ベビーモニターの選び方やおすすめ10選! アプリでも代用できる?
目次
ベビーモニターとは?
ベビーモニターとは、パパママとは違う部屋など離れた場所にいる赤ちゃんの様子を確認できるモニターのことです。パパママが赤ちゃんが寝ている部屋から離れて過ごす時などに、ベビーモニターがあれば赤ちゃんの泣き声や動きに気づきやすくなるので安心です。
モニターには赤ちゃんの姿が映し出され、音声は赤ちゃんがいる部屋側のみの音を拾う1Wayタイプのものと、パパママの声を届けられる2Wayタイプのものなど、様々な商品が販売されています。ベビーモニターの中にはスマートフォンと連携させたり、遠隔操作が可能な商品など便利な使い方ができるものもあります。
ベビーモニターのメリットは?
ベビーモニターにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
別室にいても子供の様子を確認できる
ベビーモニターの最大のメリットは、パパママと赤ちゃんが別室にいても赤ちゃんの様子を逐一確認できることです。大人よりも寝ている時間が長い赤ちゃんは、パパママと別室で過ごす時間も長いでしょう。ベビーモニターで赤ちゃんの様子を確認できると、パパママも別室で安心して家事などの作業ができます。赤ちゃんが寝ているときに限らず、掃除機をかけたりお風呂掃除をする時など赤ちゃんの泣き声が届きにくい状況の時にも、赤ちゃんの様子を映像や音声で確認できるので便利です。
特に一軒家に住んでいる方は、リビングと寝室が別の階にあることも多いですよね。その場合赤ちゃんの泣き声や起きた時の物音にも気づきにくくなってしまいますが、ベビーモニターがあると別の階のリビングにいても気づいてあげることができるので便利! というママの声もあります。
また少数派だとは思いますが、旅行先にベビーモニターを持参する人もいるようです。慣れない旅先でどうしても赤ちゃんを一人で寝かせなければいけない時には便利かもしれませんね。
赤ちゃんを扉の開閉音で起こすことなく様子を確認できる
赤ちゃんのお世話を長時間担うことが多いママの中には、赤ちゃんの泣き声のような空耳が聴こえるようになることはよくありますよね。赤ちゃんが泣いていると思って寝室を覗きに行ったら、せっかく寝ていた赤ちゃんがドアを開ける音で起きてしまったという経験があるママも多いのではないでしょうか。このようなことも、ベビーモニターを使えばかなり改善することができるでしょう。
子供のお留守番や一人で寝る練習にも使える
ベビーモニターは赤ちゃんを寝かしつけた後だけでなく、子供のお留守番や一人で寝る練習をさせる時に使うと安心です。
ある程度大きくなった子供に初めてお留守番をさせる時にベビーモニターがあると、離れた場所からでも子供の様子を確認することができるので何かあれば帰ることもできますし、パパママの声を届けられるタイプのベビーモニターであれば呼びかけることもできて安心ですよね。実家などに子供を預かってもらう時なども、スマートフォンと連携できるベビーモニターを使えばどのように過ごしているかを確認することもできます。
またそろそろ一人で寝る練習をさせようかなという時にも、ベビーモニターで子供の様子を確認できると安心ですし、直接寝室へ確認しに行く頻度も減らすことができますよ。
ベビーモニターを使う時の注意点も知っておこう
とても便利なベビーモニターですが、使う時の注意点もあります。まず第一に、ベビーモニターを使うときには動作確認を必ずしましょう。ベビーモニターの設定に不備があったりバッテリーが切れたしまったりすると、子供に異変があっても気づくのが遅くなってしまいます。
そしてベビーモニターを使う場合でも、ベビーモニターの機能に頼り切りにせず時々子供の様子を直接確認してあげましょう。ベビーモニターはあくまで育児のサポートをしてくれるものです。赤ちゃんの命はパパママがしっかり守ってあげましょうね。
ベビーモニターの選び方
ベビーモニターといってもたくさんの商品が販売されていますが、どのようにして選ぶといいのでしょうか。
「技適マーク」がついているか
ベビーモニターを選ぶ際は「技適マーク」がついているかをチェックしてみましょう。技適マークとは、電波法令の技術基準をクリアしている無線機などの製品につけられるマークのことです。ベビーモニターも電波を利用する無線機と同じ分類になるので、技適マークがついている製品を選ぶようにしましょう。
音声のみか、映像が見れるか
数あるベビーモニターの種類の中で、まず最初に選定する機能が音声だけが聞こえるタイプのものか、音声に加えて映像も確認できるタイプのものかです。
音声だけのタイプと映像も見られるタイプでは価格設定に大きな差はなく、カメラつきのものが主流になっています。映像を見れる方が、赤ちゃんが布団からはみ出していたり、静かでも子供が危ないことをしている場合にも気づきやすいのでおすすめです。音声のみのタイプは操作がシンプルで持ち運びしやすいものが多いです。
「1way」「2way」の違いもチェック
音声のみのタイプか映像も見られるタイプかを決めたら、次は1wayタイプか2wayタイプのどちらのベビーモニターにするか選びましょう。
1wayタイプ
1wayタイプはパパママが持っているモニターなどから赤ちゃんがいる部屋の音声を「聞くことだけ」ができるものです。赤ちゃんが泣いたらすぐに駆け付けられる人は、1wayタイプのベビーモニターでもいいでしょう。
2wayタイプ
2wayタイプは、パパママが持っているモニター側から赤ちゃんがいる側のカメラに音声を届けることもできるものです。赤ちゃんの泣き声などに気づいてから駆け付けるまでの間に離れた場所からでも声をかけることができるので、2wayタイプのベビーモニターを選ぶパパママが多いようですよ。
ただしモニター側の音声機能を常にオンにしているとモニターを置いているリビングなどの音を拾ってしまい、赤ちゃんが寝ている部屋にも雑音が流れてしまうことがあります。
カメラは「固定タイプor動くタイプ」「暗い部屋対応」か
ベビーモニターには、カメラが固定タイプのものを選ぶと、赤ちゃんが画面から消えた時にパパママ自身で赤ちゃんが映る位置にカメラを動かす必要があります。パパママのモニター側からカメラの向きや角度を動かして調整できるものを選ぶと、赤ちゃんが寝返りを打つなどした姿が見えなくなっても映像を追いかけることができて安心です。また、カメラの映す範囲や稼働する角度は広いベビーモニターの方が便利です。
夜など寝室は暗い時間帯も多いので、暗い部屋の映像も映すことができるカメラがいいパパママは購入する時にしっかり確認しておきましょう。
デジタル式か、アナログ式か
デジタル式
技適マークの項でも述べたように、ベビーモニターは電波を使う無線と同じ分類の製品です。デジタル式のベビーモニターは、映像を映す側であるモニターと映像を撮る側であるカメラが同期することで映像が映る仕組みになっています。そのため盗聴の恐れが少なく、音声に雑音が混じりにくいです。
また、デジタル式のベビーモニターには接続方法にも種類があります。1つはインターネット回線を利用したLAN接続やWi-Fi接続をするタイプです。このタイプのメリットは、スマートフォンやPCなどを使ってインターネット上で確認できることです。この方法だと外出先からも確認できるので、将来的に子どものお留守番などにベビーモニターを使いたいパパママにはおすすめです。ただしインターネット環境がなければ使うことはできない点には注意が必要です。
2つ目はベビーモニターだけで接続するタイプです。こちらのメリットは、ベビーモニターさえあればインターネット環境やスマートフォンなどの媒体がなくても使用できることと、セキュティー面での安全性の高さです。セキュリティー面を重視したい方にはこちらをおすすめしす。ただし家の中など近くで使用しないと電波が届かなかったり、ほかの家電や電波を扱う機器の周波数に干渉する可能性があることがデメリットです。
アナログ式
アナログ式のベビーモニターは、周波数のみで受信ができるようになっており、無線機のように盗聴される可能性が高くなってしまい音もクリアではありません。セキュリティの面を考えるの、デジタル式のベビーモニターがおすすめです。今時ほとんどの製品がデジタル式ですが、安価な製品の中にはアナログ式のものもあるのでよく注意しましょう。
バッテリータイプか、コンセントタイプか
ベビーモニターには、電源がバッテリータイプのものとコンセントタイプのものがあります。バッテリータイプのものは電池や充電が必要になりますが、カメラを設置する場所を選ばず実家や旅行先などで使いたい人も持ち運びしやすいです。
コンセントタイプは電池や充電の必要があしませんが、カメラの設置場所が限られてきます。また赤ちゃんがある程度大きくなると、自分でコンセントを抜くなどいたずらに繋がる可能性もあります。
その他の機能
様々な製品が展開されているベビーモニターには、モニターとしての機能以外の付加機能がついたものもたくさん販売されています。例えばタイマーがついたものや温湿度計がついたもの、録画機能があるものなど様々です。特に室温の検知機能や、子機から子守唄などの音楽を流せる機能がついている製品が多いです。機能によって価格が変わってくるので、予算と相談しながら必要な機能を見定めて選ぶといいですね。
ベビーモニターのおすすめ10選
ベビーモニターのおすすめ1:日本育児 デジタル2wayスマートベビーモニター3
音声のみのデジタル式、2wayタイプのシンプルなベビーモニターです。国内電波法に適合した安全なモニターで、インターネット環境がなくてもコンセントを刺すとすぐに使うことができます。室温モニターや子守唄機能つきです。
ベビーモニターのおすすめ2:タカラトミー 1WAY安心ベビーモニター ナイトランプ付
音声のみのデジタル式ベビーモニターです。クリアな音質の2way式で、盗聴防止機能と通信防止機能がついています。子機には明るさを調節できるナイトランプもついているので、夜間の授乳やおむつ替えの時にも役に立ちそうですね。
ベビーモニターのおすすめ3:パナソニック ホームネットワークシステム(ベビーモニター)
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。通信設定が不要なので、機会が苦手な人でも購入後すぐに使うことができます。音声だけでなく赤ちゃんの動作や室温も検知してお知らせしてくれるので、モニターから目を離していても安心ですよ。カメラの撮影可能範囲が広く、遠隔操作ができるので使い勝手がよさそうです。
ベビーモニターのおすすめ4:トリビュート ワイヤレスベビーカメラ
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。カメラにはオートトラッキング機能が搭載されており、自動でカメラの角度を調節してくれます。またボイスオン機能があり、赤ちゃんの変化を検知したのみモニターを起動させることができるので節電にもなりますね。
ベビーモニターのおすすめ5:トリビュート ベビーモニター
こちらもトリビュートの音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。カメラの遠隔操作はできませんが、ベビーモニターとしての機能は十分に備えています。1万円以下でカメラとモニターの両方手に入るのが嬉しいですね。
ベビーモニターのおすすめ6:secuOn 2.4GHzハイブリッドデジタルベビーモニター
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。購入後わずかな設定ですぐに使うことができ、更に別売りのクレードルと一緒に使うとスマートフォンと連携させることができます。またmicroSDカードへの録画やテレビ画面への映像出力、最大4台までのカメラと接続できるなどまさにハイブリッドな機能を備えたベビーモニターですね。
ベビーモニターのおすすめ7:日本育児 デジタルカラー スマートビデオモニター3
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayタイプのベビーモニターです。シンプルながらも必要な機能と安全性をしっかり備えています。設定音量以上の音を感知してからモニターを起動するVOX音認識という省エネ機能を搭載しているのが特徴です。また増設用のカメラを使えば、最大4台までのカメラを親機であるモニターと連携させることができますよ。
ベビーモニターのおすすめ8:Iseebiz ベビーモニター
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。ベビーモニターとして必要な機能を備えながらも低価格なのが嬉しいですね。レビューによると、電子レンジと同じ周波数のため電子レンジ使用中はベビーモニターが機能しないという人もいましたよ。
ベビーモニターのおすすめ9:Lefun ベビーモニター
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayベビーモニターです。スマートフォンやPCに専用アプリをダウンロードしてモニターとして使います。カメラは遠隔操作で垂直方向に100度、水平方向に360度させることができ、死角が生まれにくい点が特徴です。録画が可能で映像もきれいなのも魅力ですね。
ベビーモニターのおすすめ10:PLANEX ネットワークカメラ スマカメ2 スタンダード
音声、映像を確認できるデジタル式、2wayネットワークカメラで、スマートフォンやPCに専用アプリをダウンロードして使います。このカメラはインターネット接続ですが有線LANと無線LANの両者に対応しており、安定した電波状況で使うことができるタイプです。動体検知機能搭載で、赤ちゃんに動きがあると撮影や通知をしてくれるので便利ですね。
ベビーモニターはレンタルすることもできる
ベビーモニターはレンタルすることもできます。ベビーモニターを購入するか迷っている方や、試してみたい方、使う期間が決まっている方などはレンタルがおすすめです。
ベビーモニターをレンタルできるサイト1:BABY FAN
BABY FANはベビー用品のレンタルができるサイトです。数カ月単位で借りると割引になります。ベビーモニターの取り扱いは音声、映像ともに確認できるものばかりです。レンタル価格は最安値で1ヶ月1620円からとなっています。
ベビーモニターをレンタルできるサイト2:スーパーレンタルショップ ダーリング
ダーリングはベビー用品に限らず、家電やスポーツ用品など様々な製品をレンタルできるサイトです。ベビーモニターの取り扱いはほとんど音声のみのもので、価格は2日間、360円〜です。
アプリを使えば使っていないスマホやタブレットがベビーモニターになる?
使用していない古いスマートフォンやタブレットがある人は、アプリを使って古いスマートフォンと今使っているスマートフォンを連動させるだけで、ベビーモニターのように使うことができます。専用アプリをダウンロードするだけなのでお金もかからず、手軽に試すことができます。スマートフォンやタブレットのカメラなので暗闇での赤ちゃんを撮影するのが難しいなどの難点はありますが、音声だけでも離れた場所から確認したい方にはいいですね。ベビーモニターの購入に踏み切れなくてスマートフォンを2台持っている方は、試してみる価値がありそうです。
まとめ
とても便利なベビーモニターですが、便利が故に製品によって異なる付加機能がついているので選ぶのが難しいですね。購入する前に絶対譲りたくない機能を絞っておけば、あとは価格やデザインの好みなどで選ぶといいでしょう。ベビーモニターに育児の手助けをしてもらいながら、赤ちゃんはもちろんパパママもより快適に日常生活を送れるといいですね。