女の子が育てやすいと言われる理由、女の子の困った行動や女の子の育児のポイントを紹介
女の子は育てやすいって本当?
「女の子は子育てしやすい」と言われることがありますが、女の子を育てているパパママでも「育児が大変…」と思うことはありますよね。女の子は男の子に比べると、おままごとやお人形遊びなど屋内遊びを楽しむことが多く、屋外でも危険な行動や無茶な遊びを積極的にはしない傾向があります。そのため「女の子は育児がしやすい」と言われるのでしょう。もちろん子供の性格にもよるため一概には言えませんが、女の子と男の子では上記のような遊び方の違いがあるようですね。
また、人間の脳には「男脳」「女脳」があり、基本的な構造が異なります。男脳と女脳の違いによって、女の子は会話でコミュニケーションをとることが多かったり、周りと調和して過ごすことができたりするため、男の子に比べると穏やかに育児ができると感じるのです。
女の子の育児が楽と言われる女の子の特徴
では、そんな女の子にはどのような特徴があるのでしょうか? 特徴をまとめましたので、ぜひ女の子育児の参考にしてみてくださいね。
女の子の特徴1:成長が早く自立している
女の子は生物的にも男の子より早く成長します。女の子は自立心も強くなんでも自分でやりたがるため、自分で着替えたりお手伝いをしてくれたりすることも早い段階でやり始めます。子供の頃は女の子と男の子で違いが顕著なため、より女の子が大人っぽく見えるのですね。
そして、女の子は言葉を使ったコミュニケーションを得意としています。女の子は言葉を巧みに使える分、物に当たったり暴れたりすることが少なくなるのでしょう。さらに女の子は同じ部屋にパパママがいれば一人で遊んでいることも多いようです。甘えん坊な男の子はママにべったりになりがちで、家にいても全く家事ができなかったというママも多いのではないでしょうか? このような点が男の子の方が女の子より育児に手がかかると感じる理由になっています。
女の子の特徴2:危ないことはしない
筆者にも娘がいますが、おままごとなどのごっこ遊びやお絵かきなど座って遊んでいることが多い傾向にあります。外遊びをする場合にも高い所によじ登ったり飛び降りたりといったハラハラさせる行動はあまりありません。やんちゃな女の子でも、男の子と比べると遊び方は安全だという話も聞きます。男の子は外でもママの手を振り払って走り出すなど目が離せなくて危なっかしいということが多いようですね。男の子の体力にママがついていけずヘトヘトということもあるでしょう。男の子と女の子の遊び方や過ごし方を比べてみると、女の子の育児の方が楽だと感じるのかもしれません。
女の子の特徴3:周りの様子を見て行動する
女の子は周りの様子をよく見ています。女の子は周りを見て、その場に応じて自分がどう行動するべきなのかを考えて動いています。
例えば、弟や妹がいる場合にも「この子は自分よりも小さいのだから自分がしっかりしなくちゃ」と年上として立ち振る舞うのが女の子です。女の子はパパママが困っていたり、お友達が泣いていたりすると敏感に反応します。女の子は面倒見がよく育児においても頼りになることが多いのですね。
女の子の育児が大変だと感じる時はどんな時? 対処法は?
そんな女の子の育児ですが、もちろん女の子ならではのパパママが苦労しているポイントもあります。パパママはどのように対応しているのでしょうか?
女の子の育児で大変なポイント1:おませな発言でパパママを困らせる
女の子は言葉の成長が早いとご紹介しましたが、それゆえにおませな発言に悩まされるパパママもたくさんいます。女の子に大人顔負けの内容に可愛さを感じられる時もあれば、思わぬ突っ込みにドキッとしたり、ついイライラしてしまうことは、女の子の育児につきものではないでしょうか。女の子にあげ足を取られたり、パパママの行動を注意されたり、言い訳や理屈も上手になってくるため、一方的にパパママが叱るのではなく、同等な立場で喧嘩をすることも早い段階でやってきます。
会話でのコミュニケーションを得意とする女の子は、普段から大人の会話をよく聞いています。パパママの言葉遣いが悪いとそのままマネされてしまうため、普段の言葉遣いにはパパママもしっかりと気を配り、子供が悪い言葉遣いをした時や人を傷つけるようなことを言った場合には、ちゃんと正してあげましょう。口が達者な女の子は、それでも口答えをしてくるかもしれません。でもカッとなってパパママも暴言をはいてしまっては意味がないので、できるだけ冷静になり言葉を選んで話すことが育児には大切です。
女の子の育児で大変なポイント2:こだわりが強い
女の子はファッションや髪型へのこだわりが強く「この服がいいの! 」「髪は二つ結びじゃないとダメ! 」などお出かけ準備が大変です。パパママとしては女の子にはこんな服を着てほしいという願望もありますが、ここは子供の気持ちを優先してあげましょう。女の子が選んだコーディネートが変だったとしても着させることで女の子は満足します。
しかし、幼稚園や保育園では服装にルールがありますよね。保育園や幼稚園のルール上どうしても子供が選んだ服ではダメな場合には、ダメな理由をちゃんと説明してあげてください。「スカートだと砂遊びがしにくいね」「膝が出てると転んだ時に怪我しちゃうよ」など言葉をかけながら「じゃあどれにする? 」と一緒に選ぶのも女の子の育児には有効です。朝は洋服選びに時間をかけていられない、という場合には前日に子供と一緒に洋服を選んで決めておくと楽ですよ。
女の子の育児で大変なポイント3:大人のマネをしたがる
女の子は周りをよく見ているので、大人のマネが上手です。例えば、普段パパママが子供に注意することを同じ口調で注意してくることもあります。他にも掃除や洗濯などお手伝いをしたがったり、ママのお化粧のマネをしたがったりすることも多いですね。お手伝いは、危険がなく、子供ができる範囲のものは積極的にやらせてあげましょう。大人用の化粧品は子供の肌にはよくありません。女の子はママの真似をしたがりますが、ダメな理由をしっかり説明するのも育児には大切です。もし女の子がお化粧をしたがるのであれば、子供の肌に優しい子供用の化粧品を買ってあげてもいいでしょう。
まとめ:女の子の育児は大人顔負けの会話が楽しめる
おませな発言やあげ足取りなどパパママを困らせることも多い女の子の育児ですが、早い段階から言葉でコミュニケーションが取れて意思疎通がしやすいのも女の子の育児ならではです。パパママは、女の子独特の発想を楽しみながら、たくさんおしゃべりをしてみてくださいね!