保育士になる2種類の方法! 資格の取り方は? 試験の内容や進路別費用を徹底解説

保育士を目指す進路別の費用について

進路 費用
大学 400万円前後
短大 250万円前後
専門 200~350万円前後
通信大学 30~50万円前後
通信教育
スクール
20~30万円前後
独学 2万円前後(保育士試験代と教材費のみ)

保育士資格を取得する方法によって、費用が異なります。費用の関係で在学が難しくなる、通信にしたけど自分で勉強するのが大変でなかなか卒業できないなどという事態は避けたいものです。進路が自分に合っているか、費用面でも無理がないかをしっかり確認して決めましょう。

保育士を目指す! 進路別のメリット・デメリットは?

進路 メリット デメリット
大学 ・時間をかけて勉強でき、ほとんどの学校が幼稚園免許も取得可能
・実習の準備も先生のサポートが手厚い
費用と時間がかかり、働きながらでは通いにくい
短大 ・大学より安い費用、短期間で資格が取得可能
・幼稚園免許も取得可能な学校が多い
在学期間が短いので授業と実習で少し忙しい
専門学校 ・大学より安い費用、短期間で資格が取得可能
・実践力が身につく
入学してすぐに実習という学校もあり、人によっては忙しく感じる
通信大学 ・自分のペースで学習でき、就職先を紹介してくれる学校もある
・卒業まで時間がかかる場合がある
実習先を自分で探す学校が多い
通信教育
スクール
・自分のペースで学習でき、早めに合格できれば費用も随分安く抑えることができる
・働きながら資格取得を目指す場合に便利
実習がないので実務経験がない場合、実践的なイメージが掴みにくい
独学 ・短期間で合格できれば費用も時間もかからない
・自分のペースで学習できる
・疑問点があっても聞く相手がいない
・試験までしっかり勉強し続ける意思が必要

それぞれの資格取得方法によって、費用や学習の進み方、効率などが違います。上表は、保育士の資格取得方法のメリットとデメリットをまとめたものです。ご自身の状況や、得意に合わせて選ぶようにしましょう。

保育士試験を受ける方へ|全国保育士養成協議会

ママたちの疑問を解決! 保育士にまつわるQ&A

ママたちの疑問を解決! 保育士にまつわるQ&A
保育士についてのさまざまな疑問を解消するために、よくある質問とその解答をまとめました。是非参考にしてください。

社会人や主婦でも保育士になれる?

社会人や主婦でも保育士になれる?
保育士になるのには年齢制限はありません。特に通信制大学のスクーリングや保育士試験では主婦や40代や50代の方、ご年配の方を見かけることも多くあります。社会人になってから、子育てが落ち着いてからでも挑戦しやすい資格です。

主婦におすすめの資格とは? 仕事に生かせる資格10選
主婦におすすめの資格とは? 仕事に生かせる資格10選
子供が成長していくと、少しずつママも自由な時間が取れるようになってくるものです。そんな時間を活用して資格取得をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、主婦が資格を取りたいと思う目的や、勉強する環境などを踏まえ、仕事に生かせる資格をご紹介したいと思います。

保育士の仕事は今後どうなる?

保育士の仕事は今後どうなる?
現在社会的問題となっている待機児童数の増加があるように、保育士の需要は伸びています。また、保育士は保育園だけではなく、児童養護施設や乳児院など保育が必要な子供がいる福祉施設、ベビーシッターなど職の需要も増えてきています。保育士資格を取得できる大学も増えており、今後も重要性は増していくと思われます。

保育補助ってどんな仕事? メリット、勤務形態、給料、保育士や子育て支援員との違いを紹介
保育補助ってどんな仕事? メリット、勤務形態、給料、保育士や子育て支援員との違いを紹介
無資格で働ける「保育補助」は、育児経験を活かして働ける職業ですが、実際の仕事内容や勤務形態、給料などは気になりますよね。また、保育士をサポートする「子育て支援員」との違いや保育補助のメリット・デメリット、求人や採用についても詳しくご紹介します。
学童保育指導員の仕事内容と働くメリットデメリット。学童保育で働くのに必要な資格とは?
学童保育指導員の仕事内容と働くメリットデメリット。学童保育で働くのに必要な資格とは?
子育て経験が活かせる仕事のひとつとして、学童保育での指導員という仕事があるのをご存知ですか? どんな仕事なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。そこで、学童保育指導員の仕事内容と働くメリット、学童保育で働くのに必要な資格などをご紹介します。

保育士はピアノは弾けないとダメ?

ピアノは弾けないとダメ?
ピアノが弾けなくても資格は取得できるので、心配はあまり必要ありません。しかし養成学校ではピアノの授業が必須科目になっているので、必ず触ることになります。ただし、個人に合わせたピアノの授業方法をとっている学校が多く、初心者でも徐々にピアノが弾けるようになります。また、保育園によってはピアノが弾けなくてもいい、ピアノを弾ける人が弾けない先生を手助けする園が多いです。

保育士と幼稚園教諭は何が違うの?

幼稚園教諭とは何が違うの?
保育士と幼稚園教諭では役割が異なります。保育士は、保護者の代わりに保育をしながら基本的な生活習慣を身に付けさせることが目的です。幼稚園教諭は、生活面や知識など教育的な指導を行うことが目的とされています。幼稚園は学校の一種というイメージを持つとわかりやすいです。尚、保育士資格は厚生労働省、幼稚園教諭は文部科学省の管轄です。

幼稚園教諭になるには? 保育士との違いは? 資格取得への最短ルートを紹介
幼稚園教諭になるには? 保育士との違いは? 資格取得への最短ルートを紹介
幼稚園の先生になるには幼稚園教諭の資格を取得した上で、幼稚園の採用試験に合格する必要があります。年齢制限はないので、社会人でも主婦でも何歳からでも目指せる資格です。幼稚園の先生のなり方、「ピアノは必須?」「公務員として働くには?」など様々な疑問も解説します。
幼稚園教諭と保育士の違いとは? 資格取得の方法、仕事内容や子供との関わり方はどう違う?
幼稚園教諭と保育士の違いとは? 資格取得の方法、仕事内容や子供との関わり方はどう違う?
幼稚園の先生、保育園の保育士の違いをご存知でしょうか? 幼児教育に関わりたいと考えている人は「幼稚園教諭と保育士、どちらの資格が良いの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では幼稚園教諭と保育士の資格の違い、仕事内容や子供との関わり方の違いを解説します。

まとめ

まとめ
主婦の方や社会人の方も取得しやすい保育士資格。誰でも簡単に取得できる資格ではありませんが、さまざまな施設で活躍でき、需要も高く、保育の仕事に就かなくても子育ての知識としても役に立つことが非常に多いです。自分に合った取得方法で資格取得に挑戦してみてください。

補助金をもらって資格が取れる! ハローワークの資格支援って? 申し込み方法は? 子育て中でもOK!
補助金をもらって資格が取れる! ハローワークの資格支援って? 申し込み方法は? 子育て中でもOK!
ハローワークの資格支援では、どんな支援が受けられるのでしょう。補助金はいくらもらえる? どんな資格が取れる? 申し込み方法は? 子育て中でも大丈夫? など、気になることをご紹介します。
子育て支援員ってどんな資格? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?
子育て支援員ってどんな資格? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?
保育園では保育士の国家資格を持っていない人でも「保育補助」という役割で働くことができます。子育て支援員も保育補助スタッフの一種です。大切な子供を安心して預けるためには保育園には保育士以外にどんな職員がいるのか、パパママは気になりますよね。子育て支援員とはどのような資格を持つ職員なのか、わかりやすくご説明します。
絵本専門士って?資格取得の流れや必要条件、活躍できる場所などを紹介
絵本専門士って?資格取得の流れや必要条件、活躍できる場所などを紹介
絵本は子供の発達に重要な役割を果たすため、その絵本の専門的知識を持った絵本専門士は注目されています。保育園、図書館、医療機関など活躍の幅は広いです。絵本専門士はどのような条件をクリアした人がなれるのでしょうか? 必要条件や資格取得までの流れなどを紹介します。
放課後児童支援員の仕事内容と働くメリット。資格取得までの方法とは?
放課後児童支援員の仕事内容と働くメリット。資格取得までの方法とは?
子供たちに関わる仕事のひとつに、新しく「放課後児童支援員」という資格ができ、子育てが活かせる資格として注目が集まっています。放課後児童支援員の具体的な仕事内容や働くメリット。そして放課後児童支援員の資格を習得するための要件や研修内容までご紹介します。

はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!