スマイルゼミほか 今注目のタブレット学習サービスを徹底比較!
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幼児〜中学生の学びに最適? 注目の「タブレット学習」とは
通信教育というと、毎月紙のテキストやワークが送られてくるイメージではないでしょうか。子供のころ付録の漫画やおもちゃが楽しみだったというパパママもいるかもしれませんね。
「タブレット学習」では、これまで紙ベースで学習していた内容が、タブレットを使って音声や動画を通して学ぶことができます。タブレット学習は幼児から中学生まで幅広く対応しており、多くのパパママから注目を集めています。
タブレット学習サービス5社を比較【サービス内容】
タブレット学習を扱う教育企業はさまざまですが、その中でも人気の5社を比較してみました。まずはサービス内容をみていきましょう。
サービス | スマイルゼミ | チャレンジタッチ | RISU きっず | Free Time Unlimited | WONDERBOX |
---|---|---|---|---|---|
対象年齢 | 4歳(年少12月から受講可能)~中学生 | 年長~小学校6年生 | 年中後半~年長 | 3歳~12歳 | 4歳(年中)~10歳(小学校4年生) |
コース | ・幼児コース ・小学生コース ・中学生コース |
・新1年生コース(年長) ・小学校1~6年生コース(各学年) ・中学受験対策コース |
小学1年生の算数前半内容の基礎、思考の柔軟性を育む問題が出題される。 | 設定した子供の年齢によって、利用できるコンテンツが自動的に選別される。 |
・年中年長コース ・小学校1、2年生コース ・小学校3、4年生コース |
科目 | ・ひらがな、カタカナ ・かず ・かたち ・とけい ・えいご ・ちえ ・せいかつ |
・国語、算数 ・英語 ・プログラミング ・思考力 ・検定対策 ・電子書籍約1000冊 |
・算数基礎 | ・しまじろうの英語、知育アプリ ・小学漢字よみかた ・日本地図パズル ・日本の歴史 ・機関車トーマスシリーズ ・おさるのジョージ ・ドラえもん など |
・感性、創造性 ・思考力、発想力 ・理論性 ・他者性 ・戦略性 ・意欲 ・自己肯定感 ・プログラミング思考 ・読解力 |
入会金 | 9,980円(税抜/タブレット代) | なし | なし | なし | なし |
月額料金 | 2,980円(税抜)~ | 2,710円(税抜)~ |
2,480円(税抜) ※年額29,760円(税抜)一括払い |
【Amazonプライム会員 】480円 【Amazonプライム会員ではない場合】980円 |
3,700円(税抜)~ |
支払い方法 | ・クレジットカード ・コンビニ払い ・銀行振込 |
・クレジットカード ・郵便振込 ・コンビニ払い |
クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード |
解約金 |
・6ヶ月未満で退会した場合:29,800円 ・6ヶ月以上12ヶ月未満で退会した場合:6,980円 |
なし | 体験後、解約する場合は1,980円(入会する場合は無料) | なし | なし |
無料体験 | ・無料体験会 ・オンライン説明会 |
無料体験会 | 1週間お試しキャンペーン(毎月50名限定) | 1ヶ月無料体験 | ・おためし版アプリ ・オンライン説明会 |
キャンペーン | ・入会者対象期間限定プレゼントキャンペーン ・全額返金保証 ・紹介キャンペーン |
紹介キャンペーン | 1週間お試しキャンペーン(毎月50名限定) | Fireタブレットキッズモデルを購入した場合、12ヶ月間無料 | ・きょうだい割引 ・紹介キャンペーン |
おすすめポイント | 勉強だけではなく、生活習慣も学ぶことができる。 | かわいいキャラクターと分かりやすい説明で子供が親しみやすい。 | タブレット学習に加え、東大などトップ大学生チューターが個別フォローしてくれる。 | 子供向けの学習アプリや電子書籍など、Amazonで人気の子供向けコンテンツが10,000点以上利用可能。 | キッズデザイン賞2019を受賞した知育アプリを教材に、感性と思考力が育つ。 |
スマイルゼミ
小学生向けタブレット学習サービスで人気の高い「スマイルゼミ」の幼児コースは、2018年に開設されました。年少コースは12月~3月までの冬講座、年中・年長コースは通年となります。小学校入学に向けて子供に自立を促すことを目標とし、ひらがな・カタカナの読み書きや数の基礎などを学習することができます。他にも食事のマナーや生活習慣が身に着く動画や音声も視聴可能です。
スマイルゼミは、英語教材としての評価が高く、2019年、2020年に未就学児の保護者を対象にした顧客満足度調査で最優秀賞を受賞しています。年長コースではオプション講座で英検準2級までの内容を学習することができます。
チャレンジタッチ
ベネッセの小学生向け通信教育といえば紙中心の「チャレンジ」が有名ですが、そのタブレット中心版が「チャレンジタッチ」です。チャレンジタッチは新1年生(年長)からの子供を対象にしたコースがあります。
子供が通う小学校の教科書に対応した個別のレッスンが、授業の予習・復習になると評判です。かわいいキャラクターが問題を読み上げ、その場ですぐに自動採点、間違えた点を教えてくれるので、子供1人でスムーズに進めることができます。レッスンに取り組むとポイントがたまり、プレゼントと交換できるなど、子供のやる気を引き出す企画が盛りだくさんです。
RISU きっず
小学生のころ、算数が苦手だったというパパママは多いのではないでしょうか。「子供にはそんな苦労をさせたくない」というパパママにおすすめなのが、算数に特化したタブレット学習サービス「RISUきっず」です。年中後半から年長を対象とし、カラフルなイラストやパズルなど子供が楽しめる要素を盛り込んだプログラムで、算数の基礎とともに思考力を養っていきます。タブレットでの学習データをもとに、東大などトップ大学に通うチューターがメールや動画で個別フォローをしてくれるのも安心できるポイントですね。
Free Time Unlimited
Free Time Unlimitedは、Amazonが提供する子供向け定額サービスです。学習専用ではありませんが、3歳から12歳までの子供を対象に選別したビデオや学習用アプリ、電子書籍など10,000点以上を利用することができます。
子供を勉強に集中させたい時はゲームや漫画などのコンテンツの利用を制限したり、寝る時間になったらサービスを強制的にシャットダウンするなど、保護者が設定を管理することができるので安心です。子供が楽しく遊びながら、さまざまなジャンルのコンテンツに触れ、知識を増やしていくことができます。
WONDERBOX
WONDERBOXは、IQを高め、感性を鍛えることを目的としたSTEAM教育を中心に学ぶ、アプリと紙ベースのキットがセットになった知育教材です。STEAM教育とは、「Science、Technology、Engineering、Art、Mathematicsなどの各教科での学習を、実社会での問題発見・解決に活かしていくための教育」を指し、文部科学省も推進している教育方法です。
一般的な通信教育のように国語・算数などの基礎科目を勉強するのではなく、思考力を伸ばすアプリや創作から子供が自分で考え行動する力を育て、学力へ繋げていきます。基礎科目を勉強する前に、子供の創造力・思考力を鍛えたいパパママにおすすめです。
タブレット学習サービス5社を比較【専用タブレットのスペック・サポート】
子供にタブレットを使わせるとなると、タブレットの仕様はもちろん、万が一壊してしまった時のサポート対応も気になりますよね。タブレットサポートがある場合、故障しても安価で新しいタブレットに交換できるなどの対応をしてくれサービスもあります。各社で使用できるタブレットのスペック・サポートについてまとめました。
サービス | スマイルゼミ | チャレンジタッチ | RISU きっず | Free Time Unlimited | WONDERBOX |
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専用タブレットの有無 | あり | あり | あり | Fireタブレットのみ使用可能(Fireタブレット キッズモデルを購入すると、12ヶ月間無料) | なし |
サイズ | 縦180×横270×厚さ10.2mm | 縦192×横272×厚さ16mm | – | – | – |
重さ | 約560g | 約640g | – | – | – |
OS | Android | Android | – | Fire | – |
フラッシュメモリ | 16GB | 16GB | – | – | – |
ネット閲覧機能 | なし | なし | なし | あり | – |
カバーの色 | ブルー・ピンク | ブルー・ピンク・期間限定色 | – | – | – |
サポート | あんしんサポート | チャレンジパッドサポートサービス | 安心サポートサービス | Amazonデバイスサポート | – |
タブレット学習サービスはどれがおすすめ?
各タブレット学習のサービス内容、使用タブレットについて比較してきましたが、「実際に使ってみてどうなのか」が一番のポイントです。タブレット学習に共通するメリットは、「タブレット1台で完結するので、散らからない」「音声読み上げ機能や自動採点機能がついているので、子供1人で学習に取り組める」などが挙げられます。以上の点を踏まえて、各社のメリット・デメリットをまとめました。参考の上、ご家庭に合ったタブレット学習サービスを探してみてくださいね。
スマイルゼミ
スマイルゼミのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 1台で国語・算数・英語・生活習慣を学べる。
- 子供の学習傾向に合った問題が設定される。
- 鉛筆の持ち方から学び、運筆練習ができる。
- 英語に触れる時間が増える。
- 何度も繰り返し学習できる。
- 子供の学習成果を確認できる。
- 家族で学習状況を共有し、コメントできるトーク機能あり。
デメリット
- 文字を紙に書くことに慣れない。
- ハイレベルな問題が少ない。
チャレンジタッチ
チャレンジタッチのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 1台で国語・算数・英語・プログラミングを学べる。
- キャラクターが問題の読み上げ・解説をしてくれて、子供が親しみやすい。
- 間違えた直後に同じ問題を復習できる。
- 上の学年の問題にも取り組める。
- ふろくのグッズや、ポイントをためてもらえるプレゼントなど、子供のやる気を促進する要素が多い。
デメリット
- 問題の量が少ない。
- 問題の内容を保護者が把握しづらい。
RISU きっず
RISU きっずのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 幼児のうちに算数への苦手意識を克服したい家庭におすすめ。
- 学習データの分析機能で、子供の習熟度やつまづいている問題が把握できる。
- 小学校1年生前半の算数を先取り学習できる。
- 計算問題だけではなく、図形や文章問題ももあり、論理的な思考能力も養う。
- 大学生チューターが、メールや動画で個別フォローしてくれる。
デメリット
- キャラクターがいないため、子供が取っつきにくい。
- 子供が楽しめるふろくやプレゼントが少ない。
Free Time Unlimited
Free Time Unlimitedのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 10,000点以上の子供向けコンテンツが利用できる。
- 知育アプリ、特に英語のコンテンツが豊富。
- 幼児教育会社が提供するコンテンツもあり。
- 1台で最大4人が共有可能。プロフィールを切り替えて、使い分けができる。
デメリット
- 日本語対応されていないアプリもある。
WONDERBOX
WONDERBOXのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 知育アプリと知育効果を目的とした教材が毎月届く。
- アプリはゲーム感覚でどんどん進められる。
- 思考力が問われる問題が多く、考える癖が身につく。
- 自分で問題を考える「作問」で、理解力・客観的な視点を養う。作った問題はアプリ内で他の利用者と共有できる。
- 紙ベースのキットは、家族のコミュニケーションツールとして使える。
デメリット
- 基礎科目は学べない。
- 他の通信教育に比べて、月額料金が高め。
次のページでは、解約後タブレットは返却しなくていいのかや、タブレットのおすすめアイテムについてご紹介します。