骨盤矯正クッションが痛い理由。正しい選び方とタイプ別のおすすめ10選
産後の骨盤ケアや、腰痛・猫背に悩んでいるママに人気の骨盤矯正クッションですが、使用中に痛みを感じることはありませんか？そんな方は選び方や使用方法を間違っているのかもしれません。そこで、骨盤矯正クッションの正しい選び方やタイプ別のおすすめアイテムをご紹介します。
目次
骨盤矯正クッションについて
妊娠・出産を終えて骨盤の歪みが気になり骨盤矯正クッションの購入を検討しつつ、どんな効果を得られるか気になっているママも多いと思います。骨盤矯正クッションの特徴と効果をチェックしてみましょう。
骨盤矯正クッションの特徴
「整体院に行って骨盤矯正したいな」とは思っても、子供を預けて外出する事は簡単ではないですよね。整体院は健康保険は適用外で、料金も安くありません。また、一度の施術では治らないので複数回通う必要があり気軽に行くのは難しいところです。
骨盤矯正クッションは座ることで骨盤の歪みの原因となる姿勢の悪さを、背骨がすっきりと伸びた正しい姿勢に導いてくれます。育児と家事でどうしても家にいることが多くなるママには、骨盤矯正クッションなら家にいながら自分のタイミングで簡単に使用することができるのでおすすめです。骨盤矯正クッションを使うことでいつものイスが健康グッズに変身します。
骨盤矯正クッションの効果
家で育児や家事の合間に気軽に使用できる骨盤矯正クッションは、ママが普段抱えている体の悩みを緩和してくれるかもしれません。どのような効果が得られるか確認してみましょう。
産後ママの姿勢サポート
出産後、骨盤は数ヶ月かけて元の位置に戻ろうとしますが、その時に姿勢を左右対称にすることが大切です。姿勢が悪いと見た目も良くないですし、背骨は神経の通り道のため背中が丸まってしまうと神経が圧迫されて身体的にもデメリットばかりです。肩こりや頭痛、全身の倦怠感などのほかイライラしたりやる気が出ないなど、精神的な不調となって現れることもあります。正しい姿勢で座るポイントは「骨盤を立てて座る」ことです。骨盤が立つと背骨はきれいなS字カーブになり疲れにくくなります。姿勢が悪い人は座った時に骨盤が倒れた状態になってしまいますが、骨盤矯正クッションを使うと自然と骨盤が立った正しい姿勢を作ることができます。
産後ママの腰痛ケア
出産後は体に様々なトラブルを抱えるママが多いと思います。腰痛は産前産後のホルモンの影響や姿勢の変化が主な原因で、疲労と並んで最も訴えが多く産後6ヶ月経過しても半数近くのママが悩んでいます。産後は骨盤体操がおすすめという話も聞きますが、日々授乳や夜泣きなど育児を行いながら家事もこなす中で、なかなかできないのが現状ですよね。
腰痛は日常生活が制限されてしまう場合もあり、体力や筋力が低下してさらに腰痛が起きるという悪循環になってしまいます。また腰痛は産後うつにも悪影響を及ぼしたり、産後に休職を強いられる原因になるとも言われているので、改善することはとても重要です。骨盤矯正クッションはいつも座っている床やイスに置いて腰かけることで、骨盤と姿勢をが安定し腰の負担を軽減します。毎日忙しい中でちょっとひと休みと座る時に、腰痛のケアになるのはとても嬉しいですね。
産後ママの猫背ケア
妊娠中はお腹の赤ちゃんの重みで後ろに反り返るような姿勢になりやすく、猫背になるママが多いですが、さらに産後悪化してしまう要因がたくさんあります。授乳する時、おむつ替えをする時など赤ちゃんに接する姿勢は気づくと前かがみで背中が丸まってしまいます。猫背になると脊柱の自然なS字状の曲線が崩れてしまい、首や肩に負担がかかることで頭痛や肩こりなどの症状も出てきます。吐き気やめまいなど日常生活に支障をきたしてしまう場合もあるので、日頃の予防が大切です。骨盤矯正クッションは長時間座っていても疲れにくく、正しい姿勢を保ちやすいので猫背のケアとしてもおすすめです。
骨盤矯正クッションが痛い時
独自の形状で座っている時に正しい姿勢に導いてくれる骨盤クッションですが、使用すると痛みを感じてしまう方もいます。痛みがあるとかばう為に余分な力が入ってしまってリラックスできませんし、姿勢が歪んでしまう事もあります。骨盤矯正クッションを使えば長時間座っていても楽なはずなのに、痛みが生じてしまう原因をチェックしましょう。
体に合わない骨盤矯正クッションを使っている
骨盤矯正クッションのほとんどはサイズ展開はありません。骨盤が開いてしまってお尻が大きくなってる方や、逆にとても小さい方は残念ながら体に合っていないクッションを使用している可能性があります。お尻と骨盤の大きさには個人差があるのでサイズが合わず逆効果にならないように、骨盤矯正クッションのサイズをチェックしてみてくださいね。
骨盤矯正クッションの使用方法を守っていない
姿勢を正しく座るポイントの「骨盤を立てて座る」ためには、骨盤が左右水平である必要があります。適当に腰掛けてしまうと骨盤矯正クッションを使用する意味がなくなってしまうので、坐骨が左右均等に当たるようにしっかりと深く腰をかけましょう。腰部ヘルニアや腰や背中に疾患がある方は使用しないでくださいと記載がある商品もあるので、注意事項には事前に目を通しておきましょう。
骨盤矯正クッションの選び方
骨盤矯正クッションの特徴や効果を理解すると、欲しい！という欲求は高まってきますよね。たくさんの商品が出回っていますが、選ぶ際のポイントを見てみましょう。
過大な広告に気をつける
商品を購入する時はより質の高いもの、できれば価格の安いものを求めますよね。販売者側はそんな消費者の期待に応えるために、商品とサービスの向上に力を入れ安く販売できるように努力してくれています。「景品表示法」という消費者が安心して良い商品やサービスを選べる環境を守るために作られた法律があります。しかし、残念ながら商品の品質や効果を、実際よりも良いものに思わせる「誇大広告」は存在します。骨盤の歪みがすぐ治るなど、過度な効果を謳っている商品は購入しないように気をつけましょう。
形状が崩れにくい骨盤矯正クッションを選ぶ
骨盤矯正クッションは数回・数日の使用ですぐ効果が出るものではないので、長期的に使っても形状が崩れにくいものがいいですね。ウレタン素材は耐久性があり、ほどよい弾力性でクッションやマットレスとして人気です。低反発ウレタンはゆっくり沈み込み、ゆっくり体圧を分散し腰への負担を軽減してくれ長時間使用におすすめです。体を沈み込ませすぎず支えてくれる高反発ウレタンと2種類を当たる部位によって使い分け、骨盤を包み込んでくれるタイプもありますよ。優れた強度を持つプラスチック素材が使われているシートタイプも、型崩れしにくく人気です。
シートタイプの骨盤矯正クッションおすすめ5選
シートタイプの骨盤矯正クッションは背もたれが付いているので、腰回りもサポートしてくれて正しい姿勢を長時間維持しやすいですよ。おすすめの商品を特徴と合わせて紹介します。
MTG ボディメイクシートスタイル
カイロプラクティックに着目しそのノウハウをヒントに作られ、腰を正しく支えて座る姿勢を整えてくれます。カイロプラクターの手をイメージしたなめらかな流線型のデザインが、見た目にもおしゃれです。
Ori-Back 姿勢トレーニングチェア
人間工学に基づいた構造で、座るだけで自然に正しい姿勢になるよう設計されています。折り畳むことができるので、収納や持ち運びに便利です。クッション部は着脱可能で水洗いで清潔に保てます。
p!nto 正しい姿勢の習慣クッション
年間300件以上の採型を行ってきた作業療法士が開発したクッションで、2019年にはドイツデザイン賞を受賞しました。お尻・骨盤・肋骨・足を支え、快適な座り心地で良い姿勢を保つことができます。
MTG スタイルアスリート
カイロプラクティックの理論に基づいた機能と設計で、正しい姿勢をサポートしてくれます。普段から体のバランスにこだわるトップアスリートとの共同開発によって生まれた商品です。
MTG スタイルプレミアム
カイロサポートシステムで腸骨を左右から支え、骨盤が立った理想的な姿勢に導いてくれます。より体の負担を軽減させるため低反発・高反発と異なる2種類のウレタンで、心地良さも兼ね備えたシートです。
チェアータイプの骨盤矯正クッションおすすめ5選
チェアタイプの骨盤矯正クッションは、持ち運びがしやすいので自宅やオフィスのほか、車でも使えるタイプもありますよ。おすすめの商品を特徴と合わせて紹介します。
メイクヒップスベーグルクッション
左右に傾斜がついているクッションで、座ると左右からぎゅっとお尻を押されている状態になります。折り畳むことができ、枕として使うこともできます。
コジット らくちん美尻クッション
座ると両サイドの膨らみで内側に力が加わり、斜め設計で安定感のある正しい姿勢をサポートしてくれます。低反発ウレタンで疲れにくく、ベロア生地で肌触りも良いクッションです。
IKSTAR 第四世代ヘルスケア座布団
U型の低反発クッションで、痛くなりがちな尾てい骨を優しくケアしてくれます。人間工学に基づいて設計した形でお尻や太ももの形状にフィットし、圧力が分散され快適な座り心地です。
メイダイ 勝野式座るだけで骨盤キュッとクッション
低反発・高反発・硬質ウレタンの立体3層構造で、優しくお尻を包み込み骨盤周りを引き締めてくれます。坐骨の形を考慮した穴が空いてて負担が軽減され、長時間でも快適に座れます。
福辻式骨盤スタンド
骨盤本来の位置を立体的に再現し、適度な弾力で座り心地が良く正しい姿勢に補正してくれます。座面の3つの穴はゴリゴリ当たりやすい坐骨・尾てい骨が入り痛みを解消する設計になっています。
まとめ
産後ママは腰痛や肩こりなど体の悩みを抱えがちですが、姿勢の悪さを改善することで緩和できることがあります。育児と家事で忙しい毎日ですが、自宅にいながら気軽に使用できる骨盤矯正クッションで正しい姿勢を目指しましょう。
