子供の靴はどう選ぶ? 1歳児、2歳児、3歳児で年齢ごとのサイズ選びのポイント!
子供の靴選びが大切な理由
靴選びが子供の足や身体の成長に影響する
子供の成長は早いので、長く使えるように少し大きめのサイズを選んではいけないの? 思ったことがあるパパママはいるのではないでしょうか。子供の足のサイズに合っていない靴を履かせると、歩きにくかったり、疲れやすくなる原因になります。子供の足はほどんとが軟骨でできているので、サイズが小さすぎる靴や大きすぎる靴を履いていると、指が曲がってしまったり、浮き指や外反母趾になるリスクも高まります。そうなってしまうと、子供が歩いたり走ったりする時に、足に痛みを伴い、運動能力や生活にも支障が出てきてしまうのです。
子供の足のサイズに合った靴より約1cm大きな靴は、大人にとって3〜4サイズ大きな靴を履くことに相当します。そんなに大きな靴だと、大人でもまともに歩くことができませんよね。子供が元気に健康で過ごせるためにも、パパママが子供の足のサイズに合った靴を選んであげることが大切なのです。なお、子供用の上履きについては別記事で選び方をご紹介しています。よろしければ、こちらもご覧ください。
子供の靴選びで知っておくべきこと
子供の靴選びでパパママに知っておいて欲しいことをご紹介します。
子供の足は成長が早いので3~4ヶ月ごとにサイズを確認する
子供の身長体重は保育園や幼稚園でも定期的に測ることが多く、子供の成長を感じやすい部分ですよね。けれど、子供の足のサイズはなかなか測る機会がありません。特に3歳くらいまでの子供の成長は早く、足のサイズも同じです。子供の足に合う靴を履いているのかを、だいたい3~4ヶ月ごとに確認するようにしましょう。長い間同じ靴を履いていると、気づかないうちに子供の足が大きくなり、靴が小さくなっていることもあります。
子供は、靴のサイズが合っていないことで歩きにくかったり、足に違和感があることをまだうまく言葉で伝えることができません。子供の足の指が曲がったり、外反母趾になってしまい子供に痛い思いをさせないためにも、定期的に子供の足のサイズと今履いている靴のサイズが合っているのかを確認するようにしましょう。子供靴の専門店の中には無料で子供の足をサイズを測ってくれるところもあります。大手のショッピングモールなどに行けば、そういったお店も入っているかもしれません。そんなサービスを利用しながら、子供にあった靴を探してみてください。
子供の足の形には個人差がある
子供の足の形は、甲の高さや幅、足の指の長さ、土踏まずの形成、肉付きなどでそれぞれ違います。靴によっても、甲の高さ、つま先、かかと、靴底が違うため、子供の足に合う合わないがあリます。メーカーによっては同じサイズ表記でも靴の大きさや形が異なる場合もあります。
子供の靴を選ぶ時は、お店で足のサイズを測ってもらい、試しばきで靴を両足で履いてみるようにしましょう。お店に行けば「このメーカーは細身で、このメーカーは甲が高い」など、実際に子供の足を見てアドバイスをしてくれます。同じメーカーの靴でもシリーズが違うとサイズ感が異なることがあるので、実際に購入したいと思った靴は子供に履かせてサイズが合っているかを見るようにしましょう。
購入前は子供の足のサイズの計測や試着をするのがおすすめ
「子供の靴選びが大切な理由」でも少しお話しましたが、靴を選ぶ時には子供の足のサイズの計測や試着をするのがおすすめです。子供向けに工夫されている靴でも、それぞれの足に合ったものでないと意味がありません。
子供に靴を試着させる時、まずは子供の足のサイズを測り、5〜10ミリほど大きいサイズの靴を選びます。この時、左右で足のサイズが違う場合は長い方に合わせます。次に両足靴を履き、かかとで床をトントンと叩いてかかとを合わせます。立った状態でつま先にゆとりがあるか、指先が自由に動くかなどをチェックし、実際に歩かせてみた時にぶかぶか過ぎて脱げないか、自然に歩けているかなどをチェックします。靴と赤ちゃんのかかとを合わせた状態で、指先に7〜10ミリのゆとりがあるものを選ぶと良いですよ。
1歳児、2歳児、3歳児で年齢ごとの靴選びのポイント!
1歳児、2歳児、3歳児の年齢ごとに靴選びのポイントをご紹介します。
1歳頃:よちよち歩き
1歳でまだよちよち歩きの頃は、土踏まずが形成されていません。子供が1歳頃の靴選びは、骨が正常に発達するようなもの、転びにくいものを選ぶことがポイントです。
1歳児の赤ちゃんの靴の素材は足に馴染みやすい柔らかいものを選んであげましょう。1歳頃でよちよち歩きの赤ちゃんは、まだ上手に歩くことができません。そのため。靴底の硬さは硬すぎないもので、前3分の1あたりで曲がるものが歩きやすいです。赤ちゃんの足首保護のためにハイカットの靴もおすすめです。
1歳〜2歳頃:とことこ歩き
1〜2歳頃は歩くのがだいぶ上手になり、とことこ歩きを始める時期です。この頃の赤ちゃんは、沢山動き回るようになってくるので、靴が脱げにくいものを選ぶことがポイントです。また、靴が衝撃をきちんと吸収してくれたり、滑りにくいゴム底のものが良いでしょう。赤ちゃんがよちよち歩きの時と同じく、履いてかかとを合わせた状態で、指先に7〜10ミリのゆとりをもたせた靴を選びましょう。
2歳〜3歳頃:走り回ったり飛び跳ねる
子供が2歳〜3歳頃で、さらにスムーズに歩くことができるようになると、元気に走り回ったり飛び跳ねたりすることが増えてきます。運動量が増えて汗をかきやすいため、靴の通気性が良いかもチェックしてみましょう。水虫などの病気を防ぐために、靴をこまめに洗って清潔に保つことも大切です。
2歳〜3歳頃の子供は活発なので、沢山動いてたくさん汚れるため、靴の素材は丈夫なものや洗いやすいものを選ぶと良いでしょう。また、2歳〜3歳頃になると何でも自分でやりたい! と子供の主張が激しくなります。2歳〜3歳頃の靴を選ぶ時は、子供が自分で履いたり脱いだりしやすいマジックテープの靴や、子供でも履きやすいように口が大きく開くタイプの靴がおすすめです。
まとめ
子供の足はすぐに大きくなるのでせっかく購入した靴も3〜4ヶ月でサイズアウトしてしまうこともよくありますよね。すぐ買い換えることになるとちょっと勿体無い気がしてしまいますが、子供の成長のためにも定期的に靴のサイズを確認して、子供の足に合った靴を選んであげるようにしましょう。