国語辞典のおすすめ11選! 小学生ママが教える選び方のコツと便利な辞書カバーとは?
目次
国語辞典は小学校何年生から使う?
現在、小学校では3年生の国語の授業で国語辞典の引き方を学びます。できれば小学校入学や2年生ぐらいまでに1冊準備しておくと学習がスムーズになるでしょう。
国語辞典は改訂が入ることも多いため、学校の備品は古くなってしまうこともあり、家庭で準備するように指導があります。とくに2020年からは学習指導要領が変更され、国語辞典もこれに合わせて改訂されたため、学校の備品では最新の改訂がフォローできていないことが多いので注意が必要です。
国語辞典の選び方
小学生向けの国語辞典にはさまざまな種類があってどれを選べばいいのかわからないことも…。現役小学生ママが購入するにあたって チェックすべきポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
小学生向け国語辞典の選び方1:高学年と低学年で収録語数が異なる
子供向けの国語辞典には、幼児から小学校低学年向けの収録語数が1万語前後のもの、3年生から6年生向けの収録語数が3万語以上のものと、大きく分けて2種類あります。幼児期や小学校低学年で使用するのであれば、前者のような「はじめての国語辞典」に当たるものを購入するのがおすすめです。授業で国語辞典を使い始める3年生になるタイミングで購入するのであれば、後者を購入したほうが長い期間使えます。
小学生向け国語辞典の選び方2:ルビのタイプは総ルビかパラルビか
子供向けの国語辞典は、基本的にすべての漢字にルビが振ってある「総ルビ」であることが多いです。ただ、中には一部の漢字のみルビを振ってある「パラルビ」のものもあります。高学年になったらパラルビのほうが見やすい場合もありますが、小学校入学時や3年生になるタイミングで購入するのであれば、総ルビのものを選びましょう。
小学生向け国語辞典の選び方3:見出しの見やすさをチェックする
各社とも見出しの見やすさには工夫を凝らしていますが、人によって書体や色使いの好み、見やすさの違いがあります。購入する前にチェックしたほうがよいでしょう。
小学生向け国語辞典の選び方4:図版・イラストの数、わかりやすさは?
小学生向けの国語辞典には、言葉の理解を助ける図版やイラストが多用されています。子供の様子を見ていると、パラパラとめくりながらこうしたイラストを見ていることも多いので、図やイラストの数が多くわかりやすいものが収録されていると知的好奇心を刺激できるでしょう。
小学生向け国語辞典の選び方5:例文の数、わかりやすさはどうか?
どの国語辞典にも例文が入っていますが、例文の数、読んでわかりやすいかどうかもチェックしましょう。例文に使われている言葉が難しくないか、シンプルな文章かなどを子供と一緒にチェックしてみるといいでしょう。
小学生向け国語辞典の選び方6:学習コラムの充実度はどうか?
実際にどういったコラムが収録されているか、ポイントを押さえた内容になっているか、子供が読んで理解できそうかなど、複数の国語辞典を読み比べてみるのをおすすめします。
小学生向け国語辞典の選び方7:2020年の学習指導要領の改訂に対応しているか
国語辞典は数年ごとに改訂され、タイトルはそのままで「第○版」の版の数が増えていきます。購入する際は、その版が最新のものかどうかを必ずチェックしましょう。2020年に学習指導要領が変わるにあたり、現在小学生向け国語辞典の新版ラッシュ。より内容が充実したものにリニューアルしています。
国語辞典は本屋さんで実際にチェック
ネット上でページのサンプルが見られるものもありますが、重さ、ページを開くときの感覚、手触りなどは、実際に手に取ってみないとわかりません。長く使うものだからこそ、書店に足を運んで実際に手に取り、確認してから決めたほうが失敗はないでしょう。
実際に言葉を指定して引かせてみる
書店に行った際は、その場で試しに辞書を引いてみるのをおすすめします。同じ言葉を複数の辞書で引いてみると、見出しの見やすさや言葉の探しやすさを体感でき、どれが自分に合っているのか見当がつくはずです。
小学校低学年におすすめの国語辞典3選
低学年ぐらいまでの子供向けの収録語数が1万語台の国語辞典です。ひらがなが読めるようになって、本を読みながら言葉の意味をパパママに「これってどういう意味?」と聞いてきたら、国語辞典デビューのチャンス。この時期はまだ「引き方」を覚えるのは難しいので、パパママも一緒に国語辞典を開いて意味を調べてみましょう。
低学年におすすめの国語辞典1:ドラえもん はじめての国語辞典 第2版
- 出版社:小学館
- ページ数:768ページ
- 収録語数:約1万8000語
- ルビの有無:有(総ルビ)
- カラー:オールカラー
- 判型:B6判
ことば遊びや早口ことばを収録していて、言葉に興味を持ちやすいように工夫されている国語辞典です。全ページにわたってドラえもんのキャラクターが掲載されていて、親しみが持てます。「わたしの好きなお菓子」「わたしの夢」など、子供が自分で書き込む項目があるのも「ぼく・わたしだけの辞書」という特別感につながります。
低学年におすすめの国語辞典2:新レインボー はじめて国語辞典
- 出版社:学研プラス
- ページ数:744ページ
- 収録語数:約1万6000語
- ルビの有無:有(総ルビ)
- カラー:オールカラー
- 判型:B6判
ページに載っている言葉が一目でわかる「ことばのテーブル」によって、辞書の引き方がわからなくても言葉を見つけやすくなっています。どの見開きにも必ずイラスト・写真などの図版があり、子供が親しみやすいレイアウトになっています。
低学年におすすめの国語辞典3:はじめて国語辞典 (メゾピアノ 辞典コレクション)
- 出版社:学研プラス
- ページ数:744ページ
- 収録語数:約1万6000語
- ルビの有無:有(総ルビ)
- カラー:オールカラー
- 判型:B6判
人気子ども服ブランド「mezzo piano(メゾピアノ)」とのコラボで、辞典とは思えない華やかなデザインが魅力です。かわいいオリジナルシールつき。中身もしっかりとしており、「新レインボー はじめて国語辞典」を基準に国語辞典の監修者として著名な金田一秀穂先生が監修しています。
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