自転車用チャイルドシートカバーの選び方とおすすめを紹介
目次
自転車用チャイルドシートカバーの選び方
自転車用のチャイルドシートカバーを選ぶ時に、どのような点に気をつけたら良いのか意外とわからないママも多いのではないでしょうか。ママの利便性と子供の快適性のどちらも兼ね備えたものを選びたいですね。買ってから後悔しないように選び方を確認してみましょう。
チャイルドシートカバーの通気性
雨・風から子供を守ってくれるチャイルドシートカバーですが、通気性があることはとても重要です。夏の暑い日は湿度も高くなるので空気の通り穴がないと、熱がこもってしまいます。通気口があることで外の空気を中に取り込み、カバー内のムレを防いでくれます。2ヶ所以上の通気口があって空気が循環できるものや、雨が止んだときに簡単にカバーを開けて風通しを良くすることができるものを選びたいですね。
チャイルドシートカバーに防水・撥水加工されているか
雨が降っているから保育園・幼稚園はお休み、というわけにはいきませんよね。チャイルドシートカバーが1番活躍するのは雨の日です。縫製品なので完全防水ではないですが、チャイルドシートに乗った子供が傘をささなくてもいいように、撥水加工されているものを選びましょう。カバーはしっかり雨を防いでいても、ファスナーから雨が漏れてきてしまうケースがあるので、二重構造や止水ファスナーがおすすめです。
子供の様子が確認できるチャイルドシートカバーかどうか
自転車で走行している間も、子供がどんな様子でいるか気になりますよね。カバーに覆われて子供の様子が確認できないということは、子供からもママが見えないということです。子供が何かを訴えたい時にすぐに気づけるように、子供からママが見えて安心できるようにクリア部分が多い視界の良いタイプを選びましょう。
前(フロント)と後ろ(リア)は形状の違いに注意
自転車用のチャイルドシートは前のハンドルに取り付ける「フロント」と、後ろのリアキャリア(荷台)に取り付ける「リア」の2種類あります。この2種類は形状が全く異なるのでフロント用のチャイルドシートにはフロント用のカバー、リア用のチャイルドシートにはリア用のカバーが必要になります。またフロント用カバーの場合ハンドル一体型には取り付けられないことや、リア用カバーの場合ヘッドレストがないタイプには取り付けられないことがあります。購入する際は間違えないように、ご自身のチャイルドシートのタイプとカバーの適合をきちんとチェックしましょう。
コンパクトに畳めるチャイルドシートカバー
夏場の天気が良くて気温が高い日は通気性が良くても、熱がこもりやすいので子供は不快に感じてしまいます。チャイルドシートカバーの着脱が簡単で、使用しない時はできるだけコンパクトに邪魔にならないように収納したいものです。カバーとセットで収納袋が付いているものもあり、雨が心配な時に簡単に持ち運びができたりヘッドレストの後ろにまとめられるタイプもありますよ。
つけっぱなしOKのチャイルドシートカバーなら着脱が省ける
チャイルドシートカバーをつけっぱなしにするメリットは、なんと言っても楽なことですね。忙しい朝に毎回付けたり外したりは、ちょっとしたストレスにもなりかねません。カバーが付いたままだと、付いてない時に比べると子供の乗り降りがしにくい場合があります。つけっぱなしにする場合は、チャックが足元まで大きく開くタイプがいいですよ。
自転車用チャイルドシートカバーフロントおすすめ5選
フロント(前用)のチャイルドシートは対応年齢は1歳から4歳未満、身長は100cm以下で体重は15kg以下が目安となっています。子供に目が届くので安心ですが、重たくなるとバランスを崩しやすくなるので、実際は1歳〜2歳の時期に使用する事が多いです。晴れている日は上のカバーだけ外せるものや、成長に合わせて高さを調節できるものなどがあります。フロント用のチャイルドシートカバーのおすすめを特徴と合わせて紹介します。
マルトレインカバー前用
カバーは上下分離ができる構造になっていて、晴れている日は上のカバーを外すことができ収納袋に入れて持ち運びができます。下カバーはカゴカバーにもなって中が見えなくて便利です。
ハローエンジェル レインカバー前面用
忙しい朝でも簡単にたった1分で装着が可能で、持ち運びに便利な収納袋付きで重さはなんと約700g!取り外しができるハンドルカバーも付いていて、ママの手も雨から守ってくれますよ。
OGK技研 前乗せレインカバー
ヘッドレストあり・なしどちらも使用可能で、高さがあるのでヘルメットをしていていも窮屈さを感じにくく視界も良好です。後頭部側も透明で子供が振り返ってママの顔を確認できて安心感がありますよ。
リトルキディーズ前用チャイルドシートレインカバー
3段階に高さを調節でき、広々空間で360℃視界が良好です。振り向くとママがいるのは何よりも安心感ですよね。前後両開きファスナーで子供の乗せ降ろしがしやすい作りになっています。
Socca(ソッカ)レインカバー前用
夏の暑い日も快適に使用できるように、下カバーを外して風通しを良くすることができ、前の窓を折りたたみ日よけを作ることができます。前後左右に大きく開き乗せ降ろしも楽々ですよ。
自転車用チャイルドシートカバーリアおすすめ5選
リア(後ろ用)のチャイルドシートの対応年齢は1歳から6歳未満、身長は115cm以下で体重は22kg以下が目安となっています。最初はフロントタイプを使用していても子供が成長したタイミングや、2人の子供がいる場合リアが必要になることがありますね。リア(後ろ用)は長い期間使用することが考えられるので、成長に合わせてシートベルトや足台が調整できるものが好ましいですよ。カバーは子供が乗り降りしやすく設計されているものが多く、晴れた日に窓を大きく開けることができたり収納しやすいタイプなどがあります。リア用のチャイルドシートカバーのおすすめを特徴と合わせて紹介します。
マルト レインカバー後ろ用
カバーを使用しない時はヘッドレストの後ろにまとめて留めて、付属の袋に収納できます。サイドファスナーを開けた時、カバーはマジックテープで留めて乗り降りしやすくなっています。
ハローエンジェル レインカバー後ろ用
天井から後ろ側へ片側がフルオープンなので乗り降りが簡単です。前面の大きな窓とサイドにも窓があり、晴れた日はビニールをめくりボタンで留めることで圧迫感なく使用できます。
OGK技研 後ろ用チャイルドシートレインカバー
ファスナーがフットレストのところまで広く開くので、子供を持ち上げなくても乗り降りがしやすく便利です。広い視界で晴れた日は前面のビニール部分は巻いて留めて置くこともできます。
リトルキディーズ後ろ用チャイルドシートレインカバー
フロント用と同様高さを確保した設計と、大きい窓で360℃のワイドな視界が快適です。両開きファスナーで前からも後ろからも開き、サイドパネルをドアのように開けることができます。
Socca(ソッカ)レインカバー後ろ用
型崩れしにくく、後ろのファスナーを開けると大きく開くので乗せ降ろしに便利です。前用と同様下カバーを外したり、前の窓を折りたたんで日よけを作れるなど雨が降っていない日も快適です。
自転車用チャイルドシートカバー前後セットのおすすめ3選
兄弟姉妹がいる場合はフロントとリア、どちらも必要になってきますよね。自転車の前後でチャイルドシートを使用する場合には、「幼児2人同乗基準適合車」を選ぶ必要があります。この適合車は一般の自転車よりもフレームやブレーキが強化されており、安全性が高くなっています。乗せる子供の体重はフロントは15kg、リアは22kgを超えないようになどチャイルドシートを前後で利用する際の注意点があるので確認しましょう。チャイルドシートカバーは前後でセットのタイプを選ぶと、前後に乗る兄弟姉妹で「お揃いだ!」という喜びも増しますよね。前後セットのおすすめを特徴と合わせて紹介します。
FABHUG チャイルドシートカバー前後セット
取り付け方が簡単で、収納や携帯に便利な巾着袋も付いています。ファスナーカバーがあり雨が染みにくい作りになっていて、晴れた日はビニール部分を開けてスナップで留めることができます。
ハローエンジェル レインカバー前後セット
前後共に窓が大きく視界が良く、ビニールの下から充分な空気が入り込み雨を防ぎつつ通気性があります。カラーバリエーションも豊富で、可愛い色合いで前後で揃えるとオシャレさがアップしますよ。
chibito チャイルドシートカバー前後セット
被せて面ファスナーを留めるだけで簡単に設置ができるので、忙しい朝も素早く支度ができます。フロントもリアもサイドまで窓があり、圧迫感を感じずに景色を楽しめます。
チャイルドシートカバーの洗い方
外で使用するものなので雨やほこりなどで、どうしても汚れは付いてしまいます。その場合は、水かぬるま湯で洗い流します。洗濯機やもみ洗い、ブラシで擦るなどすると生地が傷ついてしまうので避けましょう。
こまめな手入れで長く使おう
チャイルドシートカバーは濡れた状態で放置してしまうと、カビや変色の原因となってしまうので日陰の風通しの良い場所で保管しましょう。雨で濡れた後は乾いた布で拭いてあげるなど、こまめな手入れでカバーの持ちは変わってきますよ。駐輪場所に屋根がなく雨風にさらされてしまう場合は、自転車カバーの利用がおすすめです。チャイルドシートとカバーだけでなく、自転車本体の劣化も防ぐことができます。
まとめ
自転車のチャイルドシートカバーは自転車とチャイルドシートを長く使い続ける為、そして子供を雨や寒さから守るのに必要不可欠です。つけっぱなしにしておきたいママや、その都度取り外したいママなど使用する状況によって変わってきます。子供が乗り降りしやすいものや、取り外しが簡単で収納できるなどママも子供も快適に使えるよう選び方を参考に、お気に入りを見つけてくださいね。