【3歳,4歳,5歳】幼児に人気の習い事ランキング! 気になる費用は?
目次
【教室学習】幼児に人気の習い事ランキング
子供の成長にともない、教室学習に高い関心が集まる傾向があります。2020年度からの学校教育改革の影響もあり、これまで以上に注目を集めている分野ではないでしょうか。
第1位:英会話・英語教室
教室学習系の習い事でもっとも注目を集めているのが、英会話・英語教室です。2020年度より小学校3年生から英語の授業が始まったことにより、より需要が高まったといえるでしょう。幼児期から英語学習を始めることにより、正しい発音やリスニング力を身につけられるだけではなく、コミュニケーション能力の向上が期待されます。かかる費用は、対日本人講師だと月5,000~10,000円程度ですが、対外国人講師だと月8,000~15,000円と少し高額になります。
第2位:楽器や音遊びなどの音楽教室
教室学習系で不動の人気を誇る習い事といえば、音楽教室でしょう。3歳ごろから音楽とともに体を動かす音遊び・リズム遊びを始め、落ち着いて座っていられる4歳以降になると楽器のレッスンを始める家庭が多いようです。楽器の演奏は指を動かすので、脳の活性化に効果があるといわれています。かかる費用は教室やコースによって異なりますが、月4,000~6,000円程度が相場です。
第3位:学習塾や計算・書き取りの塾
昨今では受験目的ではなく、小学校の入学準備として塾に通わせたいと考えるパパママが増えてきています。2020年度の教育改革により授業内容が全体的に前倒しになったこともあり、事前に学校の授業を予習しておくとスムーズに学校生活が始められますね。かかる費用は塾や受ける教科によって異なりますが、1教科につき月6,000円~というところが多いようです。計算に特化したいのであれば、そろばん教室が月3,500円程度とリーズナブルですよ。
【家庭学習】幼児に人気の習い事ランキング
家庭学習は自宅で手軽に始められ、かかる費用も比較的リーズナブルなことで人気です。2020年の新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響も、家庭学習への関心が高まっている理由の1つといえるでしょう。
第1位:通信教育
毎月子供が興味を持ちやすい教材やワークブックが届くので、就学前に学習習慣を身につけさせたいパパママにおすすめです。タブレット教材をメインで使用する通信教育も増えており、子供が遊び感覚で自ら学習を進められるような工夫がされています。かかる費用は受講する教科の数やタブレットの有無によって大きく異なり、月1,000~10,000円程度になります。
第2位:市販の問題集
通信教育は決まった教材が毎月セットで届くので準備が楽というメリットはありますが、申し込みや退会に手間や費用がかかるのがデメリットともいえます。その点、市販の問題集は始めたい時に始められて、合わない時はすぐにやめられるという手軽さが魅力です。けれど種類が多いため、選ぶのが大変。レビューなどを参考に、子供に合ったものを探してみましょう。大体1,000円前後のものが多いですが、問題数が多い大判のものだと3,000円を超える場合もあります。
学研の幼児ワーク 4歳 もじ かず ちえ
オールカラーのかわいいイラストで、子供が楽しみながら進められるワークブックです。似た形のひらがなの書き取り練習をする「もじ」、10までの数を覚える「かず」、推理問題や迷路の「ちえ」の3分野をバランスよく学べるので、初めての家庭学習におすすめ。2歳から6歳まで、年齢別に出版されています。筆者の子供もコロナウイルスによる自粛期間中にやっていました。初めてのワークブックでしたが、付録のごほうびシールが楽しみで自分から積極的に取り組んでいました。
第3位:DVD・ビデオ教材
DVDやビデオなどの映像教材は、歌やアニメーションなど子供が「勉強」というプレッシャーを感じることなく楽しく学べるものが多いです。YouTubeなどの動画サービスでお試し版が視聴できるものもあるので、子供の反応を見ながら選ぶのもいいですね。ただし映像教材は子供がのめり込みやすいので、視聴時間などルールを決めておきましょう。価格は1,500円程度のものから、セットになると8,000円程度のものまであります。
Goomies ENGLISH FOR KIDS 幼児英語 DVD
1話約3分の短編アニメが30話入っている英語歌DVDです。かわいいキャラクターによるテンポのいい英会話・単語のフラッシュカード・英語の歌という構成で、子供を飽きさせません。食事前や車での移動中など、ちょっとした時間を活用できるのも嬉しいですね。対象年齢は0~7歳です。
幼児期の習い事は子供の「好き」を伸ばせるものを選ぼう
幼児期の習い事は、子供の体や脳の発達にいい影響をもたらします。しかし子供にとって難しすぎるものや楽しめないものを押しつけてしまっては、子供がストレスを抱える原因にもなりかねません。子供が何を好きなのか、何に興味を持っているのかを見極めながら、子供の力を伸ばしてあげたいですね。
文/滝沢みゆき