ファミリー世帯におすすめ、自転車保険もカバーできる国民共済(こくみん共済)!
目次
国民共済(こくみん共済)の運営団体とは
国民共済(こくみん共済)の運営団体は正式名称を「全国労働者共済生活協同組合連合会」といいます。TVCMなどでは「全労済」「こくみん共済 coop」と呼ばれていますね。全労済は消費生活協同組合法(生協法)にもとづき、厚生労働省の認可を受けて設立された協同組合です。
共済商品を扱う団体はほかにも
・県民共済/都民共済(全国生活協同組合連合会)
・コープ共済(日本コープ共済生活協同組合連合会)
・JA共済(全国共済農業協同組合連合会)
などがあります。
上記のどの共済も手ごろな掛け金で人気の保険です。なかでも自転車に乗る子供を持つママにおすすめしたいのが、国民共済(こくみん共済)です。
国民共済(こくみん共済)の商品を知る
国民共済(こくみん共済)は民間の保険会社の商品と比べて掛け金がリーズナブルなことで知られています。国民共済(こくみん共済)と他の保険の違いはどこにあるのでしょうか。実は国民共済(こくみん共済)も民間の保険も、仕組み自体はほとんど変わりません。ですが、運営元である全労済は非営利団体で、加入者の「相互の助け合い」を目的としています。営利目的の民間の保険会社とは異なる目的の団体であるという点が大きな違いです。
人と住まいに対する保障
国民共済(こくみん共済)には、人への保障として以下の主な商品があります。
・こくみん共済:入院・通院や死亡、賠償など、さまざまなリスクに備えられます。
・総合医療共済:入院・手術はもちろん、三大疾病や女性疾病にも備えられる医療保障です。
・せいめい共済:大切なご家族のために。万一にしっかり備えられる死亡保障です。
国民共済(こくみん共済)には、住まいの保障として以下の商品があります。
・住まいる共済:火災・風水害・地震などの自然災害補償に備えられる共済です。
くるまの補償
国民共済(こくみん共済)には、自動車の補償として以下の商品があります。
・マイカー共済:人身傷害補償、対人賠償、車両損害補償に備えられる共済です。24時間受付の事故対応、ロードサービスもあって安心ですね。特約で弁護士費用等補償、自転車賠償責任補償をつけることもできます。
損害賠償保障
国民共済(こくみん共済)には、メインの共済にプラスして掛けられる「個人賠償プラス」「自転車賠償責任補償特約」「個人賠償責任共済」の3種類の損害賠償保障があります。いずれも最高1億円の保障があります。
子供を守る! 自転車に乗るなら「交通災害共済」と「損害賠償保障」
子供が自転車に乗り始めると事故の被害者になる心配とともに、万が一加害者になってしまったら…という心配もでてきます。子供が起こした自転車事故で高額な損害賠償が発生した事例もあり、一億円近い賠償金額になってしまうことも実際に起こっています。
国民共済(こくみん共済)、都民共済/県民共済、コープ共済には、いずれも自転車事故の損害賠償に対応できる特約があります。被害者になったとき・加害者になったときの両方に備えられる商品があるのは国民共済(こくみん共済)の大きな特長といえますね。
被害者になったときの保障なら「交通災害共済」
自転車に限らず、交通機関にかかわる事故の被害者、道路を通行中に不慮の事故の被害者になったときに、幅広く保障される共済です。
加害者になったときの保障なら「損害賠償保障」
国民共済(こくみん共済)には、単独の損害賠償保障の商品はありません。ただし、メインの共済にプラスして掛けられる3つの商品があります。
個人賠償プラス
人に対する保障の「こくみん共済」に、月額200円プラスするだけで追加できる損害賠償保障です。法律上の損害賠償責任を負うときに、最高1億円の保障があります。1世帯のうち1人が加入すれば、同一生計の家族全員が損害賠償保障の対象になります。
自転車賠償責任補償特約
「マイカー共済」に特約として月額120円で追加できるプランです。1事故につき最高1億円を補償します。家族が複数台の自転車を持っていてもすべて補償されるので、例えばパパのマイカー共済にこの特約を付けると、ママと子供の自転車事故も補償されることになります。
個人賠償責任共済
「住まいる共済」に特約として追加できる損害賠償保障です。法律上の損害賠償責任を負うときに、最高1億円の保障があります。同一生計の家族全員が損害賠償保障の対象になります。
自動車に乗るなら国民共済(こくみん共済)の「マイカー共済」
自動車の任意保険として、充実したサポート内容の共済です。全国76ヵ所・約800名のスタッフがサポートしている事故受付や現場急行サービスは、24時間365日対応で安心です。最大22等級・掛金64%割引で、無事故が続くほど掛金がお手頃になるのがうれしいですね。
4つの金額から選べる「人身傷害補償」
共済者本人や同乗者が事故で死傷した場合に、治療費、休業損害、精神的損害などの実損害額を補償します。最高補償額は5000万円、1億円、2億円、無制限の4つの中から選べます。
実損金額とは別に受け取ることができる「自動車事故傷害見舞金」
自動車事故にあったとき、実損害額の補償とは別に、入院見舞金や後遺障害見舞金などを受け取ることができます。
対人・対物賠償は「無制限」
万が一、事故の相手を死傷させてしまったときなど、損害賠償責任額が全額補償されます(自賠責保険等により支払われた金額を差し引いた分)。また、人身事故ではなく物損事故であっても、お店の営業ができなくなったり、電車の運行をストップさせてしまった場合など、非常に高額な損害賠償額になることもあります。相手方への万一の賠償には、高額になってもしっかり対応できる備えがあると安心ですね。
車両損害補償は選べる3タイプ
「マイカー共済」の車両損害補償の内容は、以下の3タイプから選べます。
一般補償
他車との衝突はもちろん、ゲリラ豪雨による水没などの自然災害、盗難やあて逃げ、落書きや車以外の他物との衝突まで、幅広いトラブルに備えられる補償です。
エコノミーワイド
他車との衝突(あて逃げ以外)、自然災害、盗難、落書きなどのトラブルに備えられる補償です。ガードレールや塀など車以外の他物との衝突は補償されません。
エコノミー
他車との衝突(あて逃げ以外)のみの補償に限定されるプランです。
もっと不安を解消できる!さまざまな特約
上記で紹介した以外にも、細かなニーズに対応した特約が揃っています。
・弁護士費用等補償特約:事故の被害者になったときに弁護士報酬や訴訟費用をサポートしてくれます。
・自転車賠償責任補償特約:家族みんなの自転車事故の損害賠償が補償されます。
・マイバイク特約:家族みんなのスクーター等の原付自転車の事故が補償されます。
自然災害・火災に備えるなら国民共済(こくみん共済)の「住まいる共済」
「住まいる共済」は、火災共済と自然災害共済を合わせた呼び名です。ゲリラ豪雨や地震などの自然災害があると「わが家は大丈夫かしら…」と不安に思うこともあるでしょう。さまざまなリスクから「住宅」と「家財」を守るために、どんなプランがあるのか見ていきましょう。
「住まいる共済」でどこまで保障されるのか
「住まいる共済」は、火災はもちろん、風水害・地震・盗難、さらに幅広い保障があります。例えば、冬場の水道管の凍結や破裂を自己負担で修理したときは「水道管凍結修理費用共済金」が支払われます。台風などでカーポートや家の塀に10万円を超える損害が生じたときは「付属建物等風水害共済金」が支払われるなど、いざという時の備えとして安心の内容になっています(※加入口数などの条件があります)。
選べる保障の種類とは
持ち家か賃貸か、家財の保障は必要かなど、ご家庭によって保障したい範囲は異なりますよね。「住まいる共済」は住宅のみ、家財のみなど必要な保障内容を選ぶことができます。
住宅と家財の保障
持ち家(戸建て・マンション)の方、住宅と家財の両方の保障が必要な方にぴったりのプランです。
住宅のみの保障
資産として貸家をお持ちの方、家財保障を別に用意している方向けのプランです。
家財のみの保障
賃貸住宅にお住いの方、住宅保障を別に用意している方向けのプランです。家具・家電はもちろん寝具や食器類も保障の対象になります。
国民共済(こくみん共済)は身近な生活の不安をカバーしてくれる
家族の万が一に備えるため、さまざまな保険や共済を調べてるママもいるでしょう。なかでも子供の自転車事故はママたち共通の心配事ではないでしょうか。子供が自転車に乗り始めると事故の被害者にも加害者にもなりうるため、安心できる備えをしておきたい…そんなママの不安もカバーできるのが国民共済(こくみん共済)です。
まとめ
国民共済(こくみん共済)の人への保障、住まいの保障、マイカー共済、子供の自転車事故への備えについて紹介してきました。国民共済(こくみん共済)は、民間の保険と比べても遜色ない共済商品が揃っています。いざという時の備えに、検討してみてはいかがでしょうか。