恥ずかしがりやの子供の写真撮影をするコツ! スマホ撮影、パパママでも実践できる方法を紹介
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恥ずかしがりやの子供を撮影するコツ
恥ずかしがりやの子供は、大人がカメラを構えるとうつむいてしまったり、カメラ目線の笑顔が撮れなかったりするので、パパママは子供のいい写真を撮ろうと苦労するかもしれませんね。
はいチーズ!カメラマンは、全国7000の幼稚園、保育園で撮影をしていますが、撮影でカメラに積極的に写りたくない子供にも出会います。恥ずかしがりやの子供の写真を撮るコツは、カメラを意識させないこと、写真撮影を楽しんでもらうことなど。子供達のいい表情を撮影するために日々試行錯誤しているプロカメラマンが、恥ずかしがりやの子供を撮影するコツをご紹介します。パパママにも簡単に実践できる内容になっているため、ぜひ試してみてください。
恥ずかしがりやの子供を撮るコツ1:近づきすぎず遠目から撮影する
恥ずかしがりやの子供を撮影する時は、無理に近づいて撮影しようとせず、一歩引いて遠目から撮影することもポイントです。子供が写真を撮られていることに気付かなければ、カメラを意識して恥ずかしがってしまうことはありません。この方法でカメラ目線の写真を撮ることは難しいですが、子供が夢中で遊んでいる姿や真剣な表情を撮影できます。パパママやきょうだいと遊んでいる時は、より自然な笑顔を撮影しやすくなりますね。例えば、ママと子供が遊んでいるところをパパが遠目から撮影することで、子供もカメラを意識せず笑っている瞬間を写真に収めやすくなりますよ。
恥ずかしがりやの子供を撮るコツ2:おもちゃやぬいぐるみを使う
七五三やお誕生日、記念日などの特別な日は、カメラ目線の子供の写真を撮る機会もありますよね。恥ずかしがりやの子供がカメラ目線で笑っている写真を撮るのは難しいかもしれません。そんな時は、おもちゃやぬいぐるみを使ってみましょう。アンパンマンなど子供が好きなキャラクターのおもちゃやぬいぐるみ、音が出るものも効果的です。
おもちゃやぬいぐるみを使って撮影する方法は簡単です。おもちゃは隠しておいて、シャッターを切るタイミングで「お友達連れてきたよ~」や「カメラの丸いところ見ててね、何か出てくるよ~」と言って子供に興味を持たせ、シャッターを切る直前にカメラのレンズ付近におもちゃを出します。すると、必ずと言っていいほど子供はおもちゃを見てくれるので、カメラ目線で笑顔の瞬間を狙って撮影しましょう。
恥ずかしがりやの子供を撮るコツ3:パパママのポーズを真似してもう
恥ずかしがりやの子供を撮影する時は、パパママがポーズを考えて実際にやって見せ、それを子供に真似してもらう方法もおすすめです。カメラを向けられて「はいチーズ!」と言われても、子供はどんなポーズをすればいいのか、戸惑ってしまう場合もあるでしょう。子供が好きな動物やキャラクターのポーズなどを真似してもらうことで、緊張もほぐれ、楽しみながら撮影することができます。
はいチーズ!カメラマンの撮影現場でも実践していて、例えば、大勢のパパママに見られる発表会イベントの撮影で緊張している子供達に「好きな動物になってみよう」とうさぎやくまのポーズをやって見せます。すると子供達は喜んでポーズを真似してくれ、自然な笑顔の写真を撮ることができました。ポーズだけでなく掛け声で「がおー」や「にゃー」と言ってもらうこともあり、そうすることでより子供達の緊張もほぐれて自然な表情の写真を撮ることができます。
パパママがやる時のポイントは、子供にも分かりやすく簡単なポーズであること、パパママが楽しんで大げさにやることです。うさぎや猫など動物のポーズ、仮面ライダーやウルトラマンのポーズなど、子供が好きそうなポーズを試してみてくださいね。
恥ずかしがりやの子供を撮るコツ4:セルフタイマーを使う
セルフタイマーを使えば、撮影者が必要ないので、子供とパパママみんなで写真に写ることができます。子供を撮影する際、子供1人を写してパパママが撮影者になる場面は多いですよね。その場合、みんなの目線が子供1人に集まってしまい、恥ずかしがりやの子供は余計緊張してしまうこともあるでしょう。
セルフタイマーを使用することでパパママの両手が空くので、子供を抱っこしてあげたり、膝の上に乗せたり、肩車をしてあげたりすることもできます。パパママとスキンシップを取りながらの撮影では、恥ずかしがりやの子供もリラックスして撮影できるので、笑顔の瞬間を収めやすくなりますよ。「3・2・1」と子供と一緒にカウントダウンして撮影するのも楽しいですね。
スマートフォンのセルフタイマーで撮影する際は、子供やパパママがちゃんと写っているか構図を確認して固定して置きます。スマートフォンを固定する時は、カバンの上に置いたり、立てかけたりしてもいいですし、三脚付きの自撮り棒やスマートフォンに取り付けるスマホリングなどを利用するといいですよ。セルフタイマーは、シャッターが切られるまでに撮影者が移動する時間を考え、7~10秒に設定するのがおすすめです。
恥ずかしがりやの子供を撮るコツ5:写真を撮り合いっこする
子供とパパママで写真を撮り合いっこするのも、写真撮影を楽しんでもらえる1つの方法です。例えば、最初に子供にパパママの写真を撮ってもらいます。子供に撮ってもらったら、その写真を一緒に見て「上手だね」とたくさん褒めてあげるのも撮影を楽しんでもらうコツです。その後「今度はパパママが撮ってみるね」と言い、子供の写真を撮ります。写真を撮り合いっこする時に、「どっちが上手に撮れるか勝負しよう」と子供になげかけてみる方法もおすすめです。
幼稚園や保育園の撮影現場では、子供達にカメラマンが使っているカメラを持たせてあげることはできませんが、大人がやっていることをやってみたい!と感じてもらう方法を試しています。例えば、恥ずかしがって撮影させてくれない子がいた時、子供が制作したお面を貸してもらいカメラマンが被って「面白いでしょ?」と見せると、「ぼく(わたし)もやってみたい!」「お面を被ったところ撮って!」と興味を持ってくれ、笑顔の写真を撮ることができました。
恥ずかしがりやの子供でも、「写真を撮ること」や「勝負をすること」に興味が持てると、写真を撮られることを意識しすぎず自然と楽しめることもありますよ。
まとめ
子供がカメラを意識せず楽しみながら撮影できると、恥ずかしがりやの子供でも笑っている瞬間を写真に収めやすくなります。カメラ目線だけでなく、遊びに夢中になっている写真など、いろいろな瞬間を撮影してみてくださいね。ここでご紹介したコツはパパママでも簡単に実践できるので、ぜひ試してみてください。