マタニティブルーは産後に起こる? 妊娠・産後うつとの違いや対処法 パパもある?
目次
パパのマタニティブルー(パタニティブルー)とは?
これまでは、マタニティブルーはママにだけに起こるものと考えられていましたが、最近では「パタニティブルー」と呼ばれ、赤ちゃんを迎えたパパにもマタニティブルーと同様の心の変化が起こることがわかっています。ホルモンバランスの変化などの影響はないはずなのに、どうしてそのようなことが起こるのでしょうか。
パパのマタニティブルーの要因は?
パパのマタニティブルーの要因は、以下のようなものがあげられます。
- 出産後、突然ママにかまってもらえなくなる
- 妊娠期間がないので、パパになる心の準備ができていない
- 育児と仕事のバランスが上手く取れない
- 急に家庭中心の生活になり、社会的な居場所を見失う
男性は女性のように妊娠中に心の準備ができないことや、それまでのママとの生活が一変したり、仕事に育児に家事にとやることが大幅に増えることで精神的に参ってしまうことが原因として考えられています。赤ちゃんが産まれて大変なのはパパも同じということですね。
パパのマタニティブルーの対処法は?
パパのマタニティブルーの対処法はどのようなものがあるのでしょうか?
パパのマタニティブルーの対処法:父子手帳を読む
自治体が自主的に発行している「父子手帳」があります。自治体によって内容はさまざまですが、子供の月齢ごとの成長の変化、ママの心身の変化、妊娠中や産後のパパの役割など、子育てに必要な情報が掲載されています。
パパのマタニティブルーの対処法:両親学級に参加する
まだ子供が生まれていないパパは、これから初めてお父さん・お母さんになる方を対象に自治体が実施している「両親学級」に参加しましょう。 両親学級では、出産や育児について正しい知識を学べる場所です。仕事に忙しいパパも、ぜひママと一緒に参加して、ママの体の変化や子供の成長について知ったり、パパの役割を学んで、これから生まれてくる赤ちゃんをママと楽しみにしましょう。
パパのマタニティブルーの対処法:夫婦でコミュニケーションをとる
父子手帳を読んだり、両親学級に参加したりすることで、育児についてイメージがついたところで、夫婦で子育てについて話し合いましょう。まだ、子供が生まれる前であれば、夫婦で産後の子育てのイメージを話し、子供が生まれている場合は現状の子育てで大変なところをお互いに話しあいましょう。
まとめ
女性にとってホルモンバランスと心の変化は避けられない問題ですが、その仕組や解消方法、注意点などを知っていると少しは安心できますよね。マタニティブルーは一過性のものですのであまり深刻になりすぎず、せっかくの赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。