スワドルミーってどう使うの? いつまで使える? おすすめ4選も
目次
スワドルミーとは? 特徴を紹介
スワドルミーとは、ベビー用品を広く扱うアメリカのSummer Infant社の製品で、足用ポケットがついた赤ちゃんをくるむおくるみです。swaddleとは細長い布でくるむ、という意味で、スワドルミーとはそのままほぼ直訳で”(私を)くるんでね”という意味です。スワドルミーの特徴を見ていきましょう。
赤ちゃんをくるむことに特化された設計
一般的なおくるみは正方形など四角い形状をしていて、慣れるまでは赤ちゃんをしっかりとくるみ込むのが難しいです。スワドルミーは、赤ちゃんをくるむことに特化した逆三角形のような形をしているのが特徴です。スワドルミーには赤ちゃんの足をしまうポケットがついていて、左右の羽部分を赤ちゃんの胴体に巻きつけて簡単に赤ちゃんをくるむことができます。赤ちゃんをくるむことに特化された形のおかげで、パパママにとってとても使いやすい仕様となっています。
また、上半身をスワドルミーでくるんだまま足元だけをめくって、おむつ替えができるのもスワドルミーの大きな特徴です。おむつ替えの際にわさわざスワドルミーを脱がせる必要がないので、パパママは助かりますよね。
適度なホールド感
スワドルミーは、簡単に赤ちゃんをしっかりとくるむことができ、後に詳しく説明するモロー反射を抑える働きをします。一方で、赤ちゃんをガチガチにくるんでしまうことはありません。足はある程度動かせるように設計されているので、赤ちゃんの股関節脱臼を予防することができます。
また、スワドルミーでしっかりくるむことで赤ちゃんがうつぶせになってしまう可能性が減り、SIDS(乳幼児突然死症候群)になるリスクを軽減できます。
赤ちゃんにスワドルミーを使うメリット
スワドルミーを赤ちゃんに使うことによってどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
スワドルミーでくるむと赤ちゃんが安心する
スワドルミーでくるむと赤ちゃんが安心するといわれています。スワドルミーでくるむと、赤ちゃんは少しきつめに締め付けられ、パパママが見ると一見苦しそうに見えるかもしれません。しかし、この適度な締め付けが、ママの子宮のなかでしっかり体を丸めていた時と同じような感覚で、赤ちゃんは安心してくれるのです。赤ちゃんがぐずった時やなかなか寝付けず寝ぐずりしている時などにスワドルミーでくるんであげると、赤ちゃんが安心し落ち着きを取り戻します。
スワドルミーでくるむと赤ちゃんのモロー反射を防止できる
スワドルミーでくるむと赤ちゃんの手足が動きづらくなるので、モロー反射を防止することができます。モロー反射とは、大きな音を立てた時に赤ちゃんが両手を広げて抱きつくような反射動作を指します。モロー反射は、赤ちゃんが眠りかけた時や睡眠中でも起き、自分のモロー反射で驚いて赤ちゃんが目を覚ましてしまうこともあります。気をつけていても、生活しているとどうしても音が出てしまうこともありますよね。そんな時にスワドルミーで赤ちゃんをくるんでいれば、赤ちゃんのモロー反射を防止することができ、赤ちゃんが起きずに眠りやすくなる効果があるのです。せっかく寝ていた赤ちゃんがモロー反射で起きてしまいぐずることが少なくなるので、赤ちゃんもパパママも楽になりますね。
スワドルミーの商品バリエーションとサイズ展開
スワドルミーはどんなバリエーションがあるのでしょうか。またサイズ展開もどの程度あるのかも気になりますよね。今までおくるみの類を購入したことがないパパママにとってはたくさんの種類があるなかどうやって選べばいいのかわからないでしょう。商品バリエーションとサイズ展開について紹介していきますね。
スワドルミーの商品バリエーション
スワドルミーには、「スワドルミー」と「スワドルミーラップサック」があります。スワドルミーは赤ちゃんの全身をくるみますが、スワドルミーラップサックは、全身をくるむほか、赤ちゃんの両腕を出して使用することもできる仕様になっています。赤ちゃんが生後2~3ヶ月頃になると、手足の自由がきかないために赤ちゃんによってはおくるみを嫌がることがあります。そんな時、スワドルミーラップサックなら半ぐるみとして活用することができるのでおすすめです。
スワドルミーのサイズ展開
スワドルミーのサイズにはS、Lがあります。スワドルミーサップサックは、1サイズです。詳しいサイズは、以下を参考にしてください。月齢での使用目安は、Sサイズで新生児から生後3ヶ月ごろまで、Lサイズで生後4ヶ月から6ヶ月ごろまでです。赤ちゃんの月齢でサイズを決めることもできますが、月齢よりも赤ちゃんの身長・体重を参考に、赤ちゃんの大きさに合わせたものを選んでくださいね。
S | L | スワドルミーラップサック | |
---|---|---|---|
体重 | 約3~6kg | 約6.5~10kg | 約3~6Kg |
身長 | 48~66cm | 48~66cm | – |
着丈 | 約51cm×幅約32cm | 約65cm×幅約35cm | 約64cm×幅約39cm |
巻き付け部 | 横幅約73cm | 横幅約79cm | 横幅約86cm |
重量 | 約100g | 約125g | 約140g |
素材 | 綿100% |
スワドルミーの使い方
スワドルミーで赤ちゃんをくるむ方法はとてもシンプルです。
- 広げたスワドルミーに赤ちゃんの下半身を入れる
- スワドルミーの左羽根で赤ちゃんの胴体をくるみ、赤ちゃんの右腕の下に挟む
- スワドルミーの右側の羽根を赤ちゃんの左側に巻き付ける
- 面ファスナーをとめる
くるみ方が難しいと赤ちゃんをくるむのに時間がかかり、その間に赤ちゃんが動き出してしまうこともありますが、スワドルミーならたった4ステップで赤ちゃんをくるむことができるので、とても簡単です。
次のページではスワドルミーが使える時期、おすすめのスワドルミーを紹介します