音の静かな、夜でも使える掃除機の選び方と種類別おすすめ9選!

掃除機の音の目安とは? 掃除機はどのくらいうるさいの?

一般的な掃除機の音量 60~70デシベル
静音掃除機の音量 50~60デシベル
高速道路走行中の自動車の中 約70デシベル
日常での会話の音量 約50デシベル
図書館の中 約40デシベル

部屋の掃除に欠かすことのできない掃除機。赤ちゃんがいる家庭や仕事で早朝や夜間にしか掃除機をかけることができない場合は、掃除機をかけるときの音ができるだけ静かなものが良いですよね。一般的な掃除機の騒音は約60~70デシベル程度で、その音は騒々しい街頭ぐらいの音だと言われています。最近の掃除機には静音をうたったモデルも販売されていて、50~60デシベル程度の静かな掃除機を購入することも可能です。

上の表で紹介した通り、一般的な日常会話の音量が50デシベル、静かな図書館の中が約40デシベルとされています。最新の静音モデルの掃除機を購入したら、隣家や階下の部屋のことを気にせずに掃除機がけをすることも可能です。掃除機の音は近所トラブルに発展することもあるため、昼間に掃除機がけが難しいという方は運転音が静かな掃除機を選ぶようにしましょう。

静かな掃除機を選ぶポイント

静かな掃除機を選ぶポイント
掃除機は静かな音の方が隣の家や階下の部屋、時間をを気にせずに掃除機がけをすることができるので、掃除機を選ぶときは運転時の音量を確かめるようにしましょう。ただ、静かな掃除機は吸引力が弱かったり、パワーを上げると運転音が大きくなったりするものもあるため、購入前に細かいリサーチをしておくと安心です。それでは静かな掃除機を選ぶポイントを見ていきましょう。

掃除機の運転音

静かな掃除機がほしいという方はまずは掃除機の運転音をチェックすると良いですよ。静音モデルの掃除機は50~60デシベルが中心となっています。60デシベル以下のものであれば人の会話程度の音なので、隣の家や階下にも掃除機の音が漏れにくいので安心です。掃除機は運転モードによって運転音の大きさが異なるため、パワーを最大にしたときの音も確認しておきましょう。

ロボット掃除機は運転時の音量がメーカーHPで公開されていないことがほとんどですが、運転時の音量については他の種類の掃除機より小さいと考えてもらって大丈夫です。ただ、掃除中に家具や壁にあたって音が出たり、運転時間が長かったりと運転音量以外の部分が気になるかもしれません。

掃除機の重量

一軒家など家の中に階段があったり、部屋数が多くて掃除機の持ち運びが必要になる場合は掃除機の重量も気にしなければいけません。できるだけ本体が軽いものが良いですが、ゴミを溜めるタンクのスペースが小さいとこまめなゴミ捨てが必要になるため注意が必要です。スティックタイプの掃除機は本体の重量も軽くて人気があり、重量が1キロ程度と軽い機種もあります。それに比べてコードの付いているキャニスタータイプは重量がスティックタイプよりも重たくなってしまいますが、吸引力が強く長時間の掃除機がけをストレスなくできるというメリットもあります。最近ではキャニスタータイプの掃除機でも2~3キロ程の軽量でコンパクトサイズのものが登場しており、吸引力を求める方にはおすすめです。

掃除機の吸引力

掃除機を選ぶときに吸引力を重視する方は多いですよね。吸引力の高い掃除機がほしいときは販売されている掃除機の吸引仕事率をチェックすると良いですよ。吸引仕事率は掃除機の吸引力をW(ワット)で表していて、400~500W程度のもので吸引力が高い掃除機になります。吸引力をチェックするときは合わせて掃除機のヘッド部分の構造も確認するようにしましょう。掃除機のヘッドのブラシがゴミを取りやすいタイプのものだと、掃除機がけにかかる時間を短縮することができるので購入前にチェックしておくと良いですよ。

掃除機のタイプ

掃除機には紙パック式、サイクロン式、ロボット式があります。それぞれで使い勝手や値段が異なるため、自分が使いやすいと感じるものを選ぶようにしましょう。 それではタイプ別に機能を紹介します。

紙パック式

紙パック式の掃除機は紙でできた使い捨てのパックにゴミを溜めながら掃除をするタイプの掃除機です。 紙パックがゴミで満杯になったら紙パックごと捨ててサッと交換することができるので、面倒なお手入れが必要ありません。ゴミを捨てるときにゴミやホコリが手についてしまったり、ホコリが舞うことがないというのも嬉しいポイントです。

ただし、紙パックは定期的な交換が必要になることから、紙パック代が発生します。100円ショップなどの格安で販売されている掃除機用の紙パックに対応している機種であればそれを利用することもできます。メーカーによっては専用のものでないと対応してないこともあり、その場合はコストがかかってしまうため購入前に確認しておくようにしましょう。

サイクロン式

サイクロン式の掃除機は吸引力が高く、紙パック式のように消耗品を買い足す必要がありません。サイクロン式はゴミと空気を一緒に吸い込んで回転しながらゴミだけをダストカップに集めていきます。吸引力を維持するためには定期的にダストカップに溜まったゴミのゴミ捨てとフィルターの洗浄を行うことが大切です。このためサイクロン式を購入するときはダストカップの容量や、フィルター洗浄を簡単にできるかどうかをチェックするようにしましょう。ダストカップは使っていくうちに汚れていってしまうため、丸洗いできるものだと安心です。

ロボット掃除機

ロボット掃除機は自動で動いてゴミをキャッチしてくれるため、留守の間や忙しいときに大活躍します。ロボット掃除機が販売された当初は高額なイメージがありましたが、現在では3万円以下の機種も販売されていて手が届きやすくなりました。ロボット掃除機の中には自動で充電をすることができる機種や、運転音を抑えたモードで掃除ができるものもあり、どんどん機能が進化しているので気になる方はチェックしてみると良いですよ。ただし、ロボット掃除機を使う部屋は段差や障害物が少ない部屋でないと、満足に掃除をすることができないので気をつけてください。

次のページでは紙パック式、サイクロン式、ロボット掃除機それぞれで静音モデルを3種類ずつご紹介します。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!