赤ちゃんのうつ伏せは危険? いつできる? 練習は必要? やり方や注意点も紹介
赤ちゃんがうつ伏せをできるようになるのはいつ?
赤ちゃんは生まれてからずっと仰向けで寝ているので、寝返りができるまではうつ伏せになることはありませんよね。寝返りができるようになる時期の目安は生後5ヶ月~6ヶ月頃と言われているので、自然とうつ伏せができるようになる時期は、寝返りと同じ生後5ヶ月~6ヶ月頃と言えるでしょう。
赤ちゃんのうつ伏せで注意することは?
赤ちゃんのうつ伏せ姿勢による事故について耳にしたことがあるパパママも多いでしょうか? 赤ちゃんがうつ伏せ姿勢をするようになったら、以下の点に注意して赤ちゃんの安全を確保してあげてくださいね。
やわらかい寝具やクッションは避ける
赤ちゃんのうつ伏せ姿勢のリスクのひとつに「窒息」があげられます。うつ伏せでの窒息を防ぐために、やわらかい寝具やマットの上や、周りにやわらかいクッションやぬいぐるみなどがある環境で赤ちゃんをうつ伏せにするのはやめましょう。
まだ腕や首などの筋力が弱い赤ちゃんは、うつ伏せ状態で長時間いることができません。やわらかい寝具やクッションに赤ちゃんの顔がうまってしまうと口や鼻がふさがり窒息してしまう恐れがありとても危険です。
赤ちゃんをうつ伏せにさせておく場合は、硬いマットや畳が安心です。その際も、赤ちゃんの周りにやわらかい寝具やクッションなどを置かないようにしてくださいね。
うつ伏せ姿勢の赤ちゃんから目を離さない
赤ちゃんに安全な環境を作ったからといって、うつ伏せ状態の赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。しかし、ずっと赤ちゃんのそばにいるのは現実的に難しいこともありますよね。短時間でも赤ちゃんから目を離す時は、安全な場所に仰向けで寝かせることが大切です。
寝かせる時は仰向けにする
赤ちゃんのうつ伏せ寝は、乳幼児突然死症候群(SIDS)引き起こす可能性が高くなると言われています。厚生労働省も赤ちゃんが1歳になるまでは、寝かせる時は仰向けの状態にすることを推奨しています。
赤ちゃんが寝返りできるようになると、寝ている最中に仰向けからうつ伏せの姿勢になることもあるでしょう。その際は、無理に仰向けに直す必要はありませんが、やわらかい寝具やクッションなどを周りに置かないように気を付けましょう。
次のページでは赤ちゃんのうつ伏せの練習は必要なのか、不要なのか、練習する場合はどうすればいいのかをご紹介します。