赤ちゃんに手押し車は必要? 選び方と人気のおすすめ商品紹介
目次
赤ちゃんに手押し車は必要? いつ用意すればいい?
手押し車は、赤ちゃんが歩くことに興味を持つためのものです。必ずしも必要なものではありませんが、歩く楽しさを感じさせるのに役立ちます。手押し車には赤ちゃんが興味をもつ楽しい仕掛けが満載です。指を動かしたり音を聞いたりすることで、五感を刺激しさまざまな感性を養えます。また、歩くためにはバランス感覚や足の力が必要になります。手押し車を使うと、それらを赤ちゃん自身が楽しみながら身につけることができるのです。
つかまり立ちを始める生後11ヶ月頃に手押し車を用意する
赤ちゃんが手押し車を使うためには、まずつかまり立ちができるようになる必要があります。赤ちゃんがつかまり立ちを始めるのは一般的に生後11ヶ月頃とされています。手押し車をいつまで使ってくれるのかについては子供によって個人差があるので一概には言えません。つかまり立ちやつたい歩きをせず、よちよち歩きができるようになれば、手押し車を使う機会は少しずつ減ってくるでしょう。
手押し車を適切に使わないとデメリットも
手押し車には、使用方法によってはデメリットがあります。手押し車の適切な使い方や、赤ちゃんの発達を促す使い方を知っておく必要があるでしょう。
手押し車での事故やケガの危険性
手押し車は、誤った使い方をすると事故の原因になってしまいます。屋内使用と記載のあるものは屋外では使わない、対象年齢を守るなど説明書どおりの適切な使い方をしましょう。また、赤ちゃんは手押し車をうまくコントロールできないため、転倒の危険や、スピードが出すぎることがあります。スピードが出すぎて心配な場合は、スピード調整機能がついているものを選ぶと安心です。赤ちゃんがのびのびと練習できるように、少し広めのスペースを確保することも大切でしょう。
手押し車は騒音が響きやすい
タイヤの素材によっては騒音が気になることがあります。アパートやマンションの場合、タイヤにゴムがついているものを選んでみましょう。また、下の階への騒音防止のためにマットなどを敷いたり、時間制限を設けたりといった配慮が必要です。
赤ちゃん用手押し車の種類と機能
手押し車は、大きく分けると木製とプラスチック製の2種類があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
木製の手押し車
木製の手押し車は木のぬくもりがあたたかく、可愛らしい印象です。重みがあるため滑ったり、倒れたりしにくいのも特長で、天然木の安心感もあります。ただし、安定感がある一方で、重量が重く音が響きやすいというデメリットもあります。製品によっては、タイヤにゴムがついていて騒音や転倒防止が施されていたり、積み木つきなどのオプションがついていることも。
プラスチック製の手押し車
プラスチック製は屋外での使用や汚れに強いです。パーツを外すことができ、部品ごとに洗える点も特長となっています。アンパンマンやディズニーなどのキャラクターもの、音声やメロディーが出るものなど種類や機能が豊富です。
木製もプラスチック製も、どちらの手押し車もメリットがある
どちらの素材も、さまざまな機能や工夫により赤ちゃんの好奇心をかきたてるものが満載です。安全な機能として、スピード調整機能やハンドルロック、タイヤロックがついている手押し車もあります。タイヤにゴムがついている手押し車は、フローリングを傷つけず、下の階への騒音対策にもなります。折りたたんで収納できる手押し車は、しまう場所にお悩みの方におすすめです。また、牛乳パックや段ボールを使って手押し車を作る方法もあるので、興味のある方はチャレンジしてみるのも楽しいですよ。
赤ちゃんが楽しく遊べる! 手押し車の選び方
手押し車は、赤ちゃんが使うもの。安全な製品であることが一番ですよね。安全に楽しく遊ぶためには、どのようなものを選んだら良いのでしょう?
対象年齢にあった手押し車を選ぶ
手押し車は、主に生後9ヶ月~2歳くらいまでを対象としています。安全のためには対象年齢に合ったものを使いましょう。長く使いたい方は、伝い歩き~あんよ期まで使えるものがおすすめです。成長に応じてハンドルの高さを調整できるものや、形状が手押し車から乗り物タイプに変化するものも売られています。
STマークがついた安全性の高い手押し車を選ぶ
安全のためには、STマークがついている手押し車がおすすめです。STマークは「玩具安全マーク制度」と呼ばれ、1971年に玩具業界が玩具の安全基準(ST基準)を定めたものです。機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性による検査を受けた上で基準適合検査に合格したおもちゃにつけられます。海外製の手押し車の場合は、STと同様の基準をもつマーク、ASTMやCEというものが定められていますのでチェックしてみましょう。
また、STマークつきのおもちゃは、使用中に事故が起こった際の保障もある(規定された条件内)点が心強いです。
最終チェック!手押し車の選びのポイントおさらい
上記に挙げた他にも、安全性を考えた選び方のポイントがいくつかあります。
- 角が丸いものを選ぶ
- 指などをはさむ危険な箇所はないか
- 転倒防止機能がついているか
- 口にいれても安全か
- 屋外用の場合、タイヤのゴムが薄くないか
転倒防止ストッパーがタイヤの前後についているものや、適度に重みがあるものを選びましょう。木製は適度な重みがありますが、プラスチック製でもハンドルが本体の奥や中心にあるものは安定し転倒しにくいです。重りを置いて調整できるものもあるので、吟味してみてくださいね。
ママ人気の高いおすすめのベビー手押しぐるま7選!
こちらで紹介するおすすめの手押し車は、すべてST基準(海外製ならASTMやCE)を満たした安全な商品ばかりです。ママ達からおすすめの手押し車を、対象年齢の低い順に紹介します。どれもかわいらしい仕掛けや優れた機能が満載で、それぞれ人気な理由に納得です。
おして! しまうまくんのバイリンガル・ウォーカー【西松屋】
かわいいしまうまくんが赤ちゃんを応援!たのしいメロディも流れます。日本語と英語で流れる音声は、赤ちゃんが自然と言葉を覚えるのに最適です。安定感のある4輪とつかみやすい形のハンドルは、フィッシャープライスのトイならでは。フィッシャープライスは世界で一番厳しい「欧州玩具安全基準」で作られており、品質の高さはメルセデス・ベンツに次ぐほどです。
対象月齢:6ヶ月~3歳
あんよつよい子ウォーカー
丸みをおびたカラフルな形がかわいらしい手押し車です。ハイハイの状態から使え、速度調整機能も赤ちゃんの成長にあわせて使用可能。角の丸さ、転倒防止ストッパーは赤ちゃんに安心です。折りたたむと薄さが20㎝になり、せまい収納場所にも適しています。
対象月齢:8ヶ月~2歳
BRIO 手押し車 (ブラック)
スウェーデン王室御用達ブランドの「BRIO(ブリオ)」の人気木製手押し車です。シンプルでおしゃれなデザインは北欧ならでは。良質なおもちゃをめざしているBRIO(ブリオ)は、しっかりとした作りで、角の丸さなどの配慮も赤ちゃんに安心です。頑丈なスチール製ハンドルは角度を2段階に、丈夫なゴム製のタイヤは回転速度を調整可能。荷台には積み木やおもちゃ、赤ちゃんのお気に入りのものをのせて遊ぶなど、いろいろな遊び方を楽しめます。
対象月齢:9ヶ月~
くまのプーさん おしゃべりウォーカーライダー
ハンドル部のプーさんがかわいらしい手押し車です。小さいときは手押し車のウォーカーモード、大きくなったら乗り物としてのライダーモード、2通りの使い方で長く使えます。ボタンを押すとプーさんのおしゃべりやメロディが流れ、赤ちゃんを楽しませてくれるのも特徴。床を傷つけにくいラバータイヤと傾き防止のストッパー、スピード調整機能つきで安全対策もしっかり完備です。
対象月齢:10ヶ月~
アンパンマン よくばりビジーカー(押し棒+ガード付き)
10ヶ月から5歳まで、3通りの使い方で長く楽しめるアンパンマンの手押し車です。小さいときは赤ちゃんにガードをつけ、後ろでママが押し棒を使って手助け。歩きはじめには押し車として、しっかり歩けるようになったら乗り物として使えます。正面のアンパンマンには小物や赤ちゃんのお気に入りを入れることができ、ハンドルや前面にはメロディやクラクションなど楽しい仕掛けが満載です。
対象月例:10ヶ月~5歳
ウォーカー&ライド 消防車
乗り物好きな赤ちゃんにおすすめ、消防車の手押し車です。こちらも手押し車と乗り物の2通りで長く使えます。手押し車のハンドル部は、ハイハイの状態からつかまりやすい3段階。本体に収納可能な積み木は、カラフルでかわいい上になめても安全な塗料を使用しています。木のぬくもりが感じられ、タイヤもゴム製で安心です。ラインナップも豊富で、消防車のほかドクターイエロー・アーミートラック・かわいらしい牛の形のものもあり、どれも赤ちゃんが喜びそうですね。
対象年齢:1歳頃~
ベビーファーストウォーカー
ハンドルが前方についた、安定感ある作りの手押し車。ハンドルの位置が、本体中心部に位置することで転倒を防ぎます。角も丸みをおびており、赤ちゃんに安心です。カラフルな9つの仕掛けが赤ちゃんの指先を刺激します。スピードが速いと感じたときには、裏側に重みのある絵本やペットボトルを置くことで速さの調節もできます。ゴム付きのタイヤは床を傷つけにくく、階下への騒音対策にも安心です。
対象年齢:1歳半~
まとめ:おすすめの手押し車を選び赤ちゃんの成長を応援!
手押し車には、赤ちゃんが楽しめる機能が満載ですね! 歩く手助けになると同時に知育としても楽しめる点が手押し車の魅力です。対象年齢に合わせたもの、安全に配慮されているものを選んで、赤ちゃんの成長を応援しましょう!