体の斜め前で抱き、ベビーウエストベルトのバックルをキャリアアタッチメントのバックルに留めます。
- キャリアアタッチメントのスナップボタンを留め、肩にストラップを掛けて抱っこ紐を赤ちゃんに覆いかぶせます。
- 首の後で胸ストラップのバックルを留め、長さを調整します。更に肩ストラップの長さも片方ずつ調整し、赤ちゃんが自然な座り姿勢を取れているか確認します。
※無理に足を出す必要はありません。
次のページではエルゴのインファントインサートでよく耳にする悩みと偽物の見分け方をご紹介します。