おすすめ電動キックボード5選 公道を走る条件は? 免許は必要?
目次
電動キックボードが人気?
おなじみの「キックボード」。正式名称は「キックスケーター」といい、地面をけって進むハンドルつきの乗り物の総称を指します。このキックボード(キックスケーター)に、電動式があることをご存知でしょうか? 大人を中心に世界中で愛されており、日本でもアンテナの高いパパママから注目を集めつつあります。
電動キックボードとは?
電動キックボードとは、キックボードにモーターとバッテリーを搭載した次世代の乗り物です。電動キックボードの魅力はその利便性。「コンパクト」「持ち運びに便利」「タクシーよりも安く利用できる」「環境にやさしい」といった理由でアメリカ西海岸で大ブームとなりました。現在はアメリカをはじめ、フランス、スペインなど世界70ヶ国で導入。スマートに移動ができるため、観光地を中心にシェアリングサービスの普及も進んでいます。
日本では「電動付自転車」の扱い
海外では手軽に利用できる電動キックボードですが、日本では「原動付自転車」の位置付けです。また電動キックボードを国内の公道で利用するためには、以下の条件を満たしていなければなりません。
- ヘルメットの着用
- 原付免許の携帯
- ウィンカーやバックミラー、ナンバープレートなどの道路運送車両法に基づく保安基準の遵守。
- 自賠責保険への加入
- 軽自動車税の納入
日本の公道で電動キックボードに乗るには何が必要?(mobby)
2021年3月末までは一部エリアで特例措置が適用される
国内の産業を活性化させる目的で、電動キックボードの公道実証実験が2020年10月〜2021年3月末まで実施されることが決定。この特例措置により、東京や福岡などの限定エリアに限り、自転車専用道路での走行が可能となりました。これはあくまで実証実験のため、認可を受けていない事業者や個人はこの特例措置は適用されないので注意しましょう。
電動キックボードを選ぶ時のポイント
電動キックボードを選ぶ際、どんな点に注目すればよいのでしょうか? 購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
電動キックボードの選び方:安全性の高さ
電動キックボードは時速20キロ以上のスピードが出ます。そのため、安全性に十分配慮されたものを選びましょう。
初心者はハンドブレーキがおすすめ…後輪のカバーを足で踏むフットブレーキはバランスを取りにくく転倒の恐れがあります。慣れていない人はハンドブレーキがある電動キックボードを選びましょう。歩行者にも自分の存在を知らせるためにもライトつきの電動キックボードを選びましょう。
電動キックボードの選び方:持ち運びやすさ
走行禁止の場所では持ち運ぶ必要があるので、折りたたみ式のものや重量が軽いものがおすすめです。メーター(ディスプレイ)の大きさや耐荷重によって重さも変わってきます。ディスプレイの見やすさや重量のバランスも考慮に入れて選びましょう。
電動キックボードの選び方:タイヤの種類
電動キックボードのタイヤは大きく分けて3種類あります。
自転車と同じタイプのエアタイヤは、路面の衝撃を吸収してくれるので、振動や音を抑えたい場合におすすめです。自転車と同様パンクする可能性があるので注意が必要です。
2つめは路面から受ける衝撃を吸収するクッション機能があるサスペンションつきタイヤです。振動や音を抑えてくれるので、安定した走行をしたい方におすすめです。
3つめは空気の入っていない硬いタイヤです。硬いタイヤはひと蹴りで大きく進むので楽に走ることができますが、衝撃の吸収性に弱く、路面の影響をダイレクトに受けてしまいます。
タイヤのサイズは5〜6インチが主流ですが、最近は8インチのタイヤサイズのものも出ています。タイヤが大きいとスピードを維持でき、衝撃を吸収しやすく砂利道や未舗装の道でも走りやすいというメリットがあります。
電動キックボードの選び方:充電時間と走行距離
充電時間と走行距離は商品によって異なります。フル充電にどのくらいの時間がかかるのか、何キロくらい走行できるのかなども確認しておきましょう。
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