助手席にチャイルドシートは法律違反ではない? いつから付けられる?助手席の日焼け対策も紹介
目次
助手席のチャイルドシートにおすすめの日除け対策
助手席は日差しを浴びやすいので、特に小さな子供を乗せる場合は日焼け対策が必要です。日差しが当たらなければいいだろうと、助手席の窓にサンシェードやカーテンをつけるのは、実は道路交通法違反です。運転に支障のない日焼け対策で子供を日差しから守ってあげましょう。
ツバ付きの帽子をかぶせる
助手席の日差しを遮るにはツバ付きの帽子を被せてあげるといいでしょう。紫外線を防ぐUVカット素材のものがおすすめです。
クールビットKIDS フラップCAP
UV遮蔽率98%で熱中症予防と紫外線対策が可能な帽子です。洗濯機で丸洗いOKなのも嬉しいポイント。冷却パット付きで首元の日よけもあるので、暑い日の外遊びにもいいですよ。
ベビーカー用ネットを使う
ベビーカー用ネットを使って日除けする方法もあります。紫外線をカットできるものか、チャイルドシートと兼用で使用できるタイプかを事前に確認しておきましょう。
Manito Sun Shade
紫外線を99%カットでき、着脱も簡単にできるベビーカー用サンシェード。フリーサイズなのでチャイルドシートとベビーカーの兼用が可能です。
日焼け止めを塗る
小さい子どもは肌がデリケートなため、15分以上外出する場合は日焼け止めを塗って肌を守ってあげましょう。商品によっては新生児から使える日焼け止めもありますが、生後3ヶ月以降の使用が望ましいとされています。もし使用する場合も「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」といった記載のある、肌に負担の少ないものを選ぶといいでしょう。
カーフィルムを貼る
車の窓にカーフィルム(着色フィルム)を貼って、日除けや紫外線カットする方法もあります。しかし、フロントガラスや運転席、助手席は可視光線透過率が70%以上必要とされており、70%未満のカーフィルムの貼りつけは法令で禁止されているので注意が必要です。カーフィルムが可視光線透過率70%以上のものでも、すでに着色された窓ガラスに貼ると70%未満になってしまう場合があります。車の助手席にカーフィルムを貼る際は、事前に測定器などで確認が必要です。
まとめ
助手席にチャイルドシートを取り付ける際は、前向きシートを選びましょう。そして、助手席シートを一番後ろまで下げる、エアバックはオフにする、子供に着せる服は滑りにくい素材のものを選ぶ…などの注意点も抑えておく必要があります。
子供を助手席に乗せることができれば、運転中も子供の様子を確認でき安心と思いがちですが、ケガや事故のリスクがあることも忘れないでください。止むを得ない事情で助手席にチャイルドシートを設置する際は、注意点をしっかり確認し、安全運転を心掛けましょう。