男の子の育児は何が大変? 女の子との違い、男の子の育児のポイントを紹介!
男の子の育児でパパママが大変だと感じることは?
男の子の育児をしているパパママと話すと、口を揃えて「大変」と言います。男の子の育児は具体的にどんな点が大変なのでしょうか? よく言われる内容としては「やんちゃ」、「ものを投げる」、「夜泣きがひどい」、「落ち着きがない」、「どこでも走り回る」、「言うことを聞かない」、「何度も同じことを注意する」などがあります。筆者も男の子を育てていますが、大変だと感じる点が全て当てはまっています…。男の子はパパママが手を焼くことも多いですが、甘えん坊な一面もあり可愛いと感じることも多いでしょう。
やんちゃな男の子を育てる時は、パパママが子供の遊びに付き合える「体力」と、繰り返し注意をしたり言うことを聞いてもらう工夫を考えたりという「気力」が必要になってきますね。
子育ての男の子、女の子の違い以外にも一人っ子とそうじゃない子供の違いについても気になるママもいるでしょう。その点については下記記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
男の子の育児が大変になる時期は?
1歳~小学校低学年の育児が大変…
育児の大変さにはいろいろありますが、行動の活発さは個々の性格にもよるため大変な時期には個人差があります。生まれた時から手足の動きが活発でやんちゃなうえ、夜泣きも多かったという男の子もいますし、歩き始める1歳頃になると行動範囲が広がり外でも手を繋いでくれず危なっかしいという場合もあります。2歳頃にイヤイヤ期が始まると癇癪が激しく物に当たることもあったり、3歳頃~小学生低学年頃にかけては大人顔負けの体力もついてきて怪我も多くなってきます。男の子は、友達同士の戦いごっこや常に外遊びをしたがるなど、とにかくわんぱくになり、家で1日過ごすなんて考えられない…と、男の子の育児を経験したパパママにとっては共感できる内容なのではないでしょうか?
もちろんすべての男の子がやんちゃかというとそうではありません。外で運動するよりもパズルやお絵かきなど屋内の遊びが好きな男の子もいます。子供は一人ひとり性格が違うので、男の子でも手がかからず育児が楽だったという場合もあります。
男の子の育児のポイント
パパママが大変だと感じる男の子の育児のポイントを4つご紹介します。
男の子の育児のポイント1:納得するまでやらせてみる
男の子は好奇心のかたまりです。そして「これだ! 」と思うことはやってみないと気が済みません。付き合うパパママは大変ですが、男の子の育児は好奇心を満たしてあげることが大切です。
子供の安全には最善の注意を払う必要がありますが、危険な行動でなければ頭ごなしに行動を制限せずに見守るようにしましょう。「10秒は口を出さずに見守ろう」、「5分だけ待ってみよう」とまずはやらせてあげることで男の子の気持ちは満たされるそう。「このままやらせたら1時間はやり続けそうだな…」と思っても、口を出さずに見守っていたら10分位で満足する場合もあります。大人も闇雲に「ダメ」と言われても納得できませんよね。危ないことやダメなことは「ダメ」、「やめて」だけでなく「◯◯だからやってはいけないんだよ」と理由をしっかり伝えて納得させることが男の子の育児には大切です。
男の子の育児のポイント2:できることは任せる
男の子の育児でも女の子の育児でも言えることですが、子供自身にやらせる、考えさせるということは育児においては重要視されています。その中でも、男の子は女の子に比べると成長がゆっくりなことが多く、パパママがついつい手伝ってあげたくなってしまいがちです。見ている方はもどかしく、代わりにやってあげたり、答えを出してあげたくなりますが、それでは子供の成長機会を奪ってしまうことなります。手助けしたい気持ちはぐっと堪えて見守ることも育児においては大切です。たとえ失敗しても、そこから得た経験が子供を成長させていくのです。
男の子の育児のポイント3:甘えさせてあげる
甘える息子は可愛いものですが、育児という面で考えるとちょっと心配になることもありますよね。ただ「男の子だからしっかりしなさい! 」と突き放す必要はありません。子供のうちはパパママに愛情をたっぷり注いでもらうことで、その後の精神的な安定にも繋がり周りにも優しくできる子供に育ちます。甘えたい時期はとことん甘えさせて「自分はパパママに愛されている」と安心させてあげてください。
男の子の育児のポイント4:お手伝いは子供がやりたがった時にさせてあげる
3歳頃になると子供にも社会性が身についてくるため「お手伝いしたい! 」という気持ちが芽生えてきます。そんな時はぜひ手伝わせてあげましょう。もちろんまだ上手にはできませんし、時間もかかるうえ、部屋が汚れることも考えられます。パパママが忙しい時には断りたくもなりますが、男の子の育児では、興味があることを経験させてあげることが大切です。
掃除や洗濯物をたたむなど子供でもできることはたくさんあります。料理も刃物を使わず、玉ねぎの皮むきや野菜を洗うなど簡単なことからお手伝いしてもらいましょう。男の子の「お手伝いしたい」という気持ちを育てることが大切なのです。
男の子の育児と女の子の育児の違い
個性の違いはあっても、男の子と女の子の育児には特徴の違いがあるようです。男の子は物事に集中すると、その間に声をかけられることを嫌がります。一方女の子は遊びながらおしゃべりをしていることが多いです。また女の子は男の子に比べると精神的な成長が早く「ませている」と言われますよね。洋服へのこだわりも女の子の方が強く、男の子は無頓着な傾向が強いようです。男の子ならではの傾向としては収集癖も見られます。「なぜこんなものを? 」と首を傾げてしまうようなマニアックなものを集める男の子は意外と多いようですね。
まとめ:大変だけど可愛い男の子の育児
男の子の育児は大変だと言われますが、単純で甘えん坊でママが大好きな男の子はやはり可愛いものです。大きくなれば自然と離れていってしまうため、小さいうちは思い切り甘えさせてあげましょうね。