赤ちゃんにはいつから麦茶を飲ませていいの? 大人用でもOK?
目次
赤ちゃんに大人用麦茶を飲ませても大丈夫?
赤ちゃん用麦茶をわざわざ準備しなくても、大人用の麦茶を赤ちゃんにも一緒に使ってもいいのかな? と思いますよね。大人用麦茶を赤ちゃんに使う場合に気をつけたい点を確認しましょう。
大人用の麦茶は2~4倍に薄めて飲ませる
大人用の麦茶は、ティーバッグを煮出したものを薄めれば赤ちゃんに与えることができます。大人用麦茶と赤ちゃん用麦茶の違いは、茶葉の濃さにあります。茶葉が濃いものは赤ちゃんの胃に負担がかかってしまうため、大人用の麦茶をあげる場合は水で2~4倍に薄めましょう。なお、水道水での水出しは避けたほうが安心です。赤ちゃん用に麦茶を作る場合の1日の目安量は500mLほどがおすすめです。無駄にならず、冷ます時にも時間がかりません。また、作った麦茶は雑菌が繁殖しやすいため、24時間以内に飲み切るか、飲み切れなかったものは捨ててください。マグやコップに注いだ麦茶も、半日で交換しましょう。
麦茶を薄めるのにミネラルウォーターは使わない
薄める水は白湯を使用します。ミネラルウォーターは、ミネラル分が生後間もない赤ちゃんの内臓に負担をかけるので控えましょう。ミネラルウォーターの使用目安は5~6ヶ月以降、そして軟水のものに限ります。
麦茶の温度は人肌~常温くらいにする
赤ちゃんに飲ませる時の温度は、母乳と同じ人肌くらいから常温くらいに冷ましましょう。冷蔵庫で冷やしたものは赤ちゃんの内臓が冷えてしまうため与えないように気をつけましょう。
赤ちゃん用麦茶のおすすめ3選
赤ちゃん用の麦茶は赤ちゃん用品売り場で買うことができますが、最近ではコンビニで手軽に買えるものもあります。外出時に忘れてしまった時や、持ってきたものがなくなった時などコンビニで買えると便利ですね。下記で紹介するものは、すべて生後1ヶ月頃から飲むことができます。
家族の定番!伊藤園 健康ミネラルむぎ茶
大人もお馴染みの麦茶ですが、「乳児用規格適用食品」のため1歳未満の赤ちゃんでも安心して飲むことができます。「乳児用規格適用食品」とは、厚生労働省が定めた規格。乳児用食品は、一般食品に比べて放射線物質の基準値が低いことが証明されているのです。味は、六条大麦と二条大麦のブレンドで、それぞれの良さが引き立ち、甘く香ばしくすっきりした後味です。伊藤園の麦茶は、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2019」の麦茶部門で1位を受賞しています。(株式会社ベネッセコーポレーション発行雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」掲載のランキング結果より)
安心・安心のベビーブランド「ピジョン」ベビー麦茶
赤ちゃん用品専門のピジョンの製品で、乳児用規格適用食品のため安心です。
国産の二条大麦を100%使用し原材料にもこだわっています。二条大麦はタンパク質が多いため、香ばしくすっきりした甘さ。ドラッグストアやスーパーなどで販売されている定番のベビー麦茶です。
ベビーフードでお馴染みの和光堂からも出ています! ベビーのじかん むぎ茶
こちらもベビーブランドとして有名な「和光堂」の商品で、乳児用規格適用食品。無菌パック製法のため、乳化剤など薬剤を使っていないのも安心です。六条大麦を使用し、六条大麦はタンパク質が少なめでまろやかな甘さになっています。
まとめ:麦茶は赤ちゃんの水分補給デビューに使おう
麦茶はノンカフェインの上ミネラルが豊富で、赤ちゃんにとって安心な飲み物です。ただし、離乳食が始まるまでの水分補給は母乳やミルクで十分なので無理に与える必要はありません。離乳食が始まったら、水分補給としてはもちろん、食後の赤ちゃんの虫歯予防にも麦茶を活用していきましょう。