小学生の塾選びはどうすればいい? 補習塾、進学塾? 個別指導塾? チェックしておきたい10のポイント

小学生が塾を利用している実態

小学生が塾を利用している実態
小学生になると、どれくらいの子が塾を利用しているのか気になるものですよね。そんな塾の実態を把握すべく、ベネッセは「学校外の学習機会」について調査を行いました、「あなたは今、放課後や休日に、学習塾や予備校へ行っていますか。行っている人は、週に何日行っていますか」という質問をしたところ、下記のような結果になりました。

回答 割合
行っていない 50.6%
1日 8%
2日 16%
3日 8.7%
4日 3.2%
5日以上 2.5%
無回答 11.1%
  • 参考:ベネッセ教育総合研究所「学校外の学習機会」

    塾に行っていないのが半数を超えているのに対して、通っているのが1日から5日以上まで均等に分かれています。これをクラスに当てはめると、クラスの半分は塾に行っていないと読み解くこともできます。友達が塾に通い始めると、家元焦りますが、実態を見ると、個々の家庭によって塾の考え方が違うことが分かります。

    小学生の塾選びの注意点

    小学生の塾選びの注意点
    急いで塾選びをしなくてもいいことが分かったところで、 ここからは、将来的に通う場合、塾選びのポイントについてご紹介したいと思います。

    塾の種類で選ぶ

    塾と言っても、補習塾と進学塾、そして受験対策用の塾と専門塾など塾に種類があります。まずは、それぞれの違いを見て行きましょう。

    塾の種類1 :補習塾

    補習塾とは学校の授業を復習として補う目的で、復習がメインになります。分からなくなってしまうと、つまずきの原因になってしまうので、苦手意識を克服するなら補習塾がおすすめです。

    塾の種類2 :進学塾

    進学塾は、その名の通り、進学を目的とした塾で、一般入試で受験する人向けの指導が受けられます。また、長期的に勉強を継続させたい場合や、進学に向けて利用しながら、授業の予習と復習、振り返りを行うという使い方もできます。

    塾の種類3 :受験対策

    進学という点では同じですが、受験対策の塾は、私立の難関中学や高校など、受験する学校が明確に決まっている場合、受験専門の塾を選ぶ必要があります。それは、塾によって強みが違うため、受験の難易度に応じて確実に合格に導いてくれる場所を選ぶ必要があるためです。難関と呼ばれる学校や、人気がある学校を目指す人は、受験対策専門の塾がおすすめです。

    塾の種4 :専門型

    学習塾は国語・算数・理科・社会の4科目がベースですが、英語やプログラミング、理科の実験など、科目に特化した専門型の塾も増えてきています。好きな科目をもっと伸ばしてあげたい人や、逆に苦手科目を克服させたいという人は専門型の塾を検討してみましょう。

    授業の形式で塾を選ぶ

    学校の授業は、先生が1人もしくは2人で教えるのに対して、塾はその概念を超えた授業の形態があります。どんな形で教えてもらえるのでしょうか。

    塾の授業の形式1:集団

    ひとつめは、学校の授業と同じ集団で教えるというスタイルです。先生1人に対して、受講する生徒が複数いるという点では学校の授業と同じです。しかし、席が毎回自由である他、講師は現役の大学生がアルバイトとして勤務しているケースが多く、学校の先生よりも年齢が近く、質問や雑談がしやすいというのは大きな違いかもしれません。

    塾の授業の形式2:個別

    先生1人に対して、複数の生徒が授業を受ける集団に対して、1対1または、先生1に生徒2という少人数で受けられるのが個別指導です。分からなかったらすぐ質問ができますし、子供の理解度に合わせて教えてくれるという特徴があります。

    受講する科目で塾を選ぶ

    受講する科目は、小学生は国語・算数・英語と3科目の中から、中学生は国語・数学・理科・社会・英語の中から相談して受講する科目を選びます。コースも多様化しており、週1回コース、週2回コース、週3回コースなど、回数を決めてその中でフレキシブルに科目を選ぶケースや、子供に応じてカリキュラムを決める塾もあります。受講する科目は、本人が苦手と思っている科目と、実際に理解度を見てみると別な科目をすすめられるケースがあるので、体験授業や見学を行い相談してから決める方が確実です。

    費用で塾を選ぶ

    費用は、科目数と週に何回通うかで変わってきます。毎月固定の月額性の他に、入会金や施設管理費、学期や進級のタイミングで教材費などがかかることも。固定費の他にどのような項目でどれくらいかかるのかを事前に確認しておく必要があります。

    いつから通うかで塾を選ぶ

    成績を上げたいという場合や、進学対策ならすぐに通う必要がありますが、それ以外なら、いつから通うか事前に話し合っておきましょう。それは、年度ごとに年会費の問題もありますし、秋口から冬にかけては日が沈むのが早くなるので、通塾の防犯面も考えなければ行けません。夏休みの夏期講習を利用して様子を見るというケースや、学年が上がったらという節目を意識するなど、ある程度いつから通うのか目安を相談しておきましょう。

    塾へのアクセスで選ぶ

    低学年から塾に通うなら、送迎が必要になりますし、3・4年生なら1人で通うことを想定して、行き帰りの道に危険な場所はないかどうか確認しておく必要があります。1人で通うのか、それとも送迎が必要かどうかでも塾選びは変わってくるので、いつから通うのかというのはやはり、大事なポイントになります。

    塾で勉強する時間帯で選ぶ

    小学生の学習塾は、授業が終わった放課後からスタートします。低学年は17時くらいから授業が始まるところもありますし、時間設定は塾ごとに違います。学校の授業が終わってから一度家に帰り、塾に向かう時間も考慮し、間に合うかどうかも大事なチェックポイントのひとつ。さらに、終わる時間が遅い場合は、防犯上行きは1人で通い、帰りはお迎えが必要なことも考えなければ行けません。夕飯の時間も必然的に遅くなるので、お風呂や寝る時間も遅くなります。実際に何時から何時まで勉強するのか、そして自宅に帰ってくる時間は何時くらいになるのか具体的な時間の目安も把握しておきましょう。

    先生との相性で選ぶ

    塾に通う場合、先生との相性は必要不可欠です。先生との相性を確認するためには、体験授業や見学で塾の方針や費用、そして教えてくれる先生と話すことが重要です。

    見学に行って実際の様子を確認する

    塾の種類と集団か個別かを選ぶまでが第一段階。そして、塾にかける予算といつから通うかを決めます。その条件を元に塾を探し、気になったところがあったら見学に申し込みましょう。実際に学んでいる様子や、先生の話を聞いた上で、具体的な金額を聞き、最後は家族で話し合って決めます。体験授業があるところもあるので、実際に受けてみると、子供も塾に対するイメージが膨らむので体験授業の有無もチェックしましょう。

    子供の意思とやる気

    塾選びは、いろいろなステップを踏んで、決めて行かなければいけないことがたくさんあります。でも、子供のやる気がなければ通っても無意味な結果になってしまうので、子供と相談しながら決めるようにしましょう。相談して決めることも子供のやる気を引き出すきっかけになるので、子供が塾で学びたいという気持ちになるよう、粘り強く接してみてください。

    本当に塾通いが必要かどうか家族で話し合う

    本当に必要かどうか家族で話し合う
    塾に通うとなると、毎月学費がかかり、家族の送迎やサポートが必要になります。行っても結果に結びつかないとお金と労力が無駄になってしまうので、本当に必要かどうか、家族で充分話し合いましょう。もし、少しでも子供が躊躇しているようなら、今は通うタイミングでないのかもしれません。学年が上がってからという選択や、他の塾も見てみるという方法もあるので、どれがベストなのか模索しながら子供に合う塾を見つけてみてみましょう。

    まとめ


    子供の将来を思うと塾に行かせたいと思うところですが、塾を選ぶ課程も、行くという決定も親子で成長する大事なチャンスなので、いろいろな情報を見て体験することが大事です。焦らず、ゆっくりお子さんに合う塾が見つかることを陰ながら応援しています。