小学校4年生の問題集、ドリルの選び方。国語・算数・理科・社会を科目別に紹介
目次
小学校4年生の問題集の選び方
小学校で中学年にあたる4年生は、高学年に向けて少しずつ勉強が難しくなってきます。そんな勉強をサポートする問題集はどのようなものを選んだらいいのでしょうか。
苦手科目をサポートできるもの
小学校中学年以降から少しずつ苦手な科目が出てきます。「難しい」から「嫌い」「やりたくない」という気持ちになる前に、サポートするものを選び、分かる楽しさが実感できるものを選んであげる必要があります。
楽しく取り組めるもの
小学校4年生といってもまだまだ子供。ゲーム感覚でできるものや、遊びの延長として学べるものなら、興味や関心も変わってくるものです。小学生向けに楽しみながら学べるものもたくさん販売されているので、まずは楽しく取り組めるものを最優先に選ぶようにしましょう。
科目ごとに使い分ける
問題集は教科ごとに揃っているので、すべてやるとなると時間的にも精神的にも難しいものです。そこで、好きなものをもっと得意にするために問題集を使う他、苦手科目に興味を持ってもらうツールとして科目ごとに使い分けてみませんか。ただし、今まで問題集をやったことがない場合は、1冊からスタートして少しずつ科目を増やしていきましょう。最初の導入が肝心ですよ。
高学年は中学受験対策も視野に
中学受験に向けて、早い家庭では低学年から取り組んでいるという人も少なくありません。始める時期の早さや遅さは関係ありませんが、将来的に中学受験を視野に入れているなら、受験対策用の問題集も検討してみましょう。
家庭学習の定着
問題集は、授業の復習として使用するものと、予習復習を兼ねるもの。そして、学期のまとめを使う総復習などがあります。どれを選んだとしても、家庭学習が定着していないと長続きしません。学校の宿題を毎日自主的に取り組めていることが大事。もし、宿題にかかる時間が長くなってきたという場合は、苦手な科目に向き合っているのかもしれません。家庭での学習の様子を確認した上で、子供に合ったものを選ぶようにしましょう。
小学校4年生におすすめの国語の問題集
ここからは小学校4年生におすすめの問題集を科目別にご紹介したいと思います。漢字は3年生と同じ200字、そして、文章の読解が難しくなる国語から見ていきましょう。
くもんの文章読解
くもんが作ったこちらの問題集は、短文と長文、そして優しい問題から難しい問題へと少しずつ理解が深められるように作られています。口コミでは、問題を反復練習することで問題の解き方が身に着いてきた。という意見や、3年生で文章問題をやりたいというリクエストがあったので、ひとつ上の学年の問題集を取り組ませているという感想も寄せられていました。
- メーカー名:くもん出版
- ページ数:104ページ
- 発売日:2011/1/1
教科書ワーク
予習復習のどちらにも使えるのが、教科書に対応した教科書ワークです。書き込み式なのでテスト勉強にも最適。口コミでは、1年生から使っている愛用者や、国語・算数・理科・社会のすべてを教科書ワークで揃えて勉強しているという人もいました。
- メーカー名:文 理
- ページ数:128ページ
- 発売日:2015/3/14
こそあど言葉(これ・それ・あれ・どれ)の正しい使い方
「これ」「それ」「あれ」「どれ」など、小学生がつまずいてしまう言葉を集約して解説しているのがこちらの問題集です。口コミでは、小学3年生でやってみて、楽しみながら取り組んでいたという感想や、「こそあど」がまとめられた問題集がないので、買ってよかったという意見が寄せられていました。
- メーカー名:くもん出版
- ページ数:64ページ
- 発売日:2013/12/20
小学校4年生におすすめの算数の問題集
次は算数についてです。小学校4年生では分度器を使いますが、この角度に対して苦手意識を持つ子や、分数や割り算のひっ算で苦労する子もいます。それではおすすめの算数の問題集を見ていきましょう。
小学4年生までのつまずき総ざらえ 算数レスキュー隊
こちらは、小学校3年生と4年生でつまずいてしまうポイントをまとめ、分かりやすく解説している問題集です。特に、かけ算、割り算、分数、小数などつまずく28のポイントがおさらいできます。口コミでは、漫画で解説しているので読みやすいという感想や、ノートの使い方の指導があるのは目からウロコでしたという意見も。つまずきの原因に着目し、ノートの取り方も解説している問題集です。
- メーカー名:岩崎書店
- ページ数:132ページ
- 発売日:2012/12/17
おはなし推理ドリル
こちらは、4年生で学ぶ算数を事件としてストーリー仕立てにし、推理しながら問題を解いていくという楽しみながら学べる問題集です。「数の規則を見抜いて潜水艦から脱出せよ!」というタイトルの事件を見ただけでも、ワクワクするのではないでしょうか。口コミでは、読解のドリルとは違って簡単で、楽しく取り組めるという意見や、このシリーズは好きで自主的に取り組んでいるという感想も寄せられていました。
- メーカー名:学研プラス
- ページ数:80ページ
- 発売日:2019/6/11
すみっコぐらし学習ドリル 小学4年のかけ算 わり算
こちらは小学生に人気のすみっコぐらしと一緒にかけ算と割り算が学べる問題集です。終わったところにはシールが貼れるというお楽しみ付き。口コミでは、内容が分かりやすくて良いという感想や、気に入って寝る前にゴロゴロしながら問題を解いているという感想も寄せられています。
- メーカー名:主婦と生活社
- ページ数:80ページ
- 発売日:2018/1/12
小学校4年生におすすめの理科の問題集
次は理科についてです。小学校4年生では、「物質・エネルギー」と「「地球・生命」を学びます。一気に難しくなるイメージですが、どのような問題集が良いのでしょうか。
教科書ワーク
教科書の予習復習は基本なので、教科書に対応しているこちらの教科書ワークも科目ごとに取り入れてみてはいかがでしょうか。口コミでは、使いやすく社会も購入しました。という感想や、教科書ワークシリーズを活用していますという感想も寄せられています。
- メーカー名:文 理
- ページ数:104ページ
- 発売日:2015/3/14
学んだことを確かにする活用問題事例集
こちらは学んだことを生活の中で実感できるよう、分かりやすく解説された参考書です。科学の読み物としてもおすすめで、学んだことが復習でき、面白いと思ったことがこの事例集を通して好きになるかもしれません。子供の興味や関心を広げたい人におすすめです。
- メーカー名:今井印刷
- ページ数:163ページ
- 発売日:2016/8/6
理科習熟プリント
小学校4年生の理科で学ぶ単元を集約し、内容をまとめたイメージマップ付き。基本とまとめの2本立てて構成されています。口コミでは、大事な単語が繰り返し出てくるので、復習用として購入しましたという意見が寄せられていました。
- メーカー名:清風堂書店
- ページ数:96ページ
- 発売日:2010/2/1
小学校4年生におすすめの社会の問題集
最後は社会についてです。小学校4年生の社会では地理や地域を学びます。それではおすすめの社会の問題集をご紹介したいと思います。
小学生の社会科クイズ1000
こちらは、小学校で学ぶ社会がクイズ形式で出題される問題集です。楽しみながら学べ、家族や友達に問題を出すことも可能!小学校高学年で学ぶ範囲も含まれているので、予習としても活用できます。
- メーカー名:メイツ出版
- ページ数:128ページ
- 発売日:2013/1/30
頭がよくなる 謎解き 社会ドリル
こちらは、謎解きをしながら今まで学んできた知識をつなげて答えを導いていく問題集型のドリルです。ポケットサイズなので、持ち運びでき、いつでもどこでも気になった問題を解き、考える力を育てることができます。口コミでは、手軽に社会の勉強ができてよいという感想や、クイズ形式で楽しみながら取り組めるとう意見が寄せられていました。
- メーカー名:かんき出版
- ページ数:192ページ
- 発売日:2016/12/21
徹底反復 社会プリント
こちらは小学校3年生から6年生向けの社会のプリントです。このプリントの中には小学校で学ぶ、地理・歴史・公民が含まれているので、復習と予習にも適しています。高学年の勉強も見据えて、長期的に学習できるプリントもおすすめです。
- メーカー名:小学館
- ページ数:145ページ:
- 発売日:2013/9/5
アプリも上手に活用しよう
教科ごとに問題集を揃える。という方法もありますが、今は学校でもタブレット端末を用いて授業を行う時代です。そこで、自宅でもスマホやタブレットにアプリをダウンロードして楽しみながら学習を進めてみませんか。
小学校4年生におすすめの学習アプリ
ここからは、小学校4年生におすすめの学習アプリについて科目ごとにご紹介したいと思います。
国語:小学4年生漢字練習ドリル(小学生漢字)
小学校4年生で習う200字を網羅。漢字を書いて、テストして、世界記録に挑戦というステージもあるので、反復練習に最適です。
算数:楽しい 小学校 4年生 算数(算数ドリル) 学習アプリ
練習問題は難易度が分かれているので、できるものからチャレンジしてステップアップしていくことができます。子供が分からない時のために解説が付いているので、ひとつずつ積み重ねて学習を進めていけます。
理科:ビノバ 理科 -小学4年生-
理科の問題数は300問収容。天気や星座の名前など反復学習に最適です。
社会:ビノバ 社会 -小学4年生-
理科と同じビノバシリーズで、300問の問題から都道府県や県庁所在地を答えていきます。理科と社会をセットで同じシリーズにすると、分かりやすく、どちらが得意なのかも分かるのではないでしょうか。
まとめ
小学校4年生の各教科におすすめの問題集とアプリをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?どの問題集を使ったとしても、続けなければ意味がありません。子供が興味を持って続けたいと思うのが問題集なのかアプリなのかを見極めるのは保護者の皆さんです。子供の好きがもっと伸びるよう、そして苦手が好きに変わるよう、子供の個性に合ったものを選んであげましょう。