ベビー服を水通しする理由や方法は? 洗濯機はOK? 赤ちゃんの出産準備をしよう!
目次
水通し後の乾かし方のポイント
水通ししたベビー服の適切な乾かし方もおさえておきましょう。
晴れた日に屋外で干して乾かすのがベスト
水通しは晴れている日に行い、洗ったあとのベビー服は屋外に干すと早く乾きます。干す時は、水通ししたベビー服や寝具などが乾きやすいように、間隔をあけて干すこともポイントです。
花粉やPM2.5などが気になる季節は部屋干しでもOK
雨や雪などの悪天候が続く時や、ベビー服に花粉やPM2.5などの付着が気になる季節は部屋干しでもかまいません。部屋干しをする時は、部屋の中でも日当たりの良い場所や時間帯を選びましょう。
衣類の生乾きによる雑菌の繁殖を防ぐために、衣類と衣類の間隔をあけて干すようにしてくださいね。なるべく速く乾かすために、扇風機やサーキュレーターを使って風を送るのもおすすめです。
乾燥機の使用は控えよう
乾燥機を使うと、ベビー服が縮んだり傷みやすくなる可能性があります。どうしても時間がない場合以外は、ベビー服を乾燥機にかけるのは控えましょう。
水通し後のベビー服の保管方法と注意点
ホルムアルデヒドは、衣類だけでなく家具や建材など身近な物にも多く使用されている物質です。そのため、正しく保管しておかないと、せっかく水通しをしたベビー服に空気を介してホルムアルデヒドが付着(移染)する可能性があります。ホルムアルデヒドの移染を防ぐために、水通しをしたベビー服は新品の大人用の衣類と分けて保管しましょう。大人用の新品の衣類には、ベビー服と比べてホルムアルデヒドが多く含まれている可能性があります。
ホルムアルデヒドは、タンスや衣装ケースに使用される接着剤などに含まれることもあります。ベビー服を保管する時は、ホルムアルデヒドが含まれないプラスチック製の収納などを選ぶと安心です。新たに赤ちゃん用の収納を購入する場合は、ホルムアルデヒド含有量が少ないことを意味する「F☆☆☆☆(フォースター)」という規格に分類される製品を選ぶといですよ。
ベビー服を買い足した場合も水通しをすると安心
水通しが必要な年齢にいつまでという決まりはありませんが、産後しばらくは新しく買い足したベビー服も水通ししておくと安心です。何歳まで水通しをするのかは、赤ちゃんの肌の状態を見ながら判断してあげましょう。
ベビー服の水通しは生後数ヶ月だけしたというパパママもいれば、大人が着る洋服も買ったら一度洗ってから着るというパパママもいます。いつまで水通しをするのか悩んだ時は、ホルムアルデヒドの規制基準が厳しい生後24ヶ月を目安にするといいでしょう。赤ちゃんと大人の洗濯物を別々に洗っている場合は、水通ししたいベビー服の数が少なければ、赤ちゃんの洗濯物を洗うタイミングで一緒に洗って水通ししてもいいですね。
ベビー服以外で水通しした方がいいものは?
肌着やベビー服以外にも、ガーゼやおくるみ、ベビー布団のカバーやシーツなども水通しをしておきます。赤ちゃんの肌に直接触れたり、赤ちゃんが口に入れてしまう可能性がある布製品はすべて水通しをしてもいいでしょう。またベビー服や育児グッズによく使われているガーゼは、洗うほど肌触りが柔らかくなり吸水力も上がります。布製のベビー用品は水洗いできるものがほとんどですが、洗濯前には洗濯表示の確認も忘れずしましょう。
まとめ
生まれてくる赤ちゃんのために、肌に優しくて着心地のいいベビー服を準備してあげたいですね。水通しを億劫に感じていたとしても、いざやってみるとお腹の赤ちゃんを想って幸せな気分になれるかもしれませんよ。適切な方法で水通しをして、気持ちよく赤ちゃんを迎えてあげられるといいですね。