子供と一緒に楽しむ「あやとり」の基本。ふたりあやとり、マジックも紹介
目次
あやとりの知育効果とは?
あやとりは「小指にかかっているひもをはずす」「親指にかかっているひもを薬指で取る」など、普段の生活であまりすることのない指の動きをします。頭で次の動作を理解し、イメージしながら指を動かす必要があるため、脳にたくさんの刺激を与えられます。また、細かい手順を覚えなければならないので、記憶力・集中力も養われます。新しい技ができるようになると、達成感も味わえますね。ひとりあやとりで技を極めるのもいいですが、ふたりあやとりもおすすめです。楽しみながら、コミュニケーション能力も鍛えられますよ。
あやとりに適したひもと長さは?
あやとりで使うひもは、太すぎず、細すぎず、からみにくいものがおすすめです。ナイロンのひもや、髪を結ぶゴムひもなどが使いやすいでしょう。毛糸でも問題ありませんが、からみやすかったり、切れやすかったりする場合もあります。ひもの長さは、子どもの場合は140cmくらい、大人の場合は180cmくらいを目安にしてください。
あやとりひもおすすめ1|あやとりひも 3本セット
カラフルなあやとりのひもの3本セットです。子供の手に適した長さで、結び目がないため引っかかりにくく遊びやすくなっています。
あやとりひもおすすめ2|あやとりしようよ! 実用BEST BOOKS
長さの違うひもが2本セットになっています。基本から応用まで、100種類の技が解説されています。各工程に写真が付いていて、難易度や使うひもの長さも技ごとに表記されているので、子供でもわかりやすいでしょう。
まずは「基本の構え」から
「基本の構え」とは、あやとりの基本となる形のことです。「基本の構え」からいろいろな技へと発展することが多いので、最初に覚えるといいでしょう。まずひもを右手、左手それぞれの親指と小指にかけます。右手の中指で左手のひもを取り、左手の中指も同様に右手の中指のあたりのひもを取ります。この形が「基本の構え」です。
簡単なあやとりに挑戦!
簡単にできる技の動画をいくつか紹介します。わかりにくいところがあったら、一時停止しながらチャレンジしてみてください。
初心者向けのあやとりの技1:川
初めてあやとりにチャレンジする子供におすすめの基本の技です。動画ではゆっくり説明しているので、1つずつの工程がよくわかります。
初心者向けのあやとりの技2:ほうき
各工程ごとに一時停止しながらポイントを文字で解説しているので、どの部分のひもを取っていくのかわかりやすくなっています。ひもをシュッと引っ張ると、ほうきの形になるのが気持ちいいですね! 定番中の定番の技です。
初心者向けのあやとりの技3:さかずき
「基本の構え」から3ステップであっという間に完成します。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、何回か挑戦して慣れれば簡単にできそうです。短めのひもを使うのがポイントです。
初心者向けのあやとりの技4:ゴム
「基本の構え」からスタートします。どの指でひもを取りどの指のひもを抜くのか、よく確認しながら進めるといいでしょう。ぐーんとよく伸びるゴムが作れますよ。
初心者向けのあやとりの技5:東京タワー
最初に四段はしごを作り、少し形を変えると東京タワーに変身します。四段はしごは初心者向けの中では少し難しい技になりますが、工程を1つずつ確認しながらゆっくり進めるといいでしょう。遠い位置にあるひもを取りやすくするために、手の向きを変えるのがポイントです。
ひとりあやとりを動画で解説
「ひとりあやとり」は、1人だけで連続技を次々と披露していきます。いろいろなパターンがあるので、チャレンジしたいものを探してみましょう。
ひとりあやとり連続技1:ほうき~ハサミ
ほうきから始まり、藪の中の一軒家、ハサミと続きます。藪の中の一軒家からハサミに移る時、ひもの取り方に注意しましょう。最後のハサミからまたほうきに戻れるので、繰り返して遊べます。
ひとりあやとり連続技2:ゴム~ネクタイ
ゴムから始まり、飛行機、かぶと、ネクタイと続きます。最後はひもが手品のように…? 覚えておくと、周囲をあっと驚かせられそうです。
次のページでは家族や友だちと楽しめる2人あやとり&マジックあやとりの技を紹介!