スポンジワイプが人気な理由とは? キッチンやテーブル、アウトドアでの使い方とおすすめを紹介
目次
スポンジワイプとは?
スポンジワイプは北欧発祥のキッチングッズで、日本の布巾のような使い方をするアイテムです。スポンジワイプはセルロースという素材とコットンを組み合わせて作られていて、吸水性の良さが最大の特徴です。海外ではスポンジクロスやセルロースクロスと呼ばれ、世界中で大人気です。通常の布巾には見られないようなおしゃれなプリントや、シンプルな無地のものまで、デザイン性に富んでいるのもスポンジワイプの特徴です。
スポンジワイプの使い方
吸水性や耐久性に定評のあるスポンジワイプですが、実際どのように使われているのでしょうか。スポンジワイプは、主にキッチンや洗面台まわりなどの水気の多い場所で使用するのに適しています。そのままではスポンジワイプは固く、段ボールのような質感ですが、濡らすと厚みと弾力が出てスポンジ状になるため、少し絞って拭き上げなどに使用するのがベーシックな使い方です。この他にもたくさんの活用法があるため、後程紹介させていただきますね。
スポンジワイプのここが好き(メリット)
それではスポンジワイプが人気となっている理由をご説明します。
- 吸水性・耐久性が抜群に高い
- デザインが豊富で、北欧調のおしゃれなものが多い
- 固く絞らなくても水が垂れてこない
- 片手で絞ることができるので、もう片方に物を持っていても楽に扱える
- 活躍の場面が多彩
- 速乾性にも優れていて衛生的
- 煮沸消毒が可能で手入れが簡単
- 酸素系漂白剤で漂白可能
- セリアやキャン★ドゥなどの100均でも手に入る
- 100%天然素材で資源に還りやすくエコにも貢献できる
このように非常に多くの魅力があります。
スポンジワイプのここがちょっと(デメリット)
多くの利点を持つスポンジワイプですが、いくつか弱点も存在します。続いてはデメリットについてご紹介します。
- 乾いている状態だと固くてゴワゴワなので、畳んで収納するのが難しい
- 基本的にはハイターなどの塩素系漂白剤での消毒ができない
- 完全に乾いた状態では高い吸水性は発揮できず、何かを拭き取る際は一旦全体を濡らす必
- 要があるため、すぐに使えないことがある
- 乾かし方が少し難しい(変形したり、しわしわになったりと見た目が悪くなりがち)
- ニトリやイケアなどの量販店ではあまり見かけない
乾いた状態や乾かし方に対し不満の声が聞かれます。これらはセルロースの性質上仕方がありません。吸水力などのメリットを生んでいるのもセルロースの性質であるため、そこはそういうものだと納得するしかありませんね。
スポンジワイプはこんな使い方もできる
スポンジワイプは非常に汎用性が高く、さまざまな活用方法があります。それでは具体的な活用方法を見てみましょう。
スポンジワイプの使い方1:キッチンやダイニングテーブルの拭き上げ
スポンジワイプのベーシックな使用方法として、キッチンやテーブルの拭き上げという用途があります。少し絞った状態で使用するのが一般的です。吸水性が高いので飲み物などをこぼしたときにも活躍します。
スポンジワイプの使い方2:食器洗いや野菜洗い用スポンジとして
スポンジワイプは濡らすと弾力が出るため食器を洗うのにも適しています。好きな大きさにカットして使えるのも嬉しいですね。
スポンジワイプの使い方3:食器の水切りマット
キッチンをすっきりさせたい方に人気なのが、洗った後の食器を置いておくマットとしてスポンジワイプを使う方法です。見た目のスタイリッシュさだけでなく、水垢やヌメリの掃除といった手間からも解放されるため定番化してきています。
スポンジワイプの使い方4:まな板のすべり止め
まな板やおろし金など、使用中に滑って動いてしまう調理器具の下にスポンジワイプを敷き、すべり止めとして使う方法もあります。包丁を研ぐときに砥石の下に置くのにも適しています。
スポンジワイプの使い方5:鍋敷きとして
スポンジワイプは耐熱性にも優れているため、鍋敷きとしても使用可能です。調理後の鍋をちょっと置いておきたいときや、スキレットなどをそのまま食卓に出したいときにも活用できます。デザインが良いので食卓に並んでいても華やかですね。
スポンジワイプの使い方6:ランチョンマット・ティーマット
スポンジワイプは、そのまま食卓でも違和感なく使用できます。ランチョンマットやティーマットとして華を添えるだけではなく、こぼした水分をキャッチしてくれる性能も活かせます。
スポンジワイプの使い方7:コースター
好きな大きさにカットできる特性を活かして、スポンジワイプをコースターとしても使用できます。冷たい飲み物や、デキャンタの下に置くのに最適です。ランチョンマット同様テーブルウェアとしても楽しめますね。
スポンジワイプの使い方8:おしぼり
少し濡らして丸めて食卓にセットすれば、スポンジワイプはおしゃれなおしぼりとしても大活躍します。しっかり手を拭くこともでき、テーブルコーディネートも決まるので来客時にも重宝します。
スポンジワイプの使い方9:洗面台やトイレ・風呂の掃除
水まわりでマルチに活躍するのがスポンジワイプの利点です。カビや水垢防止のために水滴を拭き取ったり、掃除用のスポンジとして使ったりする方法もあります。
スポンジワイプの使い方10:石けん置き
スポンジワイプは石けん置きとしても活用できます。そのまま置いておくと湿気でドロドロしたり雑菌が繁殖したりするリスクがありますが、スポンジワイプの上に置いておくことで衛生的に管理できます。見た目にもスマートですよね。
スポンジワイプの使い方11:植木鉢の下敷きに
少し珍しい活用法ですが、植木鉢の下にスポンジワイプを敷くという使い方もあります。大量に水をやる植物には不向きですが、観葉植物などに使うと水やりの際に多少こぼれても安心です。インテリアのアクセントにもなるため、普通の配置に飽きてきたときにも良いですね。
スポンジワイプの使い方12:ペットのケア
動物のシャンプー時に体の拭き上げにスポンジワイプを使ったり、エサの皿や水飲み場の下に敷いたりと、ペットのお世話とも好相性です。
スポンジワイプの使い方13:アウトドアのお供に
キャンプやスノーボードなどのアウトドアで、テントやウエアをを片付ける際、水分が残っていると錆やカビの原因になりますが、スポンジワイプがあれば簡単に手早く拭くことができます。薄くて軽いため、持ち運んでも邪魔にならないのも嬉しいですね。
スポンジワイプの使い方14:加湿グッズとして
意外な使い方ですが、スポンジワイプを加湿器として使う方法もあります。水分をたくさん含ませても垂れないので、部屋に吊るしても濡れる心配がありません。コンパクトにたくさんの水分を保持でき、非常に手軽な加湿器になります。
スポンジワイプの使い方15:飾って楽しむ
スポンジワイプにはおしゃれなプリントのものが多いため観賞用として飾ってしまうのもおすすめです。スポンジワイプ自体の個性が強いので、シンプルな額に入れるだけでも立派なインテリアグッズになります。額に入れずにそのまま飾っても、ナチュラルな雰囲気で素敵ですね。
スポンジワイプのおすすめ5選
マルチに使えるスポンジワイプですが、具体的にどんな商品があるのでしょうか。それではスポンジワイプのおすすめ5選をご紹介します。
イーオクト e.スポンジワイプ
日本でスポンジワイプと言えばイーオクトというくらい定番のメーカーです。スポンジワイプという名称を生み出したメーカーでもあり、迷ったらイーオクトを選んでおけば間違いありません。初めてのスポンジワイプにもおすすめです。
katakata
味わいのあるイラストや模様が魅力のkatakata。日本人によるデザインで、どことなく日本の染め物のような雰囲気も漂う個性的なプリントが特徴です。おしゃれにもこだわりたい方におすすめです。
ムーミン谷の仲間たち
こちらは色使いや模様の配置がいかにも北欧という雰囲気で、家事が楽しくなりますね。キャラクターものでも子供っぽくならないのがムーミンシリーズの良いところ。こちらもイーオクト製品ですので、手に入りやすく品質も間違いありません。
ブリッツ
ドイツ生まれのブランド、ブリッツのスポンジワイプです。大判サイズで広範囲の掃除も楽に行えます。無地デザインで世代を問わず利用者が多く、コストパフォーマンスが良いのでお得感重視の方におすすめです。
モアジョイ
フィンランド生まれのモアジョイは、カラフルでありながらもナチュラルな風合いが特徴です。ベーシックなサイズで使い勝手も良く、世界中から人気を集めています。
一度使ったら手放せなくなる
スポンジワイプには活用法の多さや扱いの簡単さ、デザインの多彩さなどたくさんの魅力があります。さまざまな家事ストレスから解放してくるため、一度その良さを体験すると「もう普通のスポンジや布巾に戻れない」という声がとても多いアイテムなのです。
まとめ
多くの人が、少しでも簡単に済ませたいと思っている毎日の家事。スポンジワイプは、家事の時短と負担軽減を実現してくれます。また最近は、家事グッズや掃除道具もインテリアの一環として楽しんでいる人が多いですよね。おしゃれさと便利さを兼ね備えたスポンジワイプは、そんなこだわり派の人も納得のアイテムです。たくさんの魅力が詰まったスポンジワイプで、是非家事を楽しく簡単にしてみてくださいね。