
子供に読み聞かせたい童話一覧! 日本や世界の童話を知ろう
アンデルセン童話一覧
アンデルセン童話には、切ない物語が多くあります。その分美しく、長く記憶に残るような物語も少なくありません。大人になって読むと、子供のころとはまた違った読後感を味わえるでしょう。
人魚姫:何かを得て、何かを失うこと
人魚姫は海の底で暮らしていました。15歳の誕生日に海の上に出た人魚姫は、美しい人間の王子を見かけ恋をしてしまいます。人魚姫は王子に会いたい一心で、魔女に頼み声を捨て、人間の足を手に入れました。
みにくいアヒルの子:つらくても、幸せになるときが来る
アヒルの親子の中で一羽のヒナが卵からかえります。そのヒナ一羽だけ、大きく灰色でした。大きなヒナは、ほかのヒナからみにくいと馬鹿にされ、いじめられて育ちました。やがて大きなヒナは巣を飛び出し、偶然見かけた白鳥の姿に憧れを抱きます。
マッチ売りの少女:幸せの基準を考えるきっかけとなる
ある寒い日の夜、貧しい少女がマッチを売り歩いていました。しかし、誰も買ってくれません。お金持ちそうな人ですら、彼女を素通りしてしまうのです。寒さに耐えかねた少女は、売り物のマッチを擦って暖を取ろうとします。マッチを擦った彼女の目には、美味しそうなごちそうが見えていました。
アンデルセン童話集 おすすめ絵本|アンデルセンどうわ15話 (名作よんでよんで)
アンデルセン童話を15話まとめています。1話1話はコンパクトですが、童話の持つストーリー性をそのまま感じられます。アンデルセン童話には切なく悲しい結末になるものも多くあるので、「まずはパパママが先に読んでおくといい」とのレビューもあります。
世界の童話はほかにも
アンデルセンやグリム、イソップに限らず世界にはさまざまな童話があり、書店でも子供向けの絵本として幅広く販売されています。世界の童話はそれぞれ独特の雰囲気を持つため、イメージの世界に引き込まれていきます。世界の有名な童話を紹介します。
スーホの白い馬:動物の気持ちを考える
「スーホの白い馬」はモンゴルのお話です。遊牧民の少年・スーホは白馬の子供を拾いました。スーホは仔馬をかわいがり、大切に育てます。仔馬が美しく育ったある日、その土地を治める殿様が、娘の婿を探すために競馬大会を開きました。スーホは、馬と共にその大会へ出場することを決めました。
「スーホの白い馬」の絵本は、筆者の娘が幼稚園を卒園する時の記念品でした。幼稚園でも先生に読み聞かせてもらっていましたが、小学生になってから娘が改めて自分で読み、その内容をひしと噛みしめていました。
3びきのやぎのがらがらどん:ピンチを乗り越えることを学ぶ
「三びきのやぎのがらがらどん」は、ノルウェーの昔話を元としています。昔、3匹の「がらがらどん」という名前のやぎがいました。ある日、彼らは山へ行き、草をたらふく食べて太ろうと考えました。しかし、その山へ通じる吊り橋の下には、恐ろしいトロルが住んでいたのです。
まとめ:童話で豊かな心を育てよう
幼い頃に触れた物語は、意外と心に染みついているものです。楽しい、切ない、悲しい、嬉しい、それぞれの物語を読むことは、子供にとって大きな学びになるからです。また、大人にとっても童話に触れることで、新しい発見が得られることもあります。子供に広く深い心を持って欲しいと考えるなら、子育ての一環として童話を取り入れてみましょう。童話集を1冊購入し、多くの童話の中から「今日はこの絵本」と選んでもいいですね。きっとパパママも子供と一緒に夢中になれるでしょう。
なかには童話を読み聞かせてくれる無料のアプリや動画などもあります。パパママが忙しく、なかなか子供に読み聞かせてあげる時間が取れない時は、アプリや動画などを活用してみてもいいですね。