産褥ショーツはいつから必要?準備するタイミングや正しい使い方までを解説

産褥ショーツはいつから必要?おすすめは?

出産準備の一つに必要な産褥ショーツ。出産直後から使用します。病院にもよりますが、内診などが多い場合は、出産前からの着用を促す場合もあります。産褥ショーツはどんなタイプがあるのか?実際に使ってみた先輩ママの感想やどんなものをおすすめしているのでしょうか? 詳しくご紹介します。

円座クッション(ドーナツクッション)は産後のお助けアイテム! 便利な理由とおすすめ11選
円座クッション(ドーナツクッション)は産後のお助けアイテム! 便利な理由とおすすめ11選
円座クッションは、産後のママに嬉しいだけでなく、妊娠中からも活躍するアイテムの一つです。妊娠や出産にともなう辛い症状を、円座クッションで和らげてみましょう。あると便利な理由や先輩ママたちの体験談、おすすめ商品を紹介します。

産褥ショーツとは? どこで買えるの?

産褥ショーツとは、出産後から始まる悪露(おろ)という、子宮に残った胎盤、血液、リンパ液などをカバーするためにはくショーツです。防水・撥水機能のものが多く、クロッチ部分(股下部分で生地が二重になっているところ)が開閉式になっているので寝たままパッド交換や、内診時も着用したまま診察できます。産褥ショーツは、ベルメゾン、ニッセンなどの通販から、ワコール、赤ちゃん本舗、西松屋など、さまざまなメーカーで購入できます。

マタニティパジャマの選び方とおすすめ14選! おしゃれで便利なデザインを紹介
マタニティパジャマの選び方とおすすめ14選! おしゃれで便利なデザインを紹介
マタニティパジャマは妊娠中から産後まで使える便利な機能や細かい工夫がたくさんあります。出産を控えたママは、産後、入院中にマタニティパジャマがあって良かったと思うはずです! マタニティパジャマの選び方や人気ブランド、おすすめ商品をご紹介します。

産褥ショーツは何枚くらい必要?

産褥ショーツは、出産後、自分で洗濯ができない、思うように身体が動かせない、安静が必要、悪露が想像以上に多いなど、いろんなケースを想定して、3〜5枚は用意しておきましょう。入院中は赤ちゃんの世話などがあって、思うように洗濯ができないため入院日数分、用意すると安心という人もいます。また、産後の回復や、悪露の様子をみてサニタリーショーツに切り替える人もいます。

産褥ショーツを使用するのはいつ頃まで?

産褥ショーツを実際に使用するのは、出産直後、悪露の量が多い2〜3日が平均的です。しかし、人によっては、産後の体調が思わしくない、診察時に楽、パジャマを汚したくない、などの理由で入院中使用するママもいます。

産褥ショーツの使い方は?

産褥ショーツは、クロッチ部分がマジックテープになっており、開閉できる仕様になっています。マジックテープで開閉するのは、出産直後、自分で思うように身体を動かせない、看護師さんなどがナプキンを替えてくれるとき、先生の診察時です。トイレに行く際は、産褥ショールを下げいつも通り用を足しましょう。

産褥ショーツはいつ頃買うのがいいの?

入院・出産予定日が決まっており余裕があると思っていても、何が起こるかわかりません。体調しだいで、入院・出産が早まる場合もあります。できれば、妊娠8ヶ月頃から出産準備を行いましょう。急な入院にも対応できるので安心です。

産褥ショーツを使ってみたママの口コミ

  • 緊急帝王切開だったのですが、全開タイプの産褥ショーツに助けられました。お腹の傷の部分の調整もできるし、寝たままマジックテープを剥がせば診察もしてもらえ、何とか耐えられました。発明した人に感謝したいです。
  • 産褥ショーツが大活躍! 悪露の多さにもびっくりしましたが、それ以上に、帝王切開後の傷が痛くて。普通のショーツだと無理! とてもじゃないけど着用できない。
  • 陣痛がかなりきつく、先生のアドバイスで早めに産褥ショーツに履き替えました。子宮口の開きを確認するとき、ショーツを下ろす余裕もなかったので…
  • 産後といってもお腹のサイズは戻らないし、悪露は長く続くし、普通のショーツだと傷がこすれて痛いし…産褥ショーツは絶対必要です。
  • 産褥ショーツ履いててよかった。自分の出血量にびっくりしました。

産褥ショーツには3つのタイプがある

産褥ショーツは、開閉する部分によって3つのタイプに別れています。スタンダード、全開、開閉部分がないタイプです。また、ボタン、マジックテープ式のものもあります。それぞれ特徴があり好みによって選ぶことができます。

スタンダードタイプ

クロッチ部分が開閉するタイプがスタンダードなタイプです。お腹周りはすっきりしており、開閉部分が1ヵ所だけなので、自然分娩や会陰切開の場合は扱いやすく人気があります。帝王切開の場合は、お腹を圧迫してしまうので痛みを感じてしまうことも。しかし、痛みが落ち着いてきたら、扱いやすいスタンダードタイプに履き替える人も多いようです。

全開タイプ

全開タイプとは、クロッチ部分、脇腹部分を開閉できるタイプのことです。帝王切開の場合は、お腹を圧迫することもなく、お腹の切開跡をケアできる、全開タイプがおすすめです。

開閉部分がないタイプ

出血量が少ない場合などは、閉会部分のない産褥ショーツもおすすめです。伸縮性が高く、腰、お腹周りをしっかりカバーしてくれます。悪露の多い時期は開閉式の産褥ショーツ、悪露が落ち着いてきたら開閉部分のない産褥ショーツに切り替えるママもいます。

帝王切開のときの産褥ショーツは?

帝王切開をすると出産後は、点滴をしたまま、短時間に何度も診察があり傷口のケア、悪露の様子をみたりと、体に負担もかかり思うように動くことができません。全開タイプの産褥ショーツだと、傷口を圧迫することもなく、何より寝たまま診察でき、看護師によるパッドの交換もスムーズです。無理することなく医師と看護師に任せることができるので帝王切開後の下着は、産褥ショーツが便利です。

次のページでは産褥ショーツの選び方&おすすめの産褥ショーツを紹介します!

続きを読む

はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!