保活はいつから始める? 知るべき4つのポイントと進め方3ステップ!
目次
認可保育園に入れやすいのは何歳児クラス?
保育園は年齢ごとにクラス分けされており、入園しやすいのは0歳児クラスといえるでしょう。保育園は一度入園すると基本的に卒園まで進級する子供が多いため、新年度になると通常0歳児クラスは定員数分の空きが出ます。一方、1歳児クラス以降の定員数は0歳児クラスからの持ち上がりでほぼ埋まるため、1歳児クラスは人数に空きがあるとしても非常に少ないでしょう。保活で0歳児クラスが入りやすいと言われているのにはこのような事情があります。1歳児クラスから入園を考えている場合には、0歳児クラスがない保育園を狙うのも手でしょう。
保活に有利・不利は生まれ月に関係する?
「子供が早生まれだと保活に不利になる」「保育園に入れるには9月までに出産を」との話も聞きますが、どういうことなのでしょう?
子供が4~9月生まれなら0歳児クラスに預けられる
保育園の0歳児クラスに子供を預けたいと考えるなら4~9月生まれの子供の方が入りやすいと言えます。保育園が0歳児クラスを設けていても、受け入れは生後6ヶ月以上からとするケースがあります。「生後6ヶ月以上」とは保育園に入園する4月1日時点での話なので、前年の10月2日以降に生まれた子供は4月入園の対象外となります。
子供が10月以降生まれだとママの負担がさらに大きい
ママの負担が非常に大きいことからも、10月以降に生まれた子供の保活は不利と言われています。認可保育園の申し込みは通常10月~12月に行われるため、10月以降に生まれた子供を0歳児クラスに預けようとするなら、ママが出産したばかりの段階であれこれ保活をすることになります。産後のママの身体がまだまだ回復しない中、新生児のお世話で日々精一杯で保活にまで手が回らないかもしれません。さらにまだ月齢の低い子供を誰かに預けて、自治体の窓口に行き入園申し込み書類を受け取ったり手続きしたりするのもなかなか難しいでしょう。
0歳児が難しければ育休を取って1歳児クラスを狙おう
子供が10月以降に生まれたからと言って認可保育園に入れないことはありません。保育園によっては0歳児をそもそも受け入れておらず、1歳児以上からという園も一定数あります。その場合は1歳児クラスにも新年度には定員数分の空き枠があるため、早生まれの子供でも入園のチャンスはあります。早生まれで0歳児クラスへの入園が難しい場合には、産休後に育休を取得し、1歳児から受け入れを始める保育園を狙って申し込みをしてもいでしょう。
もしも認可保育園に落ちてしまったら?
必死に保活を行ったにもかかわらず、希望の認可保育園から不承諾通知が届く例も残念ながらあります。その場合ほかにどのような選択肢があるでしょう。
予約した認可外保育園に入れるか確認する
認可外保育園は認可保育園の滑り止めとして申し込むパパママがほとんどです。認可保育園に受かった人たちが一斉に認可外保育園をキャンセルをするため、入園待ち人数が驚くほど減っているでしょう。「認可外保育園の入園予約をした当初は予約の100番目で絶対に入れないと思っていたのに実際はすんなり入れた」というケースも珍しくありません。
認可保育園の二次募集を狙う
認可保育園へ受かったけれど諸事情(転勤や引っ越しなど)で入園をキャンセルする家庭があったり、保育士の増員などで入園できる枠数が増えたりして、入園の二次募集をする認可保育園もあります。二次募集の保育園がある場合自治体でもアナウンスされるので見逃さないようにしましょう。
育休を延長する
勤め先の企業にもよりますが、子供の預け先を確保できなかった場合に最大2年間まで育休を延長できます。育休の延長を希望する際、勤め先への申請手続きに不承諾通知(保留通知)が必要になる場合もあるので確認してください。
一時保育を利用する
認可外保育園も認可保育園の二次募集もダメだった場合、一時保育を利用する手もあります。保育園ほどの融通は効きませんが、一時保育でも週に何日か定期的に子供を預けられるため、万が一に備えて近くで一時保育を行っている施設を確認しておくと安心です。
預かり保育が充実している幼稚園も
幼稚園の預かり保育を利用して仕事するママもいます。幼稚園によりますが、朝7時ごろ~夕方6時ごろまで預かってくれるところもあります。筆者の友人も夕方5時まで仕事をしており、子供が3歳になるまで認可外保育園に預け、その後預かり保育が充実している幼稚園に入園させました。
まとめ:保活は早めに計画を立ててスタートしましょう
保活はパパママへの負担が非常に大きい作業です。大変な労力と時間を割いたのに保活に失敗してしまった…という結果にならないよう、早めに計画的に保活をスタートしましょう。そのために、まずは地域の保活に関する情報収集から始めてください。保育園見学に行き始めると近隣のママたちとの交流もあるため、そこで得られる情報もとても参考になります。必要な情報を知らずに損をすることがないよう、できる限りの準備を進めて子供にとってベストな保育環境を見つけてあげましょう!