ベビーカーシートは必要? 選び方は? 暑さ・寒さ対策できるおすすめ10選
ベビーカーシートとは?
ベビーカーシートとは、ベビーカーに取り付けるシートのことです。ベビーカーにもともと付いているシートとは別に取り付けます。ベビーカーシートがなくても赤ちゃんをベビーカーに乗せられますが、ベビーカーシートがあることで赤ちゃんがより快適におでかけできるのでおすすめです。
ベビーカーシートは振動や衝撃を吸収してくれるクッションの代わりにもなるので、生後間もない赤ちゃんをベビーカーに乗せる時にも安心です。
ベビーカーシートがおすすめな理由
ベビーカーシートは必ず使用しなければならないものではありませんが、ベビーカーシートをおすすめするのにはさまざまな理由があります。ベビーカーシートの機能性や、使うメリットも併せて確認してみましょう。
ベビーカーシートがおすすめな理由:暑さ・寒さ対策をしてくれる
赤ちゃんは自分で体温調節をすることが難しいため、パパママが涼しくしたり暖かくしたりと調節してあげる必要があります。また赤ちゃんは、暑さや寒さなどの体感温度が原因でぐずってしまうことも多いです。ベビーカーシートで暑さや寒さの対策をすることで、ベビーカーに乗っている赤ちゃんの不快感を解消してくれます。お出かけ中に赤ちゃんがぐずりだすとパパママは対応するのが大変ですが、ベビーカーシートがあれば赤ちゃんがぐずることも減るため、パパママにとっても便利なアイテムです。
暑さ対策には?
夏の暑いときには、保冷剤を入れることができるベビーカーシートが便利です。赤ちゃんの頭や背中が当たる部分にポケットが付いていて、凍らせた保冷剤を入れられます。赤ちゃん用品を扱っているお店や100円ショップなどでは、凍らせても固くならない保冷剤が販売されています。ベビーカーシートによっては、凍らせても固くならない専用のジェル状保冷剤が付属している商品もあるので探してみてください。
保冷剤で冷えすぎてしまうのが心配な場合は、肌に触れるとひんやりと感じる冷感素材のものや、通気性が高いガーゼ素材やメッシュ素材のものを選ぶのがおすすめです。
寒さ対策には?
冬の寒いときに活躍するのは、暖かいボア素材や起毛のベビーカーシートです。ただし赤ちゃんは、大人と違って冬でも汗をかきやすいため、保温性に優れている分蒸れやすいというデメリットもあります。汗や蒸れが心配な場合は、通気性や吸湿性、クッション性が備わっているパイル素材のものを選ぶといいです。
また、ポケットが付いているベビーカーシートもあり、カイロを入れて温めることができます。ただし、長時間のカイロの使用は低温やけどにつながるおそれがあるので注意しましょう。カイロを使用する場合は、赤ちゃんの状態をこまめにチェックするように心がけると安心です。
ベビーカーシートがおすすめな理由:ベビーカーを汚れから守ってくれる
ベビーカーシートは、付け外ししやすく洗濯可能なものも多いので手軽に洗うことができます。ベビーカーは赤ちゃんの吐き戻しや食べこぼし、汗などで汚れやすいため定期的に洗う必要があります。ベビーカーに付属しているシートも自宅で洗える仕様になっているものが多いですが、取り外すのが大変だったり時間がかかったりと不便です。またお出かけ中に汚れてしまった時は、取り外したり洗ったりできません。ベビーカーシートは選択可能なものがほとんどですが、なかには洗濯ができないタイプのものもあるので購入する前に確認しましょう。
ベビーカーシートの選び方
ベビーカーシートにはさまざまな種類があり、それぞれの商品によって機能も異なります。どの機能を重視するかによってベビーカーシートの選び方も変わるため、購入前に確認すべき主なポイントをいくつか挙げてみます。
ベビーカーシートの選び方:サイズが手持ちのベビーカーに合うかどうか
ビーカーシートを購入する前に、サイズ表記や対応している形を確認しておくと安心です。どのようなベビーカーにも取り付けられるようになっているベビーカーシートがほとんどですが、ベビーカーの中には特殊な形のものもあり、取り付けられない場合もあるので注意が必要です。
ベビーカーのベルトには腰のみをホールドする3点式と、腰と肩をホールドする5点式があります。サイズ表記を確認する際は、ベルトを通す穴の数や位置も確認しておきましょう。多くのベビーカーシートは3点式と5点式のどちらのタイプにも対応していますが、3点式のタイプにしか対応していないものもあるので気を付けてください。
ベビーカーシートの選び方:素材は赤ちゃん肌に合うかどうか
ベビーカーシートにはさまざまな素材のものがあり、使用する時期や目的などに合わせて使い分けることもできて便利です。例えば、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しいガーゼ素材のものは通気性が良く、蒸れやすい時期にぴったり。吸湿性も高いため汗をかきやすい赤ちゃんにもおすすめです。
ベビーカーシートは赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、使われている素材の多くが安全なものですが、なかには他の赤ちゃんよりも肌が弱く敏感な赤ちゃんもいます。敏感肌の赤ちゃんは、オーガニックコットンのような特に肌に優しい素材のものを選ぶと安心です。
ベビーカーシートの選び方:デザインが気にいるか
ベビーカーシートは、機能性だけではなくデザインも気に入ったものを選ぶのがおすすめです。お気に入りのベビーカーシートを使うと、お出かけも楽しくなりますよ。SNSなどでもおしゃれなベビーカーシートがたくさん投稿されています。また、なかには手作りのベビーカーシートを使っている人もいるので、ハンドメイドに興味がある人は探してみてくださいね。
ベビーカーシートの選び方:お手入れ方法もチェック
ベビーカーシートは、できるだけ付け外しが簡単なものを選ぶようにしましょう。ベビーカーシートは定期的に洗う必要があるため、紐やベルトなどで固定するだけのものだとパパママも楽に付け外しができます。洗濯可能なベビーカーシートには洗濯機で洗えるものと手洗いのみのものがありますが、洗濯する回数が多い場合は洗濯機で洗えるタイプのものを選ぶと便利です。
お出かけ中の汚れが気になるパパママにはリバーシブル仕様になっているベビーカーシートがおすすめです。汚れた部分を拭き、裏返して付け直すだけなので、付け替え用のベビーカーシートを持ち歩く必要がありません。お出かけ中の汚れに対するパパママの不安やストレスも軽減されます。
次のページでは機能性もデザインも抜群のベビーカーシートおすすめ10選を紹介します。