ジュニアシートの選び方と人気8選! 子供の着用義務はいつから何歳まで? ISOFIX式がおすすめ?

子供用ジュニアシートはいつから何歳まで着用義務があるの?

ジュニアシートはいつから何歳まで着用義務があるの?
子供を車に乗せるときにチャイルドシートを着用するのが法律で決まっていることは皆さん、なんとなくご存知でしょう。では、4歳児以降が使用するジュニアシートはどうでしょうか? 調査してみました。

6歳未満の子供はジュニアシートの着用義務がある

結論から言いますと6歳未満の子供はジュニアシート(もしくはチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデル)の着用が道路交通法で定められています。ジュニアシートの着用に違反した場合は違反点数1点、反則金はありません。ジュニアシート(チャイルドシート)の使用については道路交通法第71条3項にこう記されています。

『自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置(中略)で、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。』

簡単に言うと、6歳未満の子供は、発育に応じてチャイルドシートやジュニアシートを使い分けてくださいね、ということです。ジュニアシートの対象年齢は小学6年生頃までとなっている製品が多いのですが、法律面だけで言えば6歳になれば着用義務はなくなり、ジュニアシートを使用しなくても道路交通法違反とはなりません。

チャイルドシートとジュニアシートはどう違うの?

種類 対象年齢 身長 体重
ベビーシート 1歳頃まで 70cm以下 10kg以下
チャイルドシート 1歳~4歳頃まで 100cm以下 9〜18kg
ジュニアシート 4歳~10歳頃まで 140cm以下 15kg〜36kg

別記事でも紹介していますが、子供が車に乗るときに使用する子供向けの補助シートはベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの3種類に分けることができます。ベビーシートとチャイルドシートの兼用モデル、チャイルドシートとジュニアシートの兼用モデルなどが多く販売されていますが、厳密にチャイルドシートとジュニアシートを分けるなら「身長100cm以下、4歳頃まで使用するのがチャイルドシート」で「身長100~140cm、4歳~10歳頃までの子供が使用するのがジュニアシート」と考えてください。

ジュニアシートを使用する子供はある程度大きくなっているので、チャイルドシートほどの背もたれ部分のクッションは必要ありません。また、座高が高くなっているのでヘッドレストの高さはチャイルドシートより高い位置にする必要があります。チャイルドシートとジュニアシート兼用モデルはクッションの脱着やヘッドレスト位置の調整ができるものがほとんどで、子供の成長に合わせて使用することができます。

ジュニアシートは背もたれ部分が取り外せるようになっている

背もたれ部分を取り外して座面だけをブースターシートとして使用することができるのもジュニアシートの特徴です。小学校に上がってしばらくすると、ジュニアシートの背もたれ部分があると子供が窮屈に感じるようになります。その際は座面だけを残して背もたれ部分を取り外し、ブースターシートでお尻の高さを調整し、大人用のシートベルトを使って体を安全に固定します。

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チャイルドシートからジュニアシートへの切り替えは年齢、身長、体重、どれで判断すればいい?

ジュニアシートは何歳から何歳まで使うの?

年齢、体重、身長、どれか1つの基準を超えればジュニアシートに切り替える

子供を車に乗せる際、ジュニアシートはいつから使用すれば良いのでしょうか? チャイルドシートは「年齢:4歳くらいまで」、「体重:9kg~18kg程度」、「身長:100cm以下」など商品によって使用範囲が決められています。では、チャイルドシートのどの基準をオーバーしたら、ジュニアシートに切り替えればいいのでしょうか? 年齢、体重、身長、どれか1つでもチャイルドシートの基準を超えればジュニアシートに切り替えましょう。

例えば、3歳だけど身長が100cmを超えた場合や、身長は100cm以下だけど体重は20kgなど、どれか1つでもチャイルドシートの基準をオーバーしたらジュニアシートへの切り替えを考えてください。子供の発育は個人差がありますので厳密に何歳になったらと断定するのは難しいですが、だいたい3~4歳頃にチャイルドシートからジュニアシートへの切り替えを検討するパパママが多いようですね

子供の身長が140cmを超える12歳頃まではジュニアシートがあると安心

12歳頃、身長140cmまではジュニアシートがあると安心
ジュニアシートの着用義務は6歳までとご紹介しましたが、子供の安全を考えると6歳以降もジュニアシートの使用をおすすめします。では、いつまで着用するべきなのでしょうか? シートベルトは車が事故などの衝突などがあった際に乗車人員を守ってくれる安全装置ですが、身長約140cm以上の人を対象に開発されています。

そのため、身長140cm未満の子供は正しい位置でシートベルトを使用できず、大変危険です。そのため、身長140cmを超えるまではジュニアシート(ブースターシート)を利用するようにしてください。

参考:2017年の小学生の平均身長データ

学年 男子の平均身長 女子の平均身長
小学1年 116.5cm 115.7cm
小学2年 122.5cm 121.5cm
小学3年 128.2cm 127.3cm
小学4年 133.5cm 133.4cm
小学5年 139.0cm 140.1cm
小学6年 145.0cm 146.7cm

※データは文部科学省による2017年「学校保健統計調査」より抜粋
上記の子供の平均身長数値を見る限り、小学校5年生頃に子供は身長140cmを超えるというデータがでています。子供によって成長に個人差があるので、小学6年生でもジュニアシート(座面だけのブースターシート)を使用した方がいい場合もあるでしょう。

子供用ジュニアシートの種類

ジュニアシートの種類

背もたれ・ヘッドレスト付きのジュニアシート

大人に比べると子供の体はまだまだ未発達です。そのため強い衝撃から子供の体を守れるように、背もたれやヘッドレスト付きのジュニアシートも販売されています。クッション性のあるシートが子供の体をしっかりホールドしてくれるため、前後左右の揺れで頭をぶつけたり横倒しになってしまうことを防ぐことができます。また、ヘッドレストは子供の成長に合わせて位置を調節できるため、適切な位置で使用することができます。

背もたれなしのブースターシートタイプのジュニアシート

背もたれなしのブースターシートタイプ
シートベルトの仕様基準である身長140cmに満たない子供のために、背もたれのない「ブースターシート」というタイプがあります。ジュニアシートは背もたれやヘッドレストなどのパーツを取り外すことができる商品も多いため、体が小さいうちは背もたれ・ヘッドレストをつけて、大きくなってきたら取り外して使用するなど、子供の成長に合わせて使い分けることができるため便利ですね。

大人用シートベルトを利用する補助ベルトタイプのスマートキッズベルト

おすすめジュニアシート紹介でも取り上げていますが、大人用シートベルトに補助ベルトを装着し、安全な位置で子供の体を固定できるジュニアシート、スマートキッズベルトが日本でも発売となりました。ヨーロッパやアメリカではすでに実績があり、日本の安全基準も満たしているこの製品は、今後、子供用ジュニアシートの定番人気になってくるでしょう。どのように使用する製品なのかは下記紹介動画をご覧ください。装着が非常~に簡単なので、筆者も購入したいと思います。

スマートキッズベルトの利用方法の紹介動画

チャイルドシートとジュニアシートの兼用モデルが人気

チャイルドシートとジュニアシートの兼用が人気
最近では、1歳前後から使用できる幼児用チャイルドシートと学童用ジュニアシートの兼用モデルも多く見られるようになりました。シートやヘッドレストの高さ調整、パーツの取り外しなど、状況に合わせてシートの仕様を変えることができます。

チャイルドシートとジュニアシートの大きな違いはベルトの使い方にあります。チャイルドシートは体の小さな子供が対象のため、シートの本体に付属しているベルトを使用してシートと体を隙間なく固定します。一方ジュニアシートになると子供の体もある程度大きくなってくるため、ジュニアシートでは子供がある程度大きくなったら車のシートベルトを使って子供の体を固定するようになります。チャイルドシート・ジュニアシート兼用モデルではベルトの使用方法も年齢に合わせて使い分けることができ、安全面にもしっかりと配慮されています。年齢ごとに買い換える必要がなく家計にも優しいチャイルドシート・ジュニアシート兼用モデルはパパママへの人気も高いですよ。

ジュニアシート選びの6つのポイント

ジュニアシート選びのポイント
これからジュニアシートを購入しようとしているパパママ向けに、ジュニアシート選びのポイントを6つ紹介します。どういった点を考慮しながらジュニアシートを選べばいいのかの参考にしてください。

ジュニアシート選びのポイント1:安全基準を満たしているか


ジュニアシートは必ず安全基準を満たしているものを選んでください。日本では「Eマーク」と呼ばれる国土交通省認定の安全基準マークがあり、厳しい検査の結果安全だと認定されたものにはこのEマークが表示されています。輸入品も同様で、各国での基準を満たした商品には認定マークが表示されています。価格は幅広く、ネットで検索してみると安いものだと2,000円台で購入できるものもありますが、安全基準を満たしているかどうかを確認したうえで選ぶようにしましょう。

ジュニアシート選びのポイント2:子供の年齢・身長・体重に合っているか

子供の年齢・身長・体重に合っているか
ジュニアシートには商品ごとに対象制限があります。年齢・身長・体重といった項目が設定されていますが、子供の成長は個人差が大きいため年齢は参考程度に留め、体重や身長を確認して子供に合ったサイズを選ぶことが大切です。また商品やブランドによって細かい仕様が異なります。横幅に少しゆとりがあるものや、逆に体にフィットするようスリムに作られているものなど商品によって特徴があるため、店頭で試せる場合は一度子供をジュニアシートに座らせてみると良いですね。

ジュニアシート選びのポイント3:サイズ調整が可能か

サイズ調整が可能か
子供の大きさに合わせてサイズ調整ができるかどうかも確認しましょう。ヘッドレストは何段階調整ができるのか? 背もたれを取り外してブースターシートとしても利用できるのか? などフレキシブルに使えるものがおすすめです。また調整や取り外しが簡単に行えるかどうかもポイントです。毎回工具が必要だったり、女性一人では調整が難しかったりすると使い勝手が良くありませんよね。背もたれやヘッドレストの調整方法もあわせてチェックしておきましょう。

ジュニアシート選びのポイント4:シートのクッション性、乗り心地がいいか

クッション性があり乗り心地が良いか
ジュニアシートにクッション性がないと子供が疲れてしまったり、万が一事故にあった際にも衝撃を吸収できず思わぬ怪我に繋がる可能性もあります。また、乗り心地が悪いと子供がジュニアシートに座りたがらなくなる場合もあるため、シートのクッション性にはぜひこだわって購入してください。

ジュニアシート選びのポイント5:丸洗いできるか

丸洗いできるか
ジュニアシートに座っているとクッション部分が肌に密着するため、通気性のいいメッシュ素材を使用していても頭や背中、お尻に汗をかいてジュニアシートが濡れてしまうこともあります。また、おやつを食べた際の食べこぼしやジュースをこぼしてしまうなど、ジュニアシートは何かと汚れることが多いのです。そんな時もヘッドレスト、背もたれ、座面を分解でき丸洗いができると清潔で快適に使用することができますよ

ジュニアシート選びのポイント6:リクライニングやドリンクホルダーなどの機能性

リクライニングやドリンクホルダーなどの機能性
ジュニアシートは商品によってさまざまな機能が付加されています。例えば、ジュニアシートにリクライニング機能があれば、移動中子供が眠ってしまった場合にも上体を楽に保て、ヘッドレストでしっかり頭を固定できるため車の揺れで頭がぐらぐらすることもありません。

他にも座面のサイドにドリンクホルダーが付いていたり、収納ポケットがあるなど使い勝手を重視した機能が多数備わっています。移動時間が長くなるほどパパママも子供も疲労が溜まってきてしまいますので、機能性の良いジュニアシートで少しでもストレスを減らし快適なドライブを楽しみましょう。

次のページではジュニアシートの安全基準についての解説とおすすめのジュニアシートを9種類ご紹介します。

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はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Facebook、Twiiterなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!