赤ちゃんの肌に優しい日焼け止めは? おすすめ12選! 正しい塗り方、注意点も解説
目次
赤ちゃん用の日焼け止めのおすすめ12選
赤ちゃんにも安心して使えるおすすめの日焼け止めを12アイテム紹介します。どの日焼け止めも香料や着色料、アルコールなど化学成分を含まないノンケミカル商品で、赤ちゃんの肌に優しい成分で作られています。いずれも使用前はパッチテストで肌に異常が起きないかを確認するようメーカーが推奨しています。
商品はドラッグストアやベビー用品店のほか、Amazonや楽天などネット通販でも購入できます。店舗により価格や送料などが異なるので詳細を確認し、口コミなども参考に商品を探してください。
アロベビー UV & アウトドア ミスト
アロベビーは国産の天然由来を原料とする成分にこだわったベビースキンケアブランドで、新生児から安心して使ると多くのパパママから高く評価されています。こちらはレモングラスやローズマリーなど100%自然の成分から作られています。虫除け効果もあるのが魅力です。
対象年齢 | 新生児~ |
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成分・特徴 | 100%天然成分配合、アロマによる虫除け効果 |
SPF/PA | SPF15/PA++ |
テクスチャー | スプレータイプ(ミスト) |
落とし方 | お湯で流す |
アロベビー UVモイストミルク
ホホバ種子油など保湿力の高い成分が含まれており、日焼け止めを塗っていても赤ちゃんの肌を乾燥から守ってくれます。ミルクタイプで肌なじみがいいと定評があります。敏感肌の赤ちゃんにおすすめです。
対象年齢 | 新生児~ |
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成分・特徴 | 高保湿成分配合 |
SPF/PA | SPF15/PA++ |
テクスチャー | ミルクタイプ |
落とし方 | お湯で流す |
ピジョン UVベビー ウォーターミルク SPF15 PA++
ベビー用品でおなじみのピジョンの日焼け止めです。新生児から使える水ベースのミルクタイプで、さらさらした質感でべたつかず石鹸で簡単に落とせます。セラミドやヒアルロン酸などの潤い成分や肌荒れ防止成分を配合しています。皮膚科医による皮膚刺激性テスト済みです。
対象年齢 | 新生児~ |
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成分・特徴 | ウォーターベースでさらさら、潤い成分・肌荒れ防止成分配合 |
SPF/PA | SPF15/PA++ |
テクスチャー | ミルクタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
アトピタ 保湿UVクリーム
アトピタシリーズは赤ちゃんの肌の乾燥やかゆみに悩むパパママから支持されていて、2014年第6回マザーズセレクション大賞を受賞しています。こちらはウォーターベースでとても塗りやすく、潤い成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」が赤ちゃんの肌の乾燥や肌荒れを防ぎます。化学成分無添加でアレルギーテスト済みなので、敏感肌の赤ちゃんにも安心して使えます。
対象年齢 | 記載なし |
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成分・特徴 | 潤い成分配合、乾燥肌に特化 |
SPF/PA | SPF29/PA+++ |
テクスチャー | クリームタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
オーガニックマドンナ ピュアガードサンミルク
オーガニックマドンナシリーズは厳選した植物原料にこだわり、日本人に肌に合わせたスキンケア製品を製造しています。こちらは水の代わりにアロエなど植物から抽出した「プランツウォーター」を使用し、アルガンオイルやシアバターなど天然の保湿成分を配合しています。虫が苦手なレモングラス、シトロネラ、ユーカリなどのアロマの香りで虫除け効果もあります。
対象年齢 | 新生児~ |
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成分・特徴 | 高保湿成分配合、厳選した植物原料を使用 |
SPF/PA | SPF30/PA+++ |
テクスチャー | クリームタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
Mama&Kids UVライトベール
ナチュラルサイエンスのMama&Kidsシリーズは皮膚科医の協力のもと低刺激処方にこだわっており、多くのメディアでも取り上げられ口コミランキングで何度もNO.1に選ばれています。こちらの日焼け止めにはスイス・アルプス地方の多年草「エーデルワイス」から抽出したスキンケア成分など、妊娠中のママや生まれたばかりの赤ちゃんに優しい天然成分を配合しています。独自の「カプセルインUVシールド」処方により赤ちゃんや敏感肌のママにも安心です。
対象年齢 | 新生児~ |
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成分・特徴 | 皮膚科医監修の低刺激処方、天然スキンケア成分配合 |
SPF/PA | SPF30/PA+++ |
テクスチャー | 乳液タイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
和光堂 ミルふわ ベビーUVケア 毎日のお散歩用
「ミルふわ」は和光堂のスキンケアシリーズで、水と油のバランスにこだわった潤いケアが特長です。オリゴ糖やセラミドなど母乳を手本にしていて肌に優しく、水溶性の保湿成分と潤い脂質成分をバランスよく配合しています。赤ちゃんの肌に塗りやすいようにテクスチャーもこだわっていて滑らかな使用感です。白くなりにくい点もポイントですね。
対象年齢 | 新生児から |
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成分・特徴 | 母乳を手本とし水溶性・脂質性の成分をバランスよく配合 |
SPF/PA | SPF21/PA++ |
テクスチャー | クリームタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
ナチュラムーン ママ&ベビー UVミルク
ナチュラムーンは2011年に新感覚生理用品として誕生し、女性の間で口コミで大人気となって多くのメディアでも取り上げられています。こちらの日焼け止めにはイチゴ果実エキスやラベンダー花水、ザクロ種子油など天然由来の素肌ケア成分を配合しており、赤ちゃんから大人まで幅広く使えます。無香料ながらほのかにラベンダーの香りがします。ミルクタイプで手早くムラなく塗れます。
対象年齢 | 生後3ヶ月から |
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成分・特徴 | 天然由来の成分配合でスキンケア効果もある |
SPF/PA | SPF22/PA++ |
テクスチャー | ミルクタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
パックスベビー 日焼け止め UVクリーム
パックスベビーシリーズは人や自然に優しい成分にこだわっていて、100%天然の植物油を使用しています。日焼け止めには保湿成分にマカデミアナッツオイルを使用し、肌への刺激が少なく敏感肌の赤ちゃんや大人でも使えます。固めの質感で伸びにくいため塗りにくく感じることもありますが、赤ちゃんの肌に刺激のある成分が含まれていない証拠です。ちょっとした買い物や散歩にぴったりです。
対象年齢 | 記載なし |
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成分・特徴 | 100%自然由来の成分配合、低刺激 |
SPF/PA | SPF17/PA+ |
テクスチャー | クリームタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
オルナ オーガニック ベビー
オーガニック成分で保湿力の効果にもこだわっています。母乳を手本とした赤ちゃんにも優しい美容保湿成分や植物保湿成分を配合しており、 乾燥によるダメージを防ぎます。無香料でほんのり自然のハーブが香ります。SPFやPAが記載されていないので、まずは日常使い用として使ってみるといいでしょう。
対象年齢 | 0歳~ |
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成分・特徴 | 美容保湿成分・植物保湿成分配合 |
SPF/PA | 記載なし(日常使い向け) |
テクスチャー | ミルクタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う、赤ちゃんシートで拭き取る |
For fam(フォーファム)アウトドアUVミルク
虫が嫌がる100%天然由来の精油や保湿・保護成分、6種類のセラミドを配合しています。虫除け試験(ヒトスジシマカ忌避試験)により虫除け効果も実証されているので、レジャー用におすすめです。赤ちゃんから使えますが具体的な使用可能年齢が記載されていないので、使用前はパッチテストをしてください。
対象年齢 | 赤ちゃんから |
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成分・特徴 | 植物由来オイル・14種類の植物エキスを配合、虫除け効果を実証済み |
SPF/PA | SPF30/PA+++ |
テクスチャー | ミルクタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
DHC 日焼け止め 赤ちゃん
天然成分を配合した弱酸性の成分で赤ちゃんの肌に優しい日焼け止めです。肌にもともと存在する天然保湿因子(NMF)を配合し、赤ちゃんの肌の潤いを保ります。天然由来の紫外線防止成分を使用し肌への刺激を抑えています。滑らかに伸びて白浮きせず、石鹸で簡単に洗い落とせます。
対象年齢 | 記載なし(赤ちゃんから) |
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成分 | 弱酸性、天然由来の紫外線防止成分配合 |
SPF/PA | SPF30/PA++ |
テクスチャー | クリームタイプ |
落とし方 | 石鹸で洗う |
赤ちゃんに日焼け止めを塗る時のポイント
赤ちゃんに日焼け止めを塗る時は、ポイントを押さえ優しく塗ってあげましょう。
塗り残しや塗りムラがないよう満遍なく塗る
赤ちゃんに日焼け止めを塗る時は、一旦ママの手のひらに日焼け止めを取り両手で軽く伸ばしてから赤ちゃんの顔や体に塗ってあげましょう。赤ちゃんの髪の生え際や耳・首の後ろ、小鼻のわき、あごの下、ひじ、ひざ、手足の甲は塗り忘れがちな場所なので特に意識して塗ってください。赤ちゃんの口周り、目の周りなど皮膚が薄くデリケートな箇所は塗らないように気をつけてください。
日焼け止めを2~3時間ごとに塗り直す
日焼け止めの効果は時間とともに薄れてきます。また汗をかいたり、こすったりしても取れてしまいます。一度赤ちゃんに日焼け止めを塗ったからと安心せず、2~3時間ごとに赤ちゃんに日焼け止めを塗り直してください。赤ちゃんのおむつ替えや授乳、水分補給の時に合わせて日焼け止めを塗り直すといいでしょう。
日焼け止め、虫除けの順につける
夏場は、日焼け止めと虫除けを一緒につけることが多いですよね。その場合最初に日焼け止めを塗り、よく乾かしてから虫除けをつけましょう。虫除けは空気中に揮発することで効果が得られるため、一番外側につける必要があります。日焼け止めと虫除けが一緒になった便利な商品もありますが、日焼け止めの効果が十分に得られないとしてアメリカ疾病対策予防センター(CDC)は使用を推奨していません。
旅行者の健康(アメリカ疾病対策予防センター(CDC)(英語))
「【小児科】子どもの虫除けについて」日焼け止めを使う場合(ハピコワクリニック五反田)
赤ちゃんに日焼け止めを塗る時の注意点
赤ちゃんに日焼け止めを使う時に注意すべき点をまとめました。
湿疹がある、肌が弱い赤ちゃんに日焼け止めを塗らない
赤ちゃんの肌に異常がある時に日焼け止めを塗ると大きな刺激となり湿疹が悪化するおそれがあるので、日焼け止めは塗らない方が安心です。そもそも湿疹など赤ちゃんの肌にトラブルがある時に直射日光を浴びるとトラブルが悪化してしまう可能性があるので、なるべく紫外線が多い時間帯の外出は控えた方がいいでしょう。赤ちゃんも帽子をかぶせたり、洋服や薄手のおくるみなどで肌を覆うなどして紫外線を防いであげてください。
去年使っていた日焼け止めは使わない
去年の日焼け止めが残っているとつい今年も使ってしまいたくなりますが、肌が未熟な赤ちゃんに去年使っていた日焼け止めを使うことはおすすめできません。医薬品医療機器等法(旧題名:薬事法)では、製造から3年以上経っても品質が変わらないものについては、使用期限を記載する必要がなく、日焼け止めにも使用期限が書かれていないことがほとんどです。しかしこれは未開封の場合。日焼け止めは一度開封すると劣化が始まり、ホコリや雑菌が入る可能性もあります。日焼け止めを開封したらできるだけ早く使い切るのがベストです。とくに肌がが弱い赤ちゃんの日焼け止めはワンシーズンで使い切り毎年新しく用意しましょう。
去年の日焼け止め、今年も使える?
日焼け止めの使用期限・使用方法とは(資生堂)
保育園での日焼け対策は?
子供が保育園に通っている場合、散歩や外遊び、プールなど園での日焼け対策も気になりますよね。外に出る時に個別に日焼け止めを塗ってもらえる保育園は基本的にないため、本来なら2~3時間おきに日焼け止めを塗り直したくてもできないことがほとんどです。紫外線が強くなる10時以降まで効果が持続するよう、朝の登園前にパパママが子供にしっかりと日焼け止めを塗ってあげてください。ウォータープルーフタイプの日焼け止めなら、汗や水で落ちにくくお散歩やプールの前に落ちてしまう心配も軽減されます。保育園でのプールや水遊びにはラッシュガードを併用すると、紫外線の影響をより減らせます。
まとめ
昔は子供たちが太陽の下で無防備に真っ黒に日焼けを繰り返していましたが、現在は赤ちゃんのころから日焼け対策をしっかり行うことが常識となってきました。特に肌が未熟で敏感な赤ちゃんに紫外線は大敵です。赤ちゃん用の低刺激な日焼け止めを使って、しっかりと赤ちゃんの肌を守ってあげてくださいね。