離乳食でバナナはいつから赤ちゃんに食べさせていい? 離乳初期~離乳後期での簡単レシピと冷凍方法も
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赤ちゃんの離乳食にバナナはいつから食べさせていい?
バナナは離乳食の初期から使える果物です。生後5~6ヶ月から食べ始めることができ、甘いので赤ちゃんもすぐ大好きになる食材。パンやお米の離乳食がなかなか進まなくても、バナナなら口にするということもあるので、他の離乳食の味付け代わりに混ぜて使ってみることもできますよ。是非上手に活用してみて下さいね。
離乳食初期はバナナを加熱してから食べさせる
離乳食はどの食材も最初は加熱してから与えるのが安心です。加熱することで、殺菌にもなるのでできれば離乳食中期ごろまでは加熱をしてあげましょう。加熱することでアレルギーの発生をおさえる働きもありますよ。ちなみに、加熱の仕方としては、少量のお湯でゆでたり、電子レンジでチンをしたり、トースターで焼くなどの方法があります。時短なのは、電子レンジで10秒程度加熱するのが早いでしょう。容器不要で手軽なのは、トースターに皮がついたままのバナナをいれて焼く方法もありますよ。片面5分ずつで皮が真っ黒になるまで焼くとなかがとろっとろで甘くて食べやすい焼きバナナが出来上がります。
初めてバナナを使うときは赤ちゃんのアレルギー反応に注意
バナナを食べるとアレルギー症状が出る場合もあります。アレルギーというと、小麦や卵、牛乳のイメージが強いですが、バナナも食物アレルギーの「特定原材料に準ずる20品目」のうちの一つ。赤ちゃんの口のまわりが赤くなったり湿疹が出たりしていないか、最初にあげる時に確認しましょう。最初は他の食品と混ぜすに小さじ1ずつからスタートさせると安心です。アレルギー症状が出なかったら、段々増やしていきましょう。
バナナは赤ちゃんの成長をサポートする栄養満点の果物
バナナは消化がよく、栄養満点な果物です。バナナには糖質が多くエネルギー源としてもすぐれており、筋肉を作るカリウムや、歯や骨を作るマグネシウム、血液を作り出すビタミンB群など幅広い栄養を摂取できる食材です。赤ちゃんの栄養をサポートする果物として最適ですので、朝食やおやつなどで摂取しましょう。バナナを好きな赤ちゃんは多く、「うちの子、毎日バナナ食べているけど大丈夫?」と気になることもあるかもしれませんが、1日1本程度でしたら問題ないでしょう。
離乳食用のおいしいバナナの選び方
おいしいバナナを選ぶ際には、房の付け根や茎を見て選びましょう。房の付け根がしっかりしているものや、茎が太くて短いものがおいしいバナナです。また、バナナの色味もチェックをして全体的に黄色のバナナを選びましょう。また、赤ちゃんが口にするもなので、農薬も気にするママも多いことでしょう。農薬や化学肥料が使われていないものには「有機JASマーク」がついているので、目印にしてみましょう。
バナナは冷凍して離乳食のストックにしてもOK
バナナは追熟が早く、1週間程度で真っ黒になってしまうことも。すぐに食べきれない場合は、冷凍保存ができますので試してみましょう。
離乳食用バナナの上手な冷凍方法
冷凍保存の方法は、バナナの皮をむいて、中身をラップでぐるぐる巻きにします。それをジップつきの保存袋に入れて、密閉すると日持ちします。冷凍の場合はだいたい1ヶ月程度保存可能です。 解凍するときは冷蔵庫で自然解凍させるか、電子レンジで加熱して使います。生のバナナに比べて、解凍後はすこし水っぽく崩れやすくなるので、ヨーグルトなど何かに混ぜて使うのがおススメです。また、加熱したバナナをペースト状にして、冷凍小分けパックや製氷機で冷凍保存する方法もあります。こちらは、手軽に少量ずつ使えるので離乳食作りにおすすめです。
エジソンの冷凍小分けパック
冷凍小分けにおすすめなパック。プラスチック製の製氷皿だと硬くて冷凍したものがとりだしにくいことがありますが、このパックは大丈夫。裏目を軽く押すと1個ずつ取り出せるようになっています。また、サイズはS (大さじ1/2)、 M(大さじ1)、L(大さじ3)の3サイズがあり、軽量が不要なのも嬉しいです。
次のページでは離乳初期、中期、後期それぞれでのバナナを使った離乳食レシピをご紹介します。