ランドセル用のレインカバーの選び方、おしゃれな雨カバーと簡単にできる作り方について
目次
ランドセル用のレインカバーとは?
ランドセル用のレインカバーとは、雨の日にランドセルにつけるカバーのことです。防水性や撥水性を持つランドセルが多いですが、毎日使うものなので、性能が徐々に落ちてしまい、小さな傷がついてしまうものです。そんな小さな傷に雨が浸透し、ランドセルを痛めてしまう可能性があるため、長く使い続けることを考え、ランドセル用のレインカバーをつける人が増えてきました。ランドセルにかける雨除けのレインカバーをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。
ランドセル用レインカバーのメリットとデメリット
ランドセル用のレインカバーは、雨からランドセルを守ってくれる役割がありますが、実はメリットとデメリットが存在します。ランドセル用のレインカバーをつける一番のメリットは、ランドセルに雨や水分がかかるのを防いでくれることです。しかし、デメリットは、学校についたら水分を拭き取るか、外して乾かす必要があるという点です。水分を放置しておくと、ひび割れや劣化にもつながります。下校後なら家庭でお手入れができますが、激しい雨が降った後の学校でのお手入れは、子供が忘れてしまうことも。子供に伝え、学校についたら、水分を拭き取るかランドセル用のレインカバーを外すかしなければいけません。でも、できるかと言ったら、難しいですよね。
ランドセル用レインカバーの選び方
雨が降って傘をさして登校する場合、自分の身体が濡れないようにさすので、ランドセルは二の次に、その結果ランドセルが濡れてしまうものです。そのため、雨の日だけでもランドセル用のレインカバーはつけた方が、ランドセルの痛みを防ぐことができます。では、どのような点に注意して選んだらいいのでしょうか。
ランドセル用レインカバーの素材
ランドセル用のレインカバーは、ポリエステルやビニールなど、雨を弾く素材を選びます。気に入った柄があった場合は、防水・撥水加工が施されているかどうか確認しましょう。さらに、定期的に防水スプレーをして乾かしておくと、防水効果をキープすることができるので、雨を弾く素材であっても、メンテナンスが必要です。
ランドセル用レインカバーのサイズ
ランドセルには、A4のクリアファイルが入るタイプ(M)と、A4のフラットファイルが入る(L)さらに、それ以上のサイズ(LL)の3つに分けられます。それぞれのサイズは下記をご覧ください。
M |
ヨコ245mm×タテ445mm |
A4クリアファイルが入る大きさ |
L |
ヨコ255mm×タテ455mm |
A4フラットファイルが入る大きさ |
LL |
ヨコ265mm×タテ470mm |
Lサイズ以上 |
今持っているランドセルのサイズがどれにあたるのか、図って確認してみましょう。選ぶ際には一回り大きいサイズを選ぶのがポイントです。
ランドセル用レインカバーのデザイン
ランドセル用のレインカバーは、雨の日に使うことからさまざまなデザインのものがあります。ランドセル自体が一色なのでチェックや水玉、さらにはプリント柄など、多種多様なデザインの中から選ぶことができます。カバーを変えてランドセルも衣替えするという人も。持っているランドセルの色を活かしたいという場合は透明、または半透明を選ぶようにしましょう。
ランドセル用レインカバーの色
最後は、色についてです。雨の日は傘をさして登校するので視界が限られてしまいます。そのため、傘をさしていることがはっきり分かる黄色の傘を推奨しています。ランドセル用のレインカバーも後方から来る車や自転車に認識してもらえるよう、はっきりした色を選ぶようにしましょう。
おすすめのランドセル用レインカバー
ランドセリ用のレインカバーは、雨に強い素材とサイズ選びが重要です。デザインや色は、子供の好みによって変わってきますが、ここからはおすすめをブランドごとに紹介したいと思います。
土屋鞄
価格:700円(税込)
ランドセルメーカーの老舗、土屋鞄のランドセル用レインカバーはすっぽり覆うタイプなので子供でも着脱が簡単!ポリエステル製で、小さくたためるので。使わない時にはランドセルの中にしまっておけます。サイズは、高さ35cm×幅30cm×奥行き23cmで、土屋鞄が作っているランドセルにぴったり入るように作られています。
池田屋
価格:200円(税込)
池田屋のランドセルレインカバーの特徴は、エチレンビニールアセタート(Ethylene-Vinyl Acetate)通称、EVA素材を使用し、耐久性・弾力性・柔軟性に富んだ素材を使用しています。すっぽりランドセルを覆うタイプで、値段も税込200円とリーズナブル!雨の日でも目立つ黄色を用いています。
ヘルツ
価格:3,240円(税込)
ヘルツのランドセル用レインカバーは、お客様の声を形にしたもので2018年に試験的に作られました。色は、黄色とブラウンの2色。カバーの周りをゴムで加工しているので子供でも着脱が簡単です。使わない時には小さくたたんで、同じ素材のポーチに入れて収納することができます。残念ながらヘルツのランドセル用レインカバーを買う方法は、店舗のみでの販売とのこと。ヘルツのランドセルは他にはない、個性的なものを手作りで販売しているので、ランドセル用レインカバーも試作ということで、個数限定でなくなり次第終了です。気になった人は、お近くの直営店に電話をかけて確認してみましょう。
ヘルツ直営店一覧
【ヘルツ本店】
- 住所:東京都渋谷区神宮前5-46-16 イルチェントロセレーノB1F
- 営業時間:12:00-19:00
- 定休日:水曜・第2木曜
- TEL:03-3406-1471
【ヘルツ大阪店】
- 住所:大阪府大阪市中央区久太郎町1-6-29 フォーキャスト堺筋本町1F
- 営業時間:12:00-19:00
- 定休日:水曜・木曜
- TEL:06-6539-2525
【ヘルツ仙台店】
- 住所:宮城県仙台市青葉区本町2-10-33 第二日本オフィスビル1F
- 営業時間:12:00-19:00
- 定休日:水曜・木曜
- TEL 022-395-7461
【ヘルツ名古屋店】
- 住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-18-25 丸の内KSビルB1F
- 営業時間:12:00-19:00
- 定休日:水曜・木曜
- TEL 052-228-8860
【ヘルツ博多店】
- 住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-16-10 興産ビル1F
- 営業時間:12:00-19:00
- 定休日:水曜・木曜
- TEL:092-473-8216
西松屋
価格:999円(税込)
西松屋のランドセル用レインカバーは、ランドセルの中でも一番大きいLLサイズにも対応できるよう大きめに作られています。すっぽりランドセルを覆うので雨水が浸入するのを防いでくれます。色は黄色で、反射ワッペンがついているのでさらに安心です。
ランドセル用レインカバーの寿命は?
ランドセル用のレインカバーは、雨の日限定で使用するので、使ったら乾かしてその都度お手入れをする必要があります。乾いたら小さくたたんでランドセルに収納を繰り返して使いますが、雨が降らない季節には折りシワや劣化の可能性もあるため、ランドセル用レインカバーの寿命は1年から2年程度と短めです。使う前に小さな傷がないかどうかチェックし、穴が開いてしまっていたら新しいものと交換しましょう。
ランドセル用レインカバーは手作りできる
上記でご紹介したランドセル用のレインカバーは、寿命が1年から2年と短いこともあってリーズナブルな値段で購入することができます。でも、寿命が短いなら手作りした方がもっとお得になるので、ランドセル用のレインカバーを作る人が増えています。
手作りで作ったランドセル用レインカバーはこちら
ランドセル用レインカバーの作り方
ランドセル用のレインカバーの作り方は簡単!ランドセル用のレインカバーはカスタマイズすることができますが、今回は一番シンプルな作り方をご紹介したいと思います。材料は以下の2つを準備します。
- 防水性のある生地
- ゴム
ランドセルの冠(かぶせ)と呼ばれる部分と、側面にあたるマチの部分2枚のサイズを図り、生地を切ります。
- マチの部分とランドセルを覆う部分を中表にして縫い合わせます。
- 縫い合わせた部分にゴムを通すために1センチ幅で縫います。
- 最後にゴムを通して完成
縫いしろが気になる人は、バイヤステープを使うときれいに仕上げることができます。下記のサイトでは作り方と型紙を紹介しているので参考にしてみてください。
ランドセル用レインカバーのお手入れの仕方
ランドセル用レインカバーは定期的にお手入れする必要があります。雨で使った後は水気を拭き取り、ランドセルに接している内側部分も乾いたタオルで拭いて、吊るして完全に乾かします。乾いたら丁寧にたたんでランドセルに収納。雨が降らない秋口から冬にかけて、素材が劣化してしまう恐れがあるので、一度取り出して状態をチェックするようにしましょう。
まとめ
大切なランドセルを守るためにも、ランドセル用のレインカバーは大事なツールになります。雨の日が楽しみになるようなカバーを探してみてはいかがでしょうか。そして、進級と共に、雨が降ったら自分でランドセル用のレインカバーをつけて学校にいったら外すということも教え、自分のものは自分でやる習慣をつけさせましょう。