フード付きのパーカーをパリッと乾かしたい! 早く乾かす方法とお助けアイテム

パーカーが乾きにくい理由

パーカーは秋冬に大活躍し、おしゃれに着こなしたりカジュアルに着こなしたりできるとても優秀なアイテムです。誰もが一着は持っているであろうパーカーですが、厚手の綿素材で作られているものが多く、洗濯したあとに乾きにくいと感じる人も多いでしょう。
冬や梅雨時は特に1日外に干していてもまだ湿っている場所がある場合もあります。パーカーで多く用いられる素材の綿は吸水性に優れた素材ですが、ポリエステルなどに比べて速乾性が劣ることも乾きにくい理由です。パーカーは使用されている生地の素材や厚さ、干す時に重なる部分が多くあるため乾きにくいのです。

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パーカーの乾きにくい場所

厚手の生地でできているため乾きにくいパーカーですが、乾きにくい場所は2ヵ所です。フード付きのパーカーをパリッと乾かすために、パーカーの乾きにくい場所を把握しておきましょう。

パーカーの乾きにくい場所1:フードの裏

フード付きのパーカーで乾きにくい場所のひとつめはフードの裏です。フード付きのパーカーを普通にハンガーにかけて干した場合、フードとパーカーの背中部分の生地が重なります。生地が重なっていれば風通しが悪くなりますし、お天気の良い日でも太陽の陽が当たらずに生乾きの状態になってしまいます。

パーカーの乾きにくい場所2:脇の下

フード付きのパーカーで乾きにくい場所のふたつめは脇の下です。脇の下もフードの裏と同様に、ハンガーにかけて干すと生地が重なります。重なった部分は太陽の温かい陽が当たらず風通しも悪いため、乾くまでに時間がかかってしまうのです。また、ポケットのあるパーカーであれば、ポケット部分も乾きにくい場所です。

パーカーを干すポイント

フード付きパーカーの乾きにくい場所は生地の重なりがあり、風通しや陽が当たりにくい部分です。フード付きのパーカーをパリッと乾かすため、パーカーを干す時のポイントをおさえておきましょう。少しの工夫でフード付きパーカーをパリッと乾かすことができるのでチェックしてみてください。

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パーカーを干すポイント1:表面積を広げる

「表面積を広げる」とは、空気に触れる表面積を広げてあげるという意味です。フード部分や脇の下に空気の通り道を作り、空気に触れる表面積を広げてあげましょう。襟付きのシャツであれば襟を立てて干したり、ボタンやファスナーのある洋服であれば開けて表面積を広くしてあげると、乾くまでの時間を短縮させることができます。

パーカーを干すポイント2:風の通り道を考える

厚手のフード付きパーカーを干すときには、風の通り道を意識して干してみましょう。フード付きパーカーを他の洗濯物に密着させずに干すことはもちろん、パーカーの胴体部分などにも便利グッズを使って空洞ができるような干し方を心がけてみましょう。風が通る隙間を作ってあげることで、空気に触れる部分を多く作ってあげられます。

パーカーを干すポイント3:パンツハンガーを使う

フード付きのパーカーを干すときは、パンツハンガーを使用する方法もあります。パンツハンガーとはハンガーの両端にクリップが付いているタイプのハンガーです。
普通のハンガーにかけたパーカーの隣にパンツハンガーをかけ、そこにフードを挟んで干すと生地が重ならず、普通に干すよりもフードを早く乾かすことができます。難点はフードをクリップで挟むので挟んだ跡が付いてしまうことです。パンツハンガーにパーカーを逆さに挟んで干す方法や、パンツハンガーを2個使って逆さにしたパーカーを広げた状態で干す方法など、さまざまな使い方ができます。家にパンツハンガーがある人は試してみましょう。

パーカーを干すポイント4:パーカー専用ハンガーを使う

フード付きパーカーを早く乾かすために、パーカー専用のハンガーを使うのもひとつの手です。パーカー専用ハンガーを購入する必要がありますが、フード付きパーカーを簡単にしっかり乾かすことができます。パーカー専用ハンガーを使えば、パンツハンガーで挟むときのように跡が付くこともありません。

パーカーを干すポイント5:洗濯する頻度を改める

パーカーを洗濯する頻度は、一般的に5~6回の着用で1回の洗濯でよいとされています。パーカーを頻繁に洗わなくていい理由は、インナーの上から着ることが多く、汗や皮脂が付きにくいアイテムだからです。もちろんアウトドアで着用するなどして、汗をたくさんかいたり汚れたりした場合はその都度洗います。パーカーを毎回洗い、乾かないストレスを感じるであれば、洗濯する頻度を下げるのも手です。

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パーカーを干す時に便利なアイテム5選

パーカーを干すときのポイントを踏まえ、フード付きパーカーを干す際に便利なアイテムを使用してフード付きパーカーをパリッと乾かしてみましょう。パーカーを頻繁に着る人や家族みんなでパーカーを着る機会が多い人などは、便利アイテムがあると断然便利です。便利アイテムを使うと型崩れの心配もありません。

1.【ツウィンモール】パーカーハンガー

パーカーのフードを広げて干すことのできるハンガーです。首元からハンガーを通し、パーカーの上から肩アームを広げてフードアームにパーカのフードをかけるだけで簡単に干すことができます。コンパクトにたためるので収納にも困りません。

2.らくらくパーカーハンガー

パーカーのフードをかける場所に、固定クリップの付いたパーカーハンガーです。風が吹いてもフードがずり落ちる心配がありません。肩アームはスライドさせることができるので、パーカーのサイズに合わせて調節が可能です。

3.パーカーハンガー

手持ちのハンガーと併用して使うタイプのパーカーハンガーです。パーカーハンガーにはフックが2つ付いているので、大人用のパーカーも子供用のパーカーも干すことができます。フード付きのタオルやレインコートなども干せるので、夏場や梅雨時にも重宝するでしょう。

4.【大木製作所】ステンレスパーカーハンガー

老舗メーカーである大木製作所のステンレス製パーカーハンガーです。ステンレス製なので日光による劣化や錆の発生を気にすることなく、長く使用できます。折りたたむことができるので使用後の収納場所にも困りません。

5.【小久保工業所】折りたたみ式パーカーハンガー

フードバー付きのパーカーハンガーです。フック部分が回転する仕組みになっており、さまざまな角度から効率よく風を当てることができます。パーカーのサイズに合わせてアームを調節することができるので、脇の下も早く乾かせます。

まとめ

厚手の綿素材の生地でできていることの多いパーカーは乾きづらく、冬は特に乾くのに時間がかかります。しかし、乾きづらいフード部分や脇の下を効率よく乾かせば、フード付きパーカーを洗濯する時のストレスを感じることもないでしょう。フード付きパーカーをパリッと乾かすためのポイントをおさえ、パーカー専用ハンガーなどの便利アイテムを上手に利用してみてください。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!