ボーネルンドの積み木の遊び方を徹底解説! 積み木を卒業した子供におすすめのおもちゃも!
ボーネルンドってどんな会社?
株式会社ボーネルンドは、1977年の創業以来「あそぶことは生きること」という理念のもと、子供にとって本当に価値のある「あそび道具」とは何かを追求し開発しているほか、北欧をはじめ世界20ヶ国・100社もの遊具メーカーから優れた道具を輸入・販売しています。
また、保育園・幼稚園、小学校、商業・公共施設などと連携して、これまでに35,000件以上もの「あそび環境づくり」を手がけています。
その多くは鮮やかな色彩でありながら木のぬくもりを感じるもので、ボーネルンド独自のデザイン性が高く評価されています。
ボーネルンドが取り扱う商品の基準
ボーネルンドは自社で輸入・販売する商品に明確な基準を設けています。
- 子供の健全な成長を促すもの
- 心を打つデザイン性の優れたもの
- 安全性
ボーネルンドの取り扱い商品は、ヨーロッパの安全基準適合マーク「CEマーク」を取得しています。
さらに6歳未満を対象とした製品は、輸入時に日本の食品衛生法に基づいた安全試験を実施しており、ヨーロッパと日本それぞれの安全基準を満たしています。
ボーネルンドオリジナル積み木とは
幼児教育の発展に大きな役割を果たしたドイツの教育学者フレーベルは、規則性のある様々なパーツを創案し「神の贈り物」と呼びました。遊びながら図形や大きさの関連性を学び、認識力や想像力を高め、感性を発達させられるようにと子供たちに与えたのです。
ボーネルンドのオリジナル積み木も、生きる知恵を学び取る基本の道具として「正確で良質なものを」と開発されています。
ボーネルンドの積み木のこだわり
- ボーネルンドのオリジナル積み木は、形を合わせたり積んで遊んだりするときに長さや高さがずれないよう基本の寸法が統一されています。正確な寸法で作られているのでダイナミックに積みあげても倒れにくく、遊びが広がるでしょう。
- ブナやハンノキのぬくもりと手触りが子供の五感を刺激し、積む・崩すといったシンプルな遊びでも達成感が得られます。
- 積み木を構成する様々なパーツが、子供の遊びを造形遊びや見立て遊びへと発展させ、創造力を育みます。
ボーネルンドオリジナル積み木の安全性
ボーネルンドの積み木は白木の手触りを大切にし、万が一にもトゲやささくれなどが残らないよう、日本の工房で全てのパーツが手作業で研磨されています。
三角形や円柱の底面など角になる部分は、安全を守りながら積みやすさを失わないようギリギリのバランスで面取りがされています。
子供がなめても大丈夫なように、塗装には安全基準をクリアした日本製の塗料が使われています。
ボーネルンド オリジナル積み木 白木 M
ブナの木目が美しいボーネルンドオリジナルの逸品です。小さな子供の手でも握りやすい4.5cm角のパーツは基本の四角・丸・三角が十分に揃い、円柱やハーフサイズのパーツと組み合わせることで想像力が広がります。
日本の工房でゆがみのない正確な形に仕上げられ、パーツ同士がピタッと吸い付くように積めるので子供が思い描いた通りの形が作れるでしょう。
ボーネルンド オリジナル積み木 カラー
木目を残した塗装は「染め木」という技術で、多少かじったり表面にキズがついたりしても木肌が表れることはありません。
渋みのある柔らかな色合いは長年の研究で生まれたものです。収納ケースには全てのパーツを見渡せる1段組で納まるので、パズルのようにはめ込み遊びをしながらお片づけすることができますね。
ボーネルンド オリジナル かな積み木
北海道産のハンノキで作られた「かな積み木」です。かな積み木での遊び方を紹介した「かなあそびのほん」が付属しているので、初めて「もじ」に触れる子供でもイラストを見て自然に語彙を増やし、ステップアップしながら遊ぶことができます。
ショップによっては名入れサービスがあるので、出産祝いやプレゼントにも喜ばれるでしょう。
発達に沿った積み木の遊び方とは?
積み木は赤ちゃんの頃からできる掴む・積む・崩すという遊びや、形を意識して作る・見立てるといった遊びなどたくさんの遊びの要素があり、長く楽しむことのできるおもちゃです。
目で見た形と実際の手触りを脳で結びつけることは視覚と動作の協応を高め、どう作ろうかと考えながら遊ぶことは物事に意欲的に取り組む力を育ててくれます。年齢に応じて期待できる効果と遊び方のヒントを詳しくご紹介します。
積み木の遊び方|0歳~1歳半ごろ
積み木を初めて目にした赤ちゃんは、手で掴んだ積み木をおもむろに口へと運んでいくかもしれません。
「これは何だろう?」という好奇心の赴くまま、舐めたりかじったり、ぶつけたりして「積み木」を確かめているのです。
五感をフルに使うことは、脳の情報処理能力を高め「見てわかる」力となっていきます。パパママはそばで見守り、「音がしたね」「三角だね」と子供の動きに合わせてやさしく声をかけてあげましょう。
積み木の遊び方|1歳半~2歳ごろ
複数のピースを組み合わせ、積み上げたり並べたりして遊べるようになってくるでしょう。
パパママが積んだ積み木を崩すことが好きな子供、大きさや色を揃えて並べていく子供、「このパーツが好き」というこだわりをみせることもあり、さまざまな個性があらわれます。
同じ遊びを飽きずに繰り返すこともありますが、手指の動きをコントロールする練習中なのだと受け止め、楽しい雰囲気でリアクションをし続けてあげましょう。
積み木の遊び方|2歳~3歳ごろ
生活の中で知っている単語や行動が増え、積み木の見立て遊びに活かすことができるようになってくるでしょう。
車を作って走らせたり、食材に見立てておままごとをしたりと、遊びの幅が広がっていきます。積み木で人形のおうちをつくったり、ぬいぐるみに野菜に見立てた積み木を食べさせてあげたりと、子供が好きなおもちゃと組み合わせて遊ぶのもおすすめです。
パパママも一緒に遊びながら「こっちはバスだよ」「青い車に乗って出発しよう」「赤いにんじん、おいしいね」と意識的に言葉をかけてあげれば、自然と子供の語彙が豊かになりおしゃべりが上手になっていくでしょう。
積み木の遊び方|3歳~
積み木遊びで上下左右・奥行きという三次元を感じ取る力がついてきたら、大人が作った形を真似して作るクイズ遊びができるようになってきます。
「三角を2つ組み合わせると四角になる」「四角パーツを2つ組み合わせると角柱と同じ大きさになる」といった発見は、図形や数の認識につながり算数の基礎となる感覚が養われます。
難易度の高い形に挑戦すれば、できたときの喜びもひとしおでしょう。課題に取り組む力、空間認知力や集中力を高めるのにぴったりの遊び方です。
積み木を卒業したらクアドリラがおすすめ!
子供が成長してくると、単純に積み上げていくだけの積み木遊びでは物足りなくなってくるかもしれません。
積み木遊びを卒業する4歳~5歳頃の子供には、木製組み立ておもちゃ「クアドリラ」がおすすめです。
クアドリラは8種のブロックと5種のレールで玉転がしのルートを作っていくおもちゃなので、積み木よりもさらに「考える力」が必要になります。
「なんでうまくいかなかったんだろう?」「こうしたらどうなるかな」と試行錯誤をして「できた!」という喜びを得るサイクルは、チャレンジし続ける強い心と創造性を育ててくれます。
ボーネルンド クアドリラ ベーシックセット
クアドリラに初めて挑戦するなら、基本のパーツが揃ったベーシックセットがおすすめです。組み立て例の掲載された小冊子を見ながら遊び方に慣れてきたら、別売りのミュージック拡張セットやスピードウェイセットなどを増やしていくという楽しみ方もできます。
ボーネルンド クアドリラ ツイスト&レールセット
クアドリラシリーズで一番人気のあるセットです。ビー玉がゆるやかに転がるスパイラルレールや傾きをつけることで加速できる直線レールなどがセットになっていて、ビー玉の動きを追うことで重力や位置エネルギー、摩擦などの物理法則を感覚的に学ぶことができます。
ボーネルンド クアドリラ ファニー・ファンクションセット
ビー玉が転がると音が鳴るメロディ・ステップやパーツの中を落ちていくところが見られるクリアフォールがセットになっているので、目でも耳でも楽しめるコースを作ることができます。ツイスト&レールセットやベーシックセットには同梱されていないビー玉キャッチャーが入っているので、お得なセットともいえますね。
ボーネルンド クアドリラ エクストリームビルダーセット
2019年11月に登場したクアドリラシリーズ最大のセットです。これまでにはなかった特大のS字レールとダブルスパイラル、赤い旗のスタートカップを使って、テレビで人気のピタゴラ装置のような長いコースを作ることができます。家族みんなで力を合わせて、縦横無尽にビー玉が転がるコース作りに挑戦しましょう!
ボーネルンドのおもちゃで遊びたい!試したい!
ボーネルンドのおもちゃは全国のショップで自由に遊びながら試すことができます。
さらにボーネルンドは、選び抜かれたおもちゃがたくさん詰まった有料の遊び場を運営しているので、色々な遊びを体験させてあげたいときにぴったりです。子供の年齢や目的に合わせてお出かけしてみてください。
親子で遊べる室内あそび場「キドキド」
「キドキド」は生後6ヶ月から12歳までが対象の室内遊び場です。場内には「プレイリーダー」が常駐していて、子供が遊びやすいようにリードしてくれます。
広いスペースに、体を使ってダイナミックに遊べる遊具やじっくり集中して遊べるままごとエリア、組み立ておもちゃエリアなどがあり、子供の好奇心を次々と刺激してくれることでしょう。
生後6ヶ月~18ヶ月までの赤ちゃんには専用の「ベビーガーデン」が設けられているほか、パパママと一緒に全てのエリアで遊ぶことができます。
キドキド公式ページ ショップリスト
プレイサポーターが常駐「トット・ガーデン」
「トット・ガーデン」は0歳から未就学児(枚方T-SITE店のみ3歳まで)が対象で、子供の五感を刺激しながら安心して遊べるおもちゃが揃っています。常駐の「プレイサポーター」が月齢や発達段階にぴったりの遊びを提案してくれます。
プレイサポーターは子育てサポーターとしての役割も担っていて、パパママにお役立ち情報なども教えてくれるので、親子ともに成長できる大切な場所となっていくかもしれませんね。
トット・ガーデン公式ページ 店舗のご紹介
アクティブに遊べる「プレイヴィル」
大阪府内に3ヶ所ある「プレイヴィル」は0歳から12歳が対象で、屋内遊び場と屋外遊び場が融合した「公園の進化形」ともいえる遊び場です。
表現遊びゾーンでは大きな画用紙や窓ガラスにもお絵描きができるので想像力が膨らみます。
屋外で見つけた葉っぱや小石を使って家族みんなで作品作りをしたり、屋内のアクティブゾーンで天候を気にせず体を動かしたりと、大人も童心に返って子供と一緒に笑顔になれる遊び場です。
プレイヴィル公式ページ
まとめ
ボーネルンドには「子供に良いものを与えたい」というパパママの願いを叶えてくれるおもちゃが揃っています。
ボーネルンドオリジナルの積み木や、独自の選定基準で世界中から選りすぐられたおもちゃは、デザイン性も高く子供の発達に良い影響を与えられそうですね。
「キドキド」や「トット・ガーデン」で子供が気に入ったおもちゃがあればショップで購入できるというのも、遊び場運営とおもちゃ販売が一体となっているボーネルンドの魅力です。
プレゼントを探している方は、ショップで子供達が遊ぶ姿を見てヒントを得られるかもしれません。ボーネルンドはショッピングモール内に出店していることが多いので、お買い物のついでにぜひ足を運んでみてくださいね。