Z会小学生コースの内容とサポート体制、気になる評判を調査しました!
目次
Z会とは?
Z会は、小学生から高校生、および社会人と幅広い年代を対象に通信教育を行っています。志望校合格だけでなく、現代社会を生きていくために必要な「本物の学力」を身につけるために「自ら考え、調べ、表現する学習」を提供。特に「子供に教科書レベルを超えた学習をさせたい」と考える方たちから支持されています。
Z会小学生コースの種類と学習内容は?
小学生向けの通信教育は、以下のコースにわかれています。・小学生コース<スタンダードコース・ハイレベルコース>(全学年対象)・小学生タブレットコース(3〜6年生対象)・中学受験コース(3〜6年生対象)・中学準備コース(6年生対象)それぞれの学習内容についてご紹介していきましょう。
小学生コース
小学生コースは、教科書を超えた知識と、その活用力が身につくよう設計されています。毎月の学習の流れは、以下の通りです。
- 学習カレンダーで学習計画を立てる。
- テキスト教材に毎日取り組む。
- 学習が終わったらカレンダーにシールを貼ってスケジュール管理する。
- 課題を提出する。
- 添削されて戻ってきた課題で復習する。
1・2年生は、国語・算数・経験学習(3年生以降の理科・社会につながる内容)の3教科セット。オプションとして、将来必要となる思考力を磨く「みらい思考力ワーク」を追加することができます。また、パソコンやスマートフォン、タブレットで受講できる「プログラミング学習 Z- pro」(提出課題なし)も利用可能。3年生からは、国語・算数に理科・社会・英語などが加わり、1教科からの選択が可能になります。受講会費は、学年が上がるにつれて上がっていきます。
スタンダードコース
小学生コースは、さらに2つのコースにわかれています。スタンダードコースは、基本から応用までをカバー。教科書+αの学力が身につくよう、一般的な通信教育よりも応用問題が多めに組み込まれています。
ハイレベルコース
もうひとつのハイレベルコースは、スタンダードコースにさらに発展問題が加わった教材を使います。受験を見据え、もっと上のレベルの問題に挑戦したいという要望に応える内容です。ただし、1・2年生の総合学習、3・4年生の理科・社会、それから5・6年生の英語などの専科コースにはハイレベルコースは設定されていません。ハイレベルコースは、スタンダードクラスよりも若干受講会費が高くなります。
小学生タブレットコース
3〜6年生を対象に、iPadを使用して学習を進めるタブレットコースが設けられています。小学生コースと違う点は、6教科(国語・算数・理科・社会・英語・総合学習)セットだということ。それから、ハイレベルコースが設定されていないということです。学習スケジュールはタブレットで自動的に作成され、今日やるべき学習がトップページに表示されます。
そのため、スケジュール管理が楽になり、学習習慣をしっかりと身につけることができます。 また、理解度に合った確認問題が提示されるので、苦手な部分を克服しながら効率的に学習を進めることが可能。わからない部分はタブレットを使ってすぐに質問できるなど、デジタルのメリットをフル活用した学習ができます。受講会費は、小学生コースよりも高く設定されています。
中学受験コース
3〜6年生を対象に、紙の教材とタブレットの両方を活用しながら中学受験に向けた学習を行います。使用するのは、難関中学校の入試問題を分析して作成されたオリジナル教材。タブレットを通じて講師による映像授業を受けられるので、理解を深めながら学習を進めることができます。
どこを復習したらよいかの指示、総合成績表などがタブレットに配信されたり、担任指導者と月に1度、タブレット上で目標設定と振り返りを行うなど、デジタルを活用しながら、志望校合格に向けて計画的に学習を進めていくことができます。受講会費は、タブレットコースよりも高く設定されています。
中学準備コース
6年生対象の中学準備コースは、11月から2月までの4ヶ月間の講座。毎月、国語・数学・英語のうち1教科を集中的に学習し、中学の学習で必要な「考え方」を学びます。毎週1回、30分の学習を行うというスケジュール。メインとなる教材以外に、小学校の学習が総復習できる副教材もついています。紙の教材を使うテキストスタイルと、iPadを使うiPadスタイルのいずれかを選択できるので、自分に合った方法で勉強することができます。
Z会小学生コースのサポート体制は?
担任が1年間指導する担任指導者制を採用しているため、子供の特性を熟知したうえで指導を行ってくれます。「おたよりカード」を通じた先生と子供のコミュニケーションは、学習に取り組むモチベーションの向上につながるようです。Webや「しつもんカード」を通じて気軽に質問できるというのも、通信教育のデメリットを軽減するうれしい仕組みです。その他、子供向けの情報誌や、保護者向けのサポートブックや情報サイトによる情報の提供、それから課題を提出してたまる「努力賞ポイント」でプレゼントを獲得できる「努力賞ポイント制度」など、サポートする仕組みが整っています。
Z会小学生コースの特徴
毎月、全教科において添削指導を受けることができるというのは、数ある通信教育の中でも特筆すべき点。「ほめて伸ばす」をモットーにした的確な指導で、子供の理解を促し、やる気を引き出してくれます。また、タブレットコースが選択できるなど、デジタルを活用した学習体制が整っているのも特徴です。長く受講したい場合は、月払いよりもお得な半年払い、年払いがあるので検討してみてはいかがでしょうか。
また、現在Z会は通信教育だけでなく、教室の運営、オンラインの個別指導のほか、ドリルや問題集などの書籍も出版しています。学年の総復習ができる『わくわくワーク』や、ワンランク上の学習ができる『グレードアップ問題集』など評判の高いシリーズもあるので、ぜひチェックしてみてください。
Z会小学生コースの評判
実際に子供にZ会小学生コースの通信教育の講座を受講させている方たちは、どのように感じているのかをご紹介します。
【Z会小学生コースの料金について】
- 「学習塾に比べれば格安です。分割や一括払いなど支払い方も選べ、お得だと思います。時間があるときに自宅で取り組めるところもいいと思います」
- 「塾と比べれば安いですが、他の通信教育と比較すると割高に感じます」
【Z会小学生コースの教材・教師の解説について】
- 「常に学校の一歩先を教えてくれて学力アップにつながった。特に教材がわかりやすくて良かった」
- 「余計な情報が書かれていないのは良い点ですが、はじめて通信教育を始める子供にとっては、やや難易度が高かったかもしれません」
【Z会小学生コースの学習の効果について】
- 「勉強の習慣ができていないこともあり、なかなか教材に取り組んでくれない印象です。周りのサポートが大事だとは思いますが、なかなか難しい感じです」
- 「良問が精選されているので、効率良く学習できる。月一の添削問題提出を目安とすることで、学習ペースをつかみやすい」
塾と比べると割安ですが、通信教育としては割高と感じる人もいるようです。教材はやや難易度が高く、難しいと感じる場合もあるようですが、だからこそ力がつくともいえそうですね。
Z会小学生コースの退会方法は?
退会したい場合は、会員専用サイト「Z会MyPage」にログインし、「受講終了・受講途中での中止」を選択します。「受講終了」の場合は、現在申し込んでいる期間で終了、「受講途中での中止」の場合は、解約が間に合う最短の月で終了となります。一括払いで受講会費を支払った場合、申し込んだ時点で適用された毎月の受講会費に基づいて解約金額が計算され、返金されます。
Z会小学生コースのの学習はこんな子におすすめ
Z会は通信教育のため、毎日きちんと決まった分量の学習をひとりでもコツコツ続けられる子供には向いているといえるでしょう。また、「将来のために必要な勉強なんだ」という自覚のある子供は、目的意識を持って取り組むことができます。Z会の教材は難易度が高めに設定されているので、難しい問題にさじを投げず、粘り強く取り組める子供は、学ぶ楽しさを感じながら学習することができるでしょう。
まとめ
数ある通信教育の中でも定評のあるZ会。自学自習が無理なくできて、目的意識の高い子供にはぴったりといえるのではないでしょうか。気になる方はぜひトライしてみてください。