【0歳~5歳・年齢別】幼稚園・保育園のお遊戯会は何をするの? 衣装はママが作るの?
目次
幼稚園・保育園のお遊戯会のねらいって?
お遊戯会は、保育園や幼稚園で行っている生活や遊びの延長線上にあり、子供の成長を確認するための行事です。子供がお友達や先生と協力しながら成長してきた様子を、パパママは楽しみながら見守りましょう。子供の晴れ舞台ということもあり、パパママも気合いが入ってしまいがち。自分の子供がしっかりとした発表ができるとパパママも鼻が高く感じるため、家でも繰り返し練習をさせてしまうこともあります。しかし、お遊戯会は子供自身のために行う行事なので、温かく見守る姿勢を意識しましょう。
幼稚園・保育園のお遊戯会では何をするの?
お遊戯会は全クラス同じ内容の発表するのではなく、年齢に合わせて発表内容を選んでいます。園よって内容はさまざまですが、どのような発表をするのかおおまかに確認しましょう。
0~1歳のお遊戯会でやること
0〜1歳児のお遊戯会ではお名前呼びや絵本の読み聞かせ、簡単な手遊びを行います。ようやく歩けるようになった子供が多いので劇などができる年代ではありません。名前を呼ばれて元気よく返事をしたり、手を上げる動作をしたりします。また、手遊びや読み聞かせに反応する様子など日常の保育活動を中心に発表を行います。
2歳のお遊戯会でやること
2歳になると、簡単な劇やお歌をお遊戯会で発表します。この年代は自分でできることが増え、お手伝いも率先して行うようになります。大人が言っていることを理解できるようになるため、お遊戯会の演目も少しレベルが上がります。
3歳のお遊戯会でやること
3歳のお遊戯会では、簡単なストーリー性のある劇を披露します。3歳頃には、自ら保育園や幼稚園でのできごとを話せるようになり、パパママの話し方の真似をするようにもなります。お遊戯会での発表内容も、さらに楽しみが増えてくる年代です。
4~5歳のお遊戯会でやること
4〜5歳は、少し難易度の高い昔話や童話の劇をお遊戯会で発表します。4~5歳になると、小さい年代の子供の面倒を見るようにもなり、お兄さんお姉さんらしい気持ちが芽生え始める年代になります。
幼稚園・保育園がお遊戯会をやる時期はいつ?
お遊戯会は、年末や2〜3月に行われます。1年間でできるようになったことをパパママにお披露目する行事なので、1年の終わりごろに開催するのが一般的です。平日、土日のどちらで行われるかは園によって違うのでしっかり確認しておきましょう。
平日に行う園は、午前中にお遊戯会を開催し午後は帰宅、もしくは預かりを行ってくれる所もあるので1日のスケジュールを確認しておくと安心です。
幼稚園・保育園のお遊戯会でのママの出番は?
お遊戯会の主役は子供ですが、園によっては衣装制作や催し物などママの出番があるところもあります。しかし最近は働いているママが増えているため、時間の確保が難しく避けている園がほとんどです。ただ、中には伝統行事として残っている場合がありますので、園や他の保護者などに聞いて確認しておくと安心でしょう。
お遊戯会の衣装制作も、最近では服の色の指定や、自宅にあるもので代用する場合が多くなっています。もしパパママが手作りする必要があるときは、喜ぶ子供の姿を想像しながら作ってみましょう。
幼稚園・保育園のお遊戯会の衣装作りのポイント
いざ衣装を作るとなると、裁縫が苦手なママや仕事でなかなか作業時間を確保できないママもいます。お遊戯会の衣装のポイントを紹介しますのでおさえておいてください。
お遊戯会の衣装作りのポイント:既製品をアレンジする
シンプルな既製品を購入し、手芸店や100均一で購入できるアレンジ用品でリメイクする方法です。指定されたお遊戯会の衣装の色や形に合ったT洋服に、ビーズやスパンコール、綿や布などをつけてオリジナルの衣装を作るのもおすすめです。
お遊戯会の衣装作りのポイント:布用ボンドを使用する
お遊戯会の衣装づくりに活躍するのは、布用ボンドです。最近ではミシンがない家庭も多く、お遊戯会のために慣れないミシンを扱うのも不安です。布用ボンドは接着力が強く、簡単に作業ができるので活躍します。
お遊戯会の衣装作りのポイント:手芸店に代行を頼む
お遊戯会の衣装づくりがどうしても難しいときは、無理をせず早めに手芸店に代行を頼むのもおすすめです。アレンジするにもセンスに自信がなかったり、作る時間がなかったりする場合は代行してくれるところを探してみましょう。お遊戯会の時期は大抵近園と被ることもあり、手芸店が混雑している場合があるので早めに注文をするようにしましょう。
幼稚園・保育園のお遊戯会に向けてここに注意!
大勢の人前で発表をするとなると、子供は緊張や不安でいっぱいになります。園で精一杯練習しますが、パパママだけでなくお友達のパパママも見ている中での発表に不安になってしまうことも。パパママは子供にプレッシャーを与えないようにして、お遊戯会に真剣に向き合っている子供をたくさん褒めてあげてください。お遊戯会当日を安心して、笑顔で迎えれるようにしてあげることが大切です。
子供の様子を気にかけ話を聞いてあげる
子供によっては、お遊戯会が近くなると緊張や不安で情緒不安定になることがあります。大人でも、会議でプレゼンする日が近くなると情緒不安定になる人がいるでしょう。子供が不安そうにしているときは、パパママが子供の話をしっかり聞いてあげてください。
子供が安心して話せる状態で聞くという工夫も大事です。お風呂でゆっくりしている時や寝る前のリラックスしている時などに、それとなく自然に聞き出してあげましょう。気持ちを話すことで、緊張や不安が少し楽になることもあります。
これだけは忘れないで! お遊戯会当日にママが気をつけること
お遊戯会当日は、子供はもちろんパパママも緊張し、観覧場所の心配もあります。子供の晴れ舞台はカメラにしっかり収めておきたいですが、観覧ルール・撮影ルールが細かく決められている園もあるので注意しましょう。
観覧ルール・撮影マナーはきちんと守る
観覧ルール、撮影マナーはきちんと守りましょう。自分勝手に撮影をしていると、保護者同士のトラブルや園からのクレーム対象にもなりかねません。園のルールとは別に、一般常識として確認しておきたい項目をまとめました。
最前列で立ったまま撮影をしない
ついつい撮影に夢中になってしまい、立ち上がって撮影をしてしまう場合があります。最前列で観ているときは、うしろの保護者が撮影をする妨げにならないように配慮しましょう。
通路に三脚を立てない
通路に三脚を立てていると通行の邪魔になってしまいます。お遊戯の最中に通路が空いていることもありますが、急な電話や用事で観覧席から抜ける保護者もいます。通路は人が出入りする場所ですので、三脚や荷物を置かないように注意してください。
一般常識ではありますが、いざ本番になるときれいに映像や写真を撮りたい気持ちが勝ってしまうことも。思わず身勝手な行動をとってしまう場合があるので注意が必要です。また、園によってはプロのカメラマンが撮影した写真や映像を販売していたり、保護者の撮影場所を指定していたりする場合が多いため、園の指示にしっかりと従ってください。
終わった後の拍手を忘れずに!
お遊戯が終わった後は、しっかり拍手をしてあげることも大切です。撮影に夢中になっていると、ついつい拍手を忘れがちになります。子供がしっかりとお遊戯会に向き合って頑張っているのに、拍手がなかったら寂しいものです。プロのカメラマンが撮影した写真や映像を購入できる場合は、家庭での撮影せずに子供の成長をこの目でしっかり見てあげるのもよい選択肢です。
お遊戯会どうだった? 先輩ママたちの体験談
感動して涙が出てしまった
保育園の発表会でした。前回の一番末っ子の運動会は泣いてしまいまったので、今回のお遊戯会は泣かずにできるか心配でした何とかうまくいきました。笑顔でセリフが言えたのは感動して涙が出てしまいました。(30代/主婦)
市民ホールでのお遊戯会
市民ホールでのお遊戯会がありました。保護者撮影席では自分の子供の出番の時だけ座れるので、譲り合って座るような状況でした。座席には全て『撮影者席』と貼り紙をしてあるのに、堂々と座席を確保し子供の出番でもないのに座っていた人がいて呆れてしました。(30代/主婦)
大勢の観客に圧倒されていた
保育園のお遊戯会、子供が頑張る姿は我が子じゃなくても感動がこみ上げてきます。自分の子供は2歳ですが練習の時は「踊りが可愛いから楽しみですね」と先生方に言われとっても楽しみにしていました。すると本番は、大勢の観客に圧倒され緊張してしまったようで固まっていました。それでも可愛い衣装を着て、緊張した顔がまた可愛くて、癒されました。(20代/主婦)
まとめ
お遊戯会はパパママも緊張したり気合が入ってしまう行事です。しかし、あくまでも主役は劇や歌を披露する子供なので、パパママは温かく見守ってあげてくださいね。子供がもしお遊戯会で固まってしまったり、泣いてしまってもお遊戯会に参加して人前に立てた経験が成長につながります。終わった後たくさん褒めてあげてください。マナーやルールを守り、すてきな思い出に残るお遊戯会にできるとよいですね。