赤ちゃんの鼻づまりに必要? 鼻吸い器の選び方や注意点、おすすめ10選を紹介

電動:据え置きタイプ おすすめ3選


続いて、吸引力に優れた電動据え置きタイプのおすすめ商品をご紹介します。

ピジョン 電動鼻吸い器

据え置き型の電動鼻吸い器です。吸引力は-30~-80kPa。チューブに鼻水が流れ込みにくい構造なのでお手入れがとても簡単です。ノズル部分は耳鼻咽喉科医と共同開発されていて、赤ちゃんが動いてもズレにくい形状になっています。

コンビ 電動鼻吸い器 S-80 ナチュラルホワイト

こちらも据え置き型で、吸引力は-20~-80kPaに対応。透明ボトルに鼻水が溜まる構造で、鼻水のチェックがしやすいです。静音設計なので夜も安心して使うことができますよ。

BabySmile 電動鼻水吸引器 メルシーポット  S-503

据え置き型で、とても人気のある商品です。吸引力は-83kPa。最新モデルは吸引力の調節機能をなくしているため、操作がとても簡単です。普段から電動鼻吸い器は最大出力でしか使わないというパパママも多い中「シンプルな操作方法に満足」と人気の商品です。

電動:ハンディタイプ おすすめ2選


最後は、コンパクトで持ち運びにも便利な電動ハンディタイプです。

BabySmile 電動鼻水吸引器 ベビースマイル S-303

ハンディ型の電動鼻吸い器です。吸引力は-60kPa。据え置き型に比べるとパワーは弱いですが、外出先でサッと使いたい時などにとても便利です。水洗いできるのでお手入れもしやすいでしょう。

KJC エジソンのすっきり鼻水吸引器S ホワイト

こちらもハンディ型の電動鼻吸い器。吸引力は-50kPaと-62kPaの2段階で調節できます。パーツを組み替えることで口から吸う手動タイプとしても使えるのが特徴。また、USBで充電できることも使いやすいと好評です。

鼻吸い器の使い方

鼻吸い器の使い方にはいくつかコツがあります。慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、コツをつかむと短時間で鼻水を取り除くことができるようになりますよ。

1.鼻吸い器を使う前にすること

まずは鼻水の状態をチェック。水っぽい鼻水は比較的吸引しやすいですが、ネバネバな鼻水やカチカチに固まった鼻水は鼻吸い器を使ってもなかなか吸引しづらいことが多いです。ネバネバ・カチカチな鼻水の場合は蒸しタオルを鼻に当てるとゆるくなって吸い取りやすくなります。お風呂上がりは鼻が温められて鼻水もゆるくなっているので、鼻吸い器も使いやすいですよ。

2.頭をしっかり固定する

鼻吸い器を使うときは、赤ちゃんの頭をしっかり固定して、鼻の粘膜などを傷つけないように注意することが重要。ママが床に座って足を伸ばし、足の間に赤ちゃんの頭をはさむような体勢を取ると頭を固定することができます。また、哺乳瓶でミルクを飲ませるときと同じように、横向きに抱っこして頭を固定させる方法もいいですね。赤ちゃんによっては鼻吸い器を怖がって暴れてしまうことがあります。パパママが笑顔で話しかけて、赤ちゃんをリラックスさせてあげることもポイントですよ。

3.なんどか吸引を繰り返す

赤ちゃんの頭を固定できたら、鼻吸い器のノズルを鼻の下からまっすぐ入れます。差し込んだあと、鼻の穴に優しく押しつけるイメージでノズルを顔に対して垂直方向に傾けていきます。鼻の構造上、ノズルを傾けて角度をつけることで、鼻水が吸い込みやすくなりますよ。最初は弱めの力で少しずつ吸引します。鼻水が出てこないときはノズルの向きを少しずつ変えて、鼻水が溜まっている場所を探しましょう。1回の吸引で全てを吸い取るのではなく、なんどか吸引を繰り返して少しずつ吸い取るようにしてくださいね。

鼻吸い器を使う際の注意点

鼻吸い器を使う際の注意点
吸引するときに差し込み口を鼻の奥まで入れすぎたり、強い圧で一気に吸い取ったりするのは厳禁です。鼻の粘膜を傷つけるだけでなく、耳にも負担がかかってしまいます。鼻吸い器を使うときは、弱めの圧で少しずつ吸い取るようにしましょう。短時間で素早く終わらせるように心がけることもポイント。長引くと子供が鼻吸い器を嫌がって暴れる原因になります。

鼻水で病院を受診するときの目安

鼻水で病院を受診するときの目安
鼻水が黄色や緑色っぽくネバネバしているときは病院を受診しましょう。色がついた鼻水はウイルスや菌などが原因です。放っておくと中耳炎にかかる恐れがあります。また、37.5度を超える発熱や赤ちゃんがぐったりしているなど、鼻水以外の症状があるときも病院を受診しましょう。鼻水が水っぽくサラサラで子供が元気であれば、自宅でケアをしながら様子を見でも大丈夫でしょう。ただし症状が長引くときや、ミルクが飲めない、離乳食が食べられない、夜に眠ることができないなど日常生活に支障が出ているときは、早めに医療機関で相談してくださいね。

子供のかかりつけ医、小児科医はどう選ぶ? 信頼できる小児科の選び方を紹介
子供のかかりつけ医、小児科医はどう選ぶ? 信頼できる小児科の選び方を紹介
赤ちゃんは熱や予防接種などで小児科に行く機会が多いですよね。初めて受診した小児科では医師の対応に不安になることも珍しくありません。信用できる医師を見つけることができれば、子供のことも安心して任せることができます。かかりつけ医の選び方をご紹介します。

まとめ

まとめ
鼻詰まりは外見からは分からないため、パパママはなかなか気づきにくいかもしれません。でも、赤ちゃんにとって鼻詰まりはとてもつらいもの。赤ちゃんがいつでも快適に過ごせるように、鼻吸い器を上手に活用してくださいね。

新生児はくしゃみが多い? 原因・対処法を解説
新生児はくしゃみが多い? 原因・対処法を解説
生まれたばかりの赤ちゃんがよくくしゃみをしていると、具合が悪いのか心配になりますよね。新生児は、体が未発達のためくしゃみをしやすい傾向にあります。新生児のくしゃみが多い原因や、注意点、自宅でできる対処法を解説します。
生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と育児のポイント! 授乳間隔や睡眠、体重、予防接種の予定は?
生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と育児のポイント! 授乳間隔や睡眠、体重、予防接種の予定は?
生後2ヶ月の赤ちゃんは、ふっくらした体型になり、泣いたり、笑ったりといろいろな表情を見せてくれるようになります。赤ちゃんの成長が嬉しい一方、予防接種がスタートするためパパママは初めてのことに戸惑うこともあるでしょう。生後2ヶ月の赤ちゃんの育児について解説します。
【育児漫画・育児あるあるvol.4】「感染症予防! 嫌がる子供にマスクをつける方法は?」
【育児漫画・育児あるあるvol.4】「感染症予防! 嫌がる子供にマスクをつける方法は?」
毎日、育児に奮闘中のパパママが「あるある」と頷く育児エピソードを育児漫画でご紹介! 寒い時期に流行する感染症対策にまつわるエピソードです。忙しい日々の育児や家事の合間に読んでくださいね。

はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!