子供に読み聞かせたい童話一覧! 日本や世界の童話を知ろう

童話の世界を子供と楽しもう!

童話の世界を子供と楽しもう!
小さい頃に童話に親しんだ経験のある人は多いでしょう。なかには、ずっと心に残る物語もあるかもしれません。ワクワクしたり、しんみりしたり、童話にはいろいろな話があります。同時に大事な教訓も含まれています。自分の子供にも読ませてあげたいですよね。子供の心の成長に重要な夢に溢れた童話の世界を、子供と旅して行きましょう。

絵本の読み聞かせの教育効果とは? 年齢別の絵本の読み聞かせ方法も紹介!
絵本の読み聞かせの教育効果とは? 年齢別の絵本の読み聞かせ方法も紹介!
絵本の読み聞かせが子供の成長にプラスになるのはみなさんご存知でしょう。では、具体的にどんな効果があるのでしょう。成長に合わせて、年齢ごとに読み聞かせのコツもあるんですよ。子供の想像力や集中力、国語力を育てる絵本読み聞かせの基本についてご紹介します。
【保育士が選ぶ】2歳・3歳・4歳・5歳におすすめの絵本12選 「学び」につながる絵本を大特集
【保育士が選ぶ】2歳・3歳・4歳・5歳におすすめの絵本12選 「学び」につながる絵本を大特集
0.1歳の赤ちゃんと、2歳をすぎた子供では、絵本との関わり方も変わってきます。絵本自体に親しむ段階から、絵本を通して学びを得られるような段階へ進んでみましょう。現役保育士が、2歳・3歳・4歳・5歳の絵本の選び方から、おすすめ絵本を紹介します。

童話と昔話の違いは?

童話と昔話の違いは?
童話と昔話は何が違うのか知っていますか? あまりピンと来ない人も多いでしょう。実は、この2つには大きな違いがあります。童話とは作者がハッキリわかっているものを指します。グリム兄弟やアンデルセンなどが代表です。元からある話を下敷きにしたものもありますが、基本的には創作です。一方、昔話とは昔から口頭で伝えられてきた物語で、作者不明のものがほとんどです。日本昔話は子供向けに普及していて絵本も数多く販売されており、読み聞かせの定番になっているものも多いため、この記事では童話として扱っていきます。

【0歳~5歳】飛び出す絵本・しかけ絵本の選び方、おすすめは? 恐竜やディズニーなど大人も楽しめる人気絵本も紹介!
【0歳~5歳】飛び出す絵本・しかけ絵本の選び方、おすすめは? 恐竜やディズニーなど大人も楽しめる人気絵本も紹介!
人気の飛び出す絵本やしかけ絵本はどんなものでしょうか? 知育効果があるもの、赤ちゃんでも楽しめるものなど、たくさん種類があります。ページをめくるとしかけから何が出てくるかワクワクしますよね。年齢別におすすめのしかけ絵本・飛び出す絵本を紹介します。

日本の有名な童話一覧

日本の有名な童話一覧
日本の童話は日本人のルーツとも言え、昔の人が考えていた「未知の領域」をうかがい知ることができます。冒険にも富んでいるので、子供にも親しんで貰いたいものですね。子供と一緒に読みたい日本の話を紹介します。

桃太郎:仲間と力を合わせる大切さを知る

桃から生まれた男の子・桃太郎は、おじいさんとおばあさんに大切に育てられました。やがて、大きくなった桃太郎は、人を苦しめる鬼を退治する決意をしました。おばあさんに作ってもらったきび団子を懐に、道中、イヌ・サル・キジを仲間に迎え、鬼が島へと向かいます。
 

浦島太郎:昔の人の、海への考えが分かる

浦島太郎はある日、子供たちにいじめられているカメを助けます。恩返しとして、カメは浦島太郎を竜宮城へ連れて行きます。竜宮城で浦島太郎は、乙姫様やほかの魚たちに歓迎され、楽しい時を過ごします。

かぐや姫:「別れ」が存在することを学ぶ

ある日おじいさんが、光り輝く竹を見つけました。その竹を切ってみると、かわいらしい女の子が入っていました。女の子は「かぐや姫」と名付けられ、美しい女性へと成長しました。かぐや姫はその美しさから、多数の貴公子に求婚されます。

一寸法師:自分の人生は自分で切り拓けることを知る

一寸法師は、親指程度の大きさしかありませんでした。一寸法師は小さいながらも、賢くたくましい若者に成長しました。ある日、一寸法師は都に出ることを決め、お椀の船に乗って旅立ちます。腰には刀代わりの針を差していました。

日本の昔話集 おすすめ絵本|日本の昔ばなし20話 (名作よんでよんで)

「桃太郎」など定番の日本の昔話を20話収録しています。かわいらしいイラストが異なるタッチで描かれていて、それぞれ子供も楽しめるでしょう。各話には解説が付いていて、話の背景やテーマなどが理解できます。

グリム童話一覧

グリム童話一覧
子供向け・大人向け問わず、グリム童話には映像化されているものも多くあります。元々は、ドイツの昔話を下敷きとしたもので、怖い結末が待っているものもあります。少し暗い世界観を持ちながらも、世界中の人を虜にする魅力があります。

赤ずきん:知らない人と話さないようにしよう

昔、いつも赤い頭巾を被っているため「赤ずきんちゃん」と呼ばれている女の子がいました。ある日、赤ずきんは病気のおばあさんのお見舞いに、一人で森の中へと入って行きました。しかし森には、悪いことをたくらむオオカミがいたのです。 

オオカミと七匹の子ヤギ:留守番の心得を学ぶ

七匹の子ヤギは、お母さんヤギが出かけている間、子供たちだけで留守番をすることになりました。そこに、オオカミが子ヤギたちを食べようとやって来ます。何度かオオカミを撃退したものの、子ヤギたちはオオカミに食べられてしまいます。

ヘンゼルとグレーテル:知恵をしぼり危機をすり抜ける大切さを知る

貧しいあまり、ヘンゼルとグレーテルは両親に森の中に置き去りにされてしまいました。森の中をさまよい歩くうち、2人はにおいにつられてお菓子の家にたどり着きます。そこには、優しいおばあさんが住んでいました。しかしそのおばあさんは、悪い魔女だったのです。

グリム童話集 おすすめ絵本|ココロが育つよみきかせ絵本 グリムどうわ50選

「赤ずきんちゃん」など定番からあまり知られていない童話まで、50の童話を収録しています。1つの童話は5分ほどで読めるので、寝る前の読み聞かせにもぴったりです。

イソップ童話一覧

イソップ童話一覧
イソップ童話には動物や自然を主人公としたものが多くあります。あまり知られていませんが、イソップ童話とはギリシャの寓話集をさします。かわいらしいイメージで子供も読みやすいでしょう。

子供から人気な絵本、親が好きだった絵本は? おすすめの絵本10選!
子供から人気な絵本、親が好きだった絵本は? おすすめの絵本10選!
子どもにはいろいろな絵本を読んであげたいと思いますが、本屋さんでもインターネット通販でも絵本の種類があり過ぎて、何を買えばいいのか、どれが人気でおすすめの絵本なのか悩んでしまいますよね。そこで、今回は子供が気に入った絵本についてのアンケート調査を紹介します。絵本選びの参考にしてください。

アリとキリギリス:将来に備える大切さを知る

アリたちは、冬支度のためにせっせと食料を集め働いています。しかし、キリギリスはそんなアリたちを馬鹿にして、遊び暮らしていました。やがて冬が来てキリギリスは困ってしまいました。食べ物を蓄えていないため、食事をすることができなかったのです。

北風と太陽:厳しさよりも優しさの方が大切と気付く

ある時、北風と太陽が「どちらがより強いかと」喧嘩を始めました。そこに一人の旅人が通りかかります。北風と太陽は、「先に旅人のマントを脱がせた方が勝ち」と勝負を始めました。まずは北風から、強い風を旅人に吹き付けます。

ウサギとカメ:努力する重要性を学べる

ある日、ウサギとカメが走りの速さを競うことになりました。ウサギは自信満々で、あっと言う間にカメを引き離して行きます。ウサギは油断し、コースの途中で眠り込んでしまいました。その間に、カメはひたすら走り続けていたのでした。

イソップ童話集 おすすめ絵本|イソップどうわ 25話 (名作よんでよんで)

イソップ童話が25話入っています。挿絵の動物たちがかわいらしく、生き生きと描かれています。親しみやすいタッチで、小さな子供も興味を示しやすいでしょう。

次のページではアンデルセンの童話やそのほか有名な童話を紹介します!

続きを読む

はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!