スマホ写真のプリント方法 5選!コンビニとネットどちらがお得?
目次
スマホ写真をプリントする方法5つ
スマホは手軽に写真が撮れて便利ですよね。旅行に行った時や子供の成長記録など、思い出の写真がたくさんあることでしょう。みなさんは、撮りためた写真の印刷はどうしていますか? スマホ写真のプリントにはいくつか方法があり、どれがいいのか迷ってしまいます。主なプリント方法を5つピックアップして、それぞれの特徴を見てみましょう。
コンビニプリント | セルフ写真プリント機 | DPE店 | ネットプリント | 自宅プリンタ | |
---|---|---|---|---|---|
利便性 | 〇 | △ | △ | ◎ | ◎ |
アプリ | 必要 | 不要 | 不要 | 要 | 不要 |
画質 | △ | △ | ◎ | 〇 | △ |
価格(L版) | 30円程度 | 30円程度 | 40円程度 | 5円~(送料別) | 15~20円 |
印刷バリエーション | △ | △ | ◎ | ◎ | △ |
プリント方法1:コンビニでプリント
まずは、コンビニでプリントする方法です。スマホから写真データーをコンビニのマルチコピー機に送り、スマホ写真をプリントします。写真データーを送る方法はいくつかありますが、事前にスマホにアプリをダウンロードし、インターネット経由やWi-Fiで送ると簡単です。また、コンビニのマルチコピー機によっては、インデックスプリントや分割プリントもあるので、用途に合わせて印刷方法を選ぶことができます。
メリット:近くのコンビニですぐにプリントできる
コンビニでスマホ写真をプリントするメリットは、なんといっても思い立ったらすぐにプリントができる点です。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどでは、ほとんどのチェーン店で取り扱っています。これらのコンビニは全国に多くの店舗があるので、外出先でスマホで撮影した写真をすぐに印刷したいときなどに便利ですね。
デメリット1:専用アプリが必要
コンビニプリントのデメリットとしては、事前に専用アプリのインストールが必要な点です。アプリは印刷するコンビニに応じたものが必要になります。そのため、出かけ先で撮った写真をプリントしようと立ち寄ったコンビニが、いつも利用しているコンビニではなかった場合、新たにアプリをインストールしなければスマホ写真のプリントをすることができません。
デメリット2:カメラ専門店より写真画質が劣る
最近は、コンビニでの写真印刷も技術が上がり、とても綺麗にできるようになりました。しかし、やはりカメラ専門店での写真プリントと比べると画質がやや劣ってしまいます。カメラ専門店では、写真プリント用の印画紙を薬品に反応させて発色させる銀塩プリントという方法が一般的です。しかし、コンビニプリントの場合、非常に微細なインクの水滴を写真用紙に吹きつけるインクジェット式による印刷です。そのため、印画紙そのものが発色する銀塩プリントと比べると、インクジェット式では画質が低くなってしまうのです。
また、コンビニ会社によって採用するマルチコピー機によっても画質が違ってきます。セブン-イレブンでは富士ゼロックス製のマルチコピー機、ローソンやファミリーマートではシャープ製のマルチコピー機を採用しています。コントラストや印刷用紙の厚さなど若干違いがあるようです。
プリント方法2:セルフ写真プリント機でプリント
次にご紹介する方法は、家電量販店(ビックカメラやヨドバシカメラなど)や大型ショッピングモールに設置されたセルフ写真プリント機でプリントする方法です。大型店舗の場合は機械の台数も多いので、比較的待ち時間が少なくプリントできます。
メリット:専用アプリがいらない
セルフ写真プリント機のメリットは、コンビニプリントのようなプリント専用アプリのインストールが不要なことです。スマホの充電口にセルフプリント機に付属するケーブルをつなげれば、スマホに保存している写真が読み込まれます。その後はプリント機の指示に従ってタッチパネル上からメニューを進めていけば、簡単にスマホ写真をプリントすることができます。操作方法や不明な点について、すぐに店員さんに聞くことができるのも安心ですね。
デメリット:近くに店舗がないことも
セルフ写真プリント機でのプリントのデメリットは、設置店舗を探すのに手間がかかる点が挙げられます。設置店舗数がコンビニほど多くないため、自宅の近くに設置店舗がない場合もあるでしょう。子育てで忙しいパパママにとって、わざわざ写真プリントのためだけに、遠くの設置店まで出かけるのは難しいですよね。また、セルフプリントの写真画質は、コンビニプリントと同等と考えておきましょう。
プリント方法3:写真プリント店(DPE店)で注文
次にご紹介するのは、写真プリント専門店にスマホ写真のプリントを注文する方法です。写真プリント専門店はカメラのキタムラやパレットプラザなど、全国に店舗を展開している会社があります。
写真プリント専門店は印刷用紙の種類が豊富です。正方形に印刷できる「ましかくプリント」や254cm×365cmの大型サイズの写真プリントなど、さまざまな大きさでいろいろなタイプの写真をプリントすることができます。店頭にはたくさんの種類のフォトブックや写真見本があり、プリントした写真をどう保存するか、どう友人にプレゼントするかもスタッフに相談することもできます。
メリット:写真画質が綺麗
最大のメリットは、画質が綺麗な点です。専門店での写真プリントなので、ほかの方法と違って断然綺麗な仕上がりが期待できます。プリント用紙も最高ランクの写真紙を使用しているなどこだわりもありますよ。
デメリット:店舗まで行く必要があり、価格も高め
最近は、ネットで注文して店頭または郵送で受け取れるサービスを実施している店舗もありますが、そうでない場合はわざわざ写真プリント店まで足を運ぶ必要があります。この点がデメリットといえるでしょう。自宅の近くに店舗があるとは限りませんし、億劫に感じるかもしれません。また、受け取りに再度行く必要があるので、うっかり仕上がり日を忘れないように覚えておく必要もあります。
また、写真プリント店では写真画質が綺麗な分、プリント費用がコンビニより高めの設定になっています。コストの高いプリント用紙を使用しているのであれば、この価格差は仕方がない部分です。ただ、メリットとしても挙げた「品質へのこだわり」が価格や納品スピードに影響するため、手軽さが感じにくいかもしれません。
プリント方法4:ネットプリントで注文する
クオリティもプリント費用にもこだわりたい方におすすめなのが、ネットプリントと呼ばれるサービスです。インターネットでスマホ写真プリントを行っているWebサイトに注文し、プリントした写真は自宅に郵送で届きます。プリント用紙を自分で選べる会社であれば写真のクオリティにこだわることができますし、価格を徹底的に比較して注文することも可能です。
メリット1:価格が安く自宅にいながら注文できる
ネットプリントのメリットは、なんといっても1枚あたりの価格が安いことです。安いサービスであれば、1枚5円~とコンビニの30~40円に比べると、1/6と大きく費用を節約できます。ただし送料は別です。また、ネットプリントは自宅で注文から受け取りまでが完結する点もメリットといえます。自宅で写真をゆっくり選んで好きなタイミングで注文できるのは、忙しいパパママにとって嬉しいポイントでしょう。
メリット2:写真画質が綺麗でバリエーションも
ネットプリント会社は、銀塩プリントなので写真画質が綺麗なことも大きなメリットです。プロ仕上げ、プロ補正などのサービスがある会社もあります。ネットプリント会社によって写真の仕上がりはさまざまですので、比較してみるのも面白いですね。あまりにも安いネットプリントは、プリント用紙の品質を落としている可能性があるので注意しましょう。ガッカリしないためにも、紙の種類や仕上がりをほかユーザーの口コミなどで確認してから注文すると安心です。
ネットプリントは、印刷のバリエーションが豊富な点もメリットです。印刷会社によっては、インテリアに映えるアートな作品に仕上げることも可能ですよ。
デメリット:送料がかかり、受取日まで数日必要
自宅でサービスが完結する分、ネットプリントは送料がかかります。印刷枚数によっては、送料が割高になってしまうことも。料金が一定に達すると送料無料になるサービスもあるので、大量にプリントがある場合にはネットプリントがおすすめです。
また、プリントから発送までの期間はネットプリント各社によって違います。最速では、当日出荷サービスがある会社もありますよ。事前に発送予定日を確認しましょう。ちなみにメール便の場合は送料を抑えられますが、発送から受け取りまで4日以上かかることもあります。
プリント方法5:自宅のプリンターでプリント
最後にご紹介するのは、自宅のプリンターでスマホ写真をプリントする方法です。プリンターやプリント用紙を用意し、自分でプリントします。
メリット:自宅、外出先ですぐにスマホ写真をプリントできる
メリットは、自宅や外出先ですぐにプリントできることです。すぐに写真が欲しいけれど、外出するのが大変という時もあります。そんなときに自宅のプリンターでプリントできるのは楽ですよね。友人が自宅に遊びに来ているときにスマホで写真を撮影し、友人が帰る前にプリントした写真をプレゼントなんてことも簡単にできます。
デメリット:写真画質は銀塩にはかなわず、コストも一定かかる
デメリットは、写真画質が銀塩プリントより劣ってしまうところです。専用のプリンターの種類によってプリント画質は違いますが、画質を追求したい人は気になる点といえます。
また、プリンター本体や用紙代も含めた全体で考えると、プリント価格は安くありません。本体を安く買うことができても、インク代が高い場合もあります。また、プリンターは定期的に使わないと画質が劣化してしまいます。プリント用紙の値段は画質によって違いますが、本体やインク代も含めて考えると安くはないですね。
おすすめフォトプリンターはどれ?
自宅で使えるプリンターにはさまざまな種類があります。一般的なプリンターなら、一度パソコンにスマホ写真データを移してからプリントをしますが、スマホと直接接続できるプリンターもあります。
Canon スマホプリンター iNSPiC PV-123-SP 写真用
この種類のプリンターはフォトプリンターと呼ばれています。フォトプリンターは大きいサイズの紙に印刷することはできませんが、パソコンにつなげなくてもスマホ写真が印刷できるので使い勝手がとてもいいです。外出先でもスマホにつなげるだけで直接印刷ができるので便利ですよ。
富士フイルム(FUJIFILM) スマートフォン用プリンター スマホdeチェキ instax SHARE SP-3
ポラロイド写真が手軽に撮れる「チェキ」の、写真プリンターです。スクエア用フィルムに写真が印刷され、下の余白には文字が記入できます。コメントと一緒に思い出を残すことができますね。1回のフル充電で約160枚の写真が印刷でき、専用アプリには分割テンプレートやSNSテンプレートなど豊富なバリエーションがあるのも魅力です。
エプソン(EPSON) コンパクトプリンター カラリオミー PF-71
こちらは据え置きタイプのプリンターです。スマホに専用アプリを入れてWi-Fi接続すれば、簡単に写真印刷ができます。スマホだけでなく、デジカメのSDカードをダイレクトに差し込んで印刷も可能です。A5用紙や封筒にも印刷ができ、多彩な用紙サイズに対応しています。自宅でスマホもデジカメもプリントしたいという人におすすめです。
まとめ:自分に合ったプリント方法を選ぼう
スマホから写真を印刷する5つの方法があることをご紹介しました。スマホ写真のプリント用途や印刷するタイミングによって、プリント方法を変えてみるのもいいですね。手軽にスマホから印刷したいなら、コンビニプリントする方法かネットプリントサービスがおすすめですよ。メリット・デメリットを確認して自分に合った方法を試してみてください。