ジュニアシートの選び方とおすすめ10選! いつからいつまで必要?

ジュニアシートはいつからいつまで?

ジュニアシートはいつからいつまで?
6歳未満(5歳まで)の子供を車に乗せる場合は、安全のために幼児用補助装置を取り付けることが義務づけられています。主にベビーシート(0歳~)、チャイルドシート(1歳ごろ~)、ジュニアシート(3歳ごろ~)の3種類に分かれており、ジュニアシートは3歳~11歳ごろまで使うことができます

ジュニアシートに移行するタイミングは?

種類 対象年齢 身長 体重
ベビーシート 1歳頃まで 70cm以下 10kg以下
チャイルドシート 1歳~4歳頃まで 100cm以下 9~18kg
ジュニアシート 4歳~10歳頃まで 140cm以下 15kg~36kg

チャイルドシートからジュニアシートに移行するタイミングは、「年齢、体重、身長」のどれか1つでもチャイルドシートの基準を超えた時です。例えば、3歳だけど身長が100cmを超えた場合や、身長は100cm以下だけど体重は20kgなど、どれか1つでもチャイルドシートの基準をオーバーしたらジュニアシートへ切り替えを考えましょう。子供の発育は個人差があるので、年齢制限で判断するのは難しいのですが、子供が3~4歳になった頃にジュニアシートへ切り替えるパパママが多いです。

安全基準R129が適用されているisoFIXという取り付け方法のチャイルドシートは、身長が判断材料となるため、基準となる身長100cmを超えたらジュニアシートに移行しましょう。子供の安全のために、チャイルドシートやジュニアシートは子供のサイズに合ったものを使うことが大切です。

子供を守るチャイルドシート|警視庁
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新生児用ベビーシートはいつから使える? 選び方は? おすすめ7選を紹介!
新生児用ベビーシートはいつから使える? 選び方は? おすすめ7選を紹介!
ベビーシートとは乳児用のチャイルドシートのことで、新生児からを車に乗せる時に必要です。チャイルドシートは子供が6歳になるまで着用義務がありますが、ベビーシートは何歳まで使えるのでしょう。ベビーシートの使い方や選び方、おすすめ商品について解説します。

ジュニアシートの種類

ジュニアシートの種類
ジュニアシートの種類と特徴をご紹介します。

ブースターシート(背もたれなし)

ブースターシートはジュニアシートの背もたれがないタイプになります。3000円~5000円程度と安価に手に入れることができる点も人気の理由です。コンパクトで軽いため、扱いやすいのも特徴です。

ブースターシートを使用しても子供の座高は20cmほどしか上がらないため、小さい子供だとシートベルトが首にかかってしまう場合もあるので注意してください。シートベルトが安全に使用できない場合は、シートベルトの補助装置を使用しましょう。

メテオ スマートキッズベルト

大人用のシートベルトを子供に合ったサイズに調整できる補助装置です。

背もたれつきジュニアシート(コンパクトタイプ)

大人に比べると子供の体はまだまだ未発達です。背もたれやヘッドレスト付きのジュニアシートは、強い衝撃から子供の体を守ることができます。クッション性のあるシートが子供の体をしっかりホールドしてくれるため、前後左右の揺れで頭をぶつけたり横倒しになってしまうことを防ぎます。ヘッドレストは子供の成長に合わせて位置を調節できるため、子供が成長しても適切な位置で使用することができます。背もたれやヘッドレストを取り外してブースターシートと兼用できるタイプもありますよ。

背もたれつきジュニアシート(安全規則R129適合タイプ)

安全規則R129では、側面衝撃試験が含まれています。安全規則R129適合タイプのジュニアシートは、ヘッドレストや背もたれがより深くなっており、子供の頭や胴体部分もしっかり守れるような設計となっています。日本では海外輸入品の購入は可能ですが、高額となり種類も少ないです。ブースターシートとの兼用タイプはなく、子供が11歳~12歳ごろまで、背もたれ・ヘッドレストが付いた形で使用します。

失敗しないジュニアシートの選び方

失敗しないジュニアシートの選び方

ジュニアシートは種類がたくさんあるため、どれを購入するべきか迷うパパママは多いでしょう。子供を車に乗車する際、毎回使うものなので失敗しない選び方を確認しておきましょう。

安全基準を満たしているか

ジュニアシートは必ず安全基準を満たしているものを選んでください。日本では「Eマーク」と呼ばれる国土交通省認定の安全基準マークがあり、厳しい検査の結果安全だと認定されたものにはこのEマークが表示されています。輸入品も同様で、各国での基準を満たした商品には認定マークが表示されています。価格は幅広く、ネットで検索してみると安いものだと2,000円台で購入できるものもありますが、安全基準を満たしているかどうかを確認したうえで選ぶようにしましょう。

子供の成長に合わせサイズ調整可能か

ジュニアシートには商品ごとに、年齢・身長・体重といった対象制限があります。子供の成長は個人差が大きいため年齢は参考程度に留め、体重や身長を確認して子供に合ったサイズを選ぶことが大切です。

子供の大きさに合わせてサイズ調整ができるタイプは、成長に合わせて買い換える必要がありません。ヘッドレストが段階調整できたり、背もたれを取り外せたりと多機能なジュニアシートは、フレキシブルに使えるのでおすすめです。調整や取り外しが簡単にできるかも一緒に選ぶと、ママも取り扱いに困らずに使えます。

クッション性があり乗り心地がいいか

クッション性があり乗り心地がいい

ジュニアシートにクッション性がないと子供が疲れてしまったり、万が一事故にあった際にも衝撃を吸収できず思わぬ怪我に繋がる可能性もあります。乗り心地が悪いと子供がジュニアシートに座りたくないと泣くケースもあるため、クッション性の高さは重要な選ぶポイントです。

また、ジュニアシートはリクライニング機能や座面のサイドにドリンクホルダーが付いてるなど、商品によってさまざまな機能付いています。移動時間が長くなるほどパパママも子供も疲労が溜まるので、機能性の良いジュニアシートならストレスなく快適なドライブを楽しめます。

丸洗い洗濯できるか

丸洗い洗濯できる

ジュニアシートに座っているとクッション部分が肌に密着するため、通気性のいいメッシュ素材を使用していても頭や背中、お尻に汗をかいてジュニアシートが濡れてしまうこともあります。また、おやつを食べた際の食べこぼしやジュースをこぼしてしまうなど、ジュニアシートは何かと汚れることが多いのです。そんな時もヘッドレスト、背もたれ、座面を分解でき丸洗いができると清潔で快適に使用できます。

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ジュニアシートのおすすめ10選!

ジュニアシートは形やデザイン、機能性が商品によって違うため、どれを選べばいいのか悩みどころ。長期間使うことを考えて、パパママに人気のジュニアシートを10個厳選しました。

おすすめのジュニアシート1:TAKATA(タカタ) チャイルドガードジュニア

TAKATA(タカタ)はBMWなど高級輸入車メーカーに純正チャイルドシート、ジュニアシートを供給している日本のメーカーです。メーカー純正品に採用されるということは、信頼性が高く、安全性、耐久性、デザイン性に優れたジュニアシートだということがわかりますね。チャイルドガードジュニアは欧州モデルのジュニアシート「TAKATA MAXI」を日本向けに改良した最新モデルです。頭部を衝撃から守るTAKATA独自のエアパッドや左右からの衝撃に対応してくれるサイドガードなど、子供を守る安全性の高さは他メーカーのどのジュニアシートにも負けません。シートベルトの着脱がしやすく使用中に外れにくい、オートロック式のショルダーベルトガイドも日々、子供を車に乗せるパパママには有難いはず。ジュニアシートの後部座席への固定はISOFIX固定方式で簡単ですし、使用しない時は折りたたんで収納しておくことができるのもパパママには嬉しいポイントでしょう。

TAKATA(タカタ) チャイルドガードジュニアの商品詳細
固定方式 ISOFIX固定式
適合年齢 3歳~12歳頃
適合身長 100cm~150cm以下
適合体重 15kg~36kg
製品重量 6.9kg
サイズ 幅45cm × 奥行48cm × 高さ69cm
洗濯機での洗濯
ブースターシート単体での使用
メーカーHP

おすすめのジュニアシート2:CARMATE(カーメイト) エールベベ スイングムーン・プレミアム

1~7歳までの子供がゆったりと座ることができるチャイルドシート・ジュニアシート兼用モデルがエールベベ スイングムーン・プレミアムエスです。ゆったりした作りになっているため、他のジュニアシートより幅と奥行きがやや大きめですが、設置するのが軽自動車やコンパクトカーでなければ問題ないサイズでしょう。子供の頭部を左右から包み込むWサポートクッションや、長時間の移動でも疲れにくいフルコンフォートクッションなど、子供の快適性がしっかりと確保されています。クッションは取り外して丸洗いOKなのもポイントです。エールベベ スイングムーン・プレミアムエスの対応年齢は7歳までなので、7歳以降はブースタークッションを利用して、子供の安全を確保してあげてください。

CARMATE(カーメイト) エールベベ スイングムーン・プレミアムエスの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 1歳~7歳頃
適合身長 75cm~120cm以下
適合体重 9kg~25kg
製品重量 8kg
サイズ 幅50cm × 奥行55cm × 高さ71cm
洗濯機での洗濯
ブースターシート単体での使用 ×
メーカーHP こちら

おすすめのジュニアシート3:日本育児 ハイバックブースターEC FIX

チャイルドシートの人気メーカー、日本育児が販売しているチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルです。ISOFIX固定式、シートベルト固定式のどちらにも対応しているため、最新モデルの車からヴィンテージカーまで、どんな車に取り付けることが可能です。1歳から小学校高学年まで、このチャイルドシート1つで長く使えるのが特徴で、成長に合わせて背面のクッションを取り外して子供の体型に合わせて使用します。座面部分のつまみを回すだけでリクライニングできる機能や、7段階に簡単に調整できるヘッドレストや肩ハーネス、簡単に取り外して洗えるクッションなど、使い勝手の良さはパパママの想像以上です。ジュニアシートの左右どちらにもカップホルダーが取り付けられるのが意外なほど便利で、ジュニアシートを後部座席の左右どちらに設置しても、ママが届く場所にカップホルダーを置くことができます。

日本育児 ハイバックブースターEC FIXの商品詳細
固定方式 ISOFIX固定式、シートベルト固定式、どちらも対応
適合年齢 1歳~12歳頃
適合身長
適合体重 9kg~36kg
製品重量 約9.3kg
サイズ 幅44cm × 奥行44cm × 高さ67~77cm
洗濯機での洗濯
ブースターシート単体での使用
メーカーHP こちら

おすすめのジュニアシート4:Combi(コンビ) ジョイトリップ エッグショック GG

チャイルドシートの人気メーカーの1つCombi(コンビ)の「ジョイトリップ エッグショック GG」はチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルになります。快適性や安全性は超・衝撃吸収素材「エッグショック」や通気性に優れたエアスルークッションで当然ながら確保されています。「ジョイトリップ エッグショック GG」の特徴は5.3kgと軽量な製品重量とコンパクトなサイズです。他の車への載せ替えなどで頻繁にチャイルドシートを脱着する際には、チャイルドシートの軽さとコンパクトさが非常に嬉しいはず。後部座席が狭いコンパクトカーや軽自動車用のチャイルドシートとしてもおすすめです。上位モデルのジュニアシートなら当然の、クッションが丸洗いできる点も見逃せません。

Combi(コンビ) ジョイトリップ エッグショック GGの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 1歳~11歳頃
適合身長 チャイルドモード:身長70cm~身長105cm
ジュニアモード身長95cm~身長125cm
ブースターモード身長125cm~身長145cm
適合体重 9kg~36kg
製品重量 5.3kg
サイズ 幅44cm × 奥行450cm × 高さ670cm
販売開始年月 2017年10月
洗濯機での洗濯
ブースターシート単体での使用
メーカーHP こちら

おすすめのジュニアシート5:マムズキャリー ベビーFUN ハーネス ネオ

手頃な価格で購入できるチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルがこちらです。手頃な値段のチャイルドシートですがシート部分には低反発ウレタンクッションを採用し、座り心地にもこだわったり、ヘッドレスト位置の高さ調整ができるなど、子供の成長に合わせて長く使用することができるチャイルドシートです。

マムズキャリー ベビーFUN ハーネス ネオの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 1歳~11歳頃
適合身長
適合体重 9kg~36kg
製品重量 約4.8kg
サイズ 幅45cm × 奥行45cm × 高さ680cm
洗濯機での洗濯
ブースターシート単体での使用
メーカーHP こちら

次のページでは、ジュニアシートのおすすめ商品と安全基準、助手席への着用についてなどをご紹介します!

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!