キッチンや浴室の排水口掃除を簡単に! 重曹やクエン酸を使う方法、便利グッズも紹介
目次
排水口掃除に便利なグッズ
最近は排水口の掃除に便利なグッズもたくさん売られていますね。おすすめのものをいくつかご紹介します。
排水口掃除に便利なグッズ1:オキシクリーン
万能洗剤として洗濯やお掃除に活用できるオキシクリーンは、酸素の泡で汚れを浮かせてきれいにします。40〜60℃のお湯にオキシクリーンを溶かして排水口に注ぎ、3〜6時間ほどそのままにしておきましょう。その後、水を流しながらスポンジや歯ブラシで残った汚れを取り除くと、きれいになります。
排水口掃除に便利なグッズ2:セスキ炭酸ソーダ
重曹やクエン酸と同様、天然素材で環境にやさしいセスキ炭酸ソーダ。重曹よりもアルカリ性が強いため、重曹では落ちにくかった汚れも落とすことができます。特に油汚れに効果があるので、キッチンの排水口掃除にもってこいです。
排水口掃除に便利なグッズ3:キッチンハイター
キッチンハイターは、ふきんの漂白や食器についた茶渋汚れに効果的な塩素系漂白剤。洗い桶やビニール袋などにハイターと水を1:5の割合で入れ、ゴミ受けなどのパーツを約30分つけ置き洗いします。その後、歯ブラシなどを使って擦り洗いをすると、きれいになります。
排水口掃除に便利なグッズ4:泡でまるごと洗浄中
キッチンの排水口に洗剤を振りかけ、コップ1杯分のぬるま湯をかけるとモコモコの泡が発生し、キッチンの排水口のぬめりや汚れをきれいにしてくれます。週1回の使用を習慣にすると効果的です。
排水口掃除に便利なグッズ5:強力カビハイター
こちらはお風呂の排水口用。粉状の洗剤を振りかけてコップ1杯分の水を注ぐと、発泡して手が届かない排水口の隅々まできれいにしてくれます。30分以上放置したら、水で洗い流します。
排水口をきれいに保つコツは?
三角コーナーの生ゴミは毎回きれいに洗う
三角コーナーには生ごみを捨てますが、そのまま放置するとにおいやぬめりの原因になってしまいます。三角コーナーに入れた生ごみは毎回捨て、捨てたら三角コーナーを洗いましょう。三角コーナー用のネットを使うと簡単に捨てられるので、活用するのがおすすめです。
最後にお湯を流して汚れ防止・殺菌
キッチンを使い終わったら最後にお湯を流すことで、排水口のぬめりや汚れを防いでくれます。排水口に流した油汚れはお湯で溶けるため、汚れを流してくれる効果もあります。50度前後のお湯には、殺菌効果・殺虫効果もありますよ。
60度以上のお湯を流すと排水管が変形してしまう可能性があるので、50度前後のお湯を流すようにしましょう。キッチンを使った後はこのひと手間をルーティンに加えてみましょう。
アルミホイルでぬめり防止
キッチンの排水口のゴミ受けに丸めたアルミホイルを入れておくと、金属イオンの効果でぬめりを防止することができます。アルミホイルは100均でも売っているので、気軽にトライできますね。ゴミ受けから流れ出てしまうと詰まりの原因となります。ゴミ受けの網目から出てしまわないようにサイズをしっかり確認しましょう。
排水口掃除の頻度
排水口のお掃除は、汚れをためないためにも毎日行うのがベストです。忙しくて毎日掃除をするのが難しい場合は、ゴミ受けに溜まっているゴミを取り除いて、さっと水洗いするだけでも汚れが溜まりにくくなります。週に1回、重曹とクエン酸スプレー、または排水口専用の洗剤でお掃除すれば、きれいをキープできるでしょう。
排水口が詰まってしまったら?
なかなか忙しくて掃除ができなかったり、子供が知らないうちに小さなおもちゃを流してしまったりして、排水口が詰まってしまうこともあるかもしれません。多くは徐々に排水がスムーズにいかなくなり、その後完全に詰まるという段階を踏みます。そのため排水が悪くなってきたら、早めに対処することがポイントです。排水口が詰まった場合の対処法を紹介します。
排水口の蓋を外してチェック
まずは、排水口の蓋を持ち上げて、その下にあるヘアキャッチャーやゴミ受けに汚れが溜まっていないか確認しましょう。汚れが目地に詰まってしまうと排水が悪くなり、詰まりの原因になります。そのため、水の流れが悪いと感じたらまず排水口の蓋を外し、目に見える汚れを取り除いてください。それだけで排水口の詰まりが治ることもありますよ。
お湯を注いでみよう
排水口の頑固な汚れは、固まってパイプの内側などにこびりついている場合もあります。これが原因で流れが悪くなっている時は、お湯で汚れをふやかして落としてみましょう。お湯を使用するときは、配管の変形や劣化を防ぐために熱湯は避け、60℃ぐらいを目安にしてください。お湯を注いだだけで、詰まりが解消しない場合は古いタオルを使って対処してみましょう。排水口のパーツをすべて外し、排水管に古いタオルを詰め込みます。その状態で、シンクに60℃ほどのお湯をいっぱいに注ぎます。この時タオルが流れないように、また引き抜きやすいように片端は水面から出ている状態にしてください。しばらくそのまま放置したら、タオルを一気に引き抜きます。勢いよくお湯が排水管に入り、ふやけて柔らかくなった汚れが剥がれて詰まりを解消することができます。
専用の道具を使用する
いろいろ試しても詰まりが解消されない、また完全に詰まってしまったという場合は、詰まり解消の道具を使用してみましょう。先端にゴムカップがついたラバーカップは、排水口にしっかりと押しつけた後、引き抜く時の吸引力で詰まりを解消するものです。また詰まり解消用のワイヤーは、先端についた小さなブラシで詰まりの原因となる汚れをひっかけてかき出します。
それでも詰まりが解消されない時はプロにお願いしよう
詰まりがどうしても解消されない、手の届かない汚れが気になるという場合は、プロの業者にお願いするのもいいでしょう。ハウスクリーニング業者や水道屋さん、水の急なトラブルに対応している業者さんなど排水口の詰まりに対応してくれるところはいろいろあります。詰まり以外にも、自分では掃除しきれない奥の方まで徹底的に清掃してくれるので、スッキリきれいになりますよ。それぞれ金額や掃除内容など違いがあるので、見比べて検討してみましょう。
まとめ
水回りがすっきりきれいだと、気分がいいですよね。特に汚れが一番溜まりやすい排水口をこまめにきれいにして、毎日気持ちよく、さわやかに過ごしましょう。