子供の靴が臭う! おすすめ消臭スプレーと手作り消臭アイテムを紹介
目次
子供の靴の臭いが気になる!
「あれ?なんだか玄関が臭う…」と感じたことはありませんか? 臭いの元をたどってみると、かわいい子供の靴から大人顔負けの異臭が…なんだか二重にショックを受けてしまいますね。
玄関は人の出入り以外に空気が動かないので通気性が悪く、臭いを発する靴を置いたままにしておくとますます雑菌が繁殖し、臭いも頑固になってきてしまいます。そこで今回は子供の靴が臭う原因と消臭方法についてご紹介します。
子供は汗かきなので、靴が臭いやすい!
靴の臭いの原因は皮膚の常在菌や砂ぼこりなどに隠れている雑菌が繁殖するときに出す物質です。子供は大人と比べて汗っかきで体温も高めです。思いっきり外遊びをして汗をかいた子供の靴の中は高温多湿となり、履き口が小さい分ムレが解消されにくく、雑菌の繁殖に最適な環境になってしまうので特に臭いやすいのです。
靴の消臭スプレーがあれば臭いのお手入れは簡単!
靴の中を清潔に保てれば臭いもそれほど発生しないので、こまめに靴を洗ってあげることが臭いの原因を断ち切る方法です。しかし、忙しい毎日ではそうもいきませんね。お気に入りの靴を毎日履きたがる子供もいるでしょう。そんなとき簡単にケアできるのが靴用の消臭スプレーです。普段は履き終えた靴にシュッとひと吹き、時間のあるときに靴を洗うというサイクルで気になる臭いをやっつけましょう!
ママが選ぶ! 人気のおすすめ靴用消臭スプレー
ドラッグストアへ行けば消臭スプレー売り場には商品がたくさんありますが、何を選べばいいかわかりにくいですよね。ママ目線で「子供に安全」かどうかにこだわって選定しました。ぜひ参考にしてください。
香料無添加ファブリーズ
名前のとおり、香料無添加なので赤ちゃんから使えます。余計な科学物質が含まれないのはもちろん、良い香りがすることで子供が惹きつけられ、なめたり口に運ぼうとするような事故も防いでくれそうですね。
A2 Care(エーツーケア)
アルコールフリーで無色・無臭なので、布製品やこどものおもちゃなどにも気軽に使えます。玄関周りはもちろんキッチンやリビング、トイレなど、家中の臭いの気になるところに使えますよ。ANAの機内でも使われているという信頼性の高いスプレーです。
&cia(アンシア)
アルコールに耐性を持つウイルスにも有効だということで話題の次亜塩素酸ナトリウムを主成分としたスプレーです。強力な除菌・消臭作用を持ちながら安全性も高いので、赤ちゃんや子供のまわりでも安心して使えます。
ヒノキのオーガニック消臭スプレー
有効成分は国産ヒノキから抽出した天然成分だけでありながら、靴の異臭の原因物質“イソ吉草酸”を99%除菌してくれます。ヒノキの良い香りでお風呂の除菌にもおすすめです。化学物質やアルコールは一切不使用なので、子供やペットがいても安心して使えますね。
まましゅっしゅ
次亜塩素酸を主成分とした「微酸性電解水」でできていてさまざまなウイルスや細菌に効果が高く、刺激やべたつきもないので水と同じ感覚で使うことができます。かわいいスプレーボトルなのでおでかけ先にも持っていきやすいですよ。
SHUPPA(シュッパ) マルチタイプ
有効成分は強アルカリ電解水で除菌・消臭・汚れ落としにも高い効果を発揮します。シュッパは日本食品分析センターでの検査で口にいれても問題ないという安全性が証明されていて、さらにマルチタイプはふき取り不要なのでどこでも気軽にスプレーできます。
ハル・インダストリ 瞬間消臭スプレー
瞬間消臭タイプで即効性が高く、気になったその時に使えばすぐに効果が実感できるでしょう。10種類以上の樹木から抽出した植物由来100%の成分で安心です。無香料タイプなので香りでごまかさずに臭いを元から消してくれます。
靴の消臭に使えるおすすめグッズ
靴の臭い対策には消臭スプレー以外にも脱臭剤や乾燥剤など便利なグッズがあります。置き型のものは子供がさわっていたずらしたり、口に運んでなめたりしないように保管場所に注意しましょう。
グランズレメディ
ニュージーランド発の靴専用除菌・消臭剤です。ケースには白い粉末が入っており、付属のスプーンで靴の中にふりかけて全体にいきわたるよう左右に揺すり、翌日にはそのまま履けるという手軽さと驚くほど高い消臭効果で人気です。主成分はミョウバンとベビーパウダーにも使われる天然鉱物で、万が一体内に取り込まれても人体には害のない成分であることが立証されています。
においトリマー
こちらも粉末タイプの脱臭剤です。1日中履いて蒸れた靴でもふりかけてなじませておけば、吸着脱臭効果で靴の臭いが気にならなくなります。容器から直接かけられるので便利ですね。子供や敏感肌の方にも安心の非刺激性でパッチテスト済みの製品です。
炭草花 トゥキーパー
「炭草花」シリーズは炭の力を利用した脱臭・調湿グッズでさまざまな靴に合わせた形があり、こちらのトゥキーパーはコンパクトなので子供の運動靴にもぴったりです。特にムレがちなつま先から臭いや湿気を取り除いてくれます。
靴の消臭アイテムを手作りしてみよう
消臭アイテムは市販の材料や自宅にあるものを使って手作りすることもできます。手軽にできる3つの方法をご紹介します。また手作り品なら子供の口に入らないような大きさにして誤飲を防ぐなどの工夫もしやすいですね。消臭中の靴や消臭グッズをいたずらしないよう保管場所には気をつけましょう。
手作り消臭スプレー
漬物などに使われる「焼きミョウバン」を水に溶かせば手作り消臭スプレーのできあがりです。まず空のペットボトルなどにミョウバン5gと水道水150mlを入れ、半日ほど時々振って透明になるまで置いておきミョウバン水の原液を作ります。これは冷蔵庫で1ヶ月ほど保管できます。使うときには原液を10倍に薄めてスプレー容器に移します。
薄めた手作り消臭スプレーは1週間ほどで使い切るようにしましょう。ミョウバンは水に溶けると酸性になることから殺菌効果とアンモニア系への消臭効果が高いことが知られています。汗や皮脂の臭いに強いということなので靴の殺菌・消臭にはぴったりですね。
臭いを取るクッション
小さなクッションにポプリやアロマオイルなどで香りを閉じ込めたものをサシェといいますが、香りの元の代わりに消臭効果のあるものを入れれば、消臭クッションとなります。好きな柄の小布を縫って作ってもよいですし、靴下やストッキングを使って口を結べば簡単に作れます。リボンやクラフトロープで結ぶとぐっとかわいくなりますよ。
消臭効果のある身近な材料
・重曹
消臭効果と吸湿効果が期待できます。アロマオイルを数滴含ませてもよいですね。
・10円玉
10円玉の原材料である銅から発生する銅イオンには雑菌の繁殖を抑える効果があります。湿度があるほうがイオンがよく発生するので、特にムレたあとの靴に使用するのがおすすめです。
・茶殻、ドリップコーヒー
茶殻やドリップ後のコーヒーかすを日光や電子レンジでしっかり乾かすと脱臭剤となります。自然な香りで使いやすいですね。
・炭
軽くて扱いやすい炭は携帯用にもおすすめです。効果が落ちてきたと感じたら、水洗いしてしっかり乾燥させると再生できます。
ママたちがやっている子供靴の臭い対策
消臭グッズでとりあえず靴の臭いをケアできたとしても、原因の雑菌はいろいろなところに潜んでいて、油断するとまたすぐに臭くなってきてしまいます。雑菌の繁殖を抑えるために日頃からできる対策をご紹介します。
足の裏・指の間をしっかり洗う
雑菌はもともと肌にいる常在菌で、体を守る役割もあるので完全に除去することはできませんが、清潔に保つことでその数を減らせば臭いも軽減できます。足の裏や指の間は大人がしっかり洗ってあげましょう。踵がガサガサしているとそこに菌が潜みやすくなるので、保湿してあげることも大切です。
中敷を使う
靴と足の接地面が大きい中敷きをこまめに取り替えることも効果が高い方法です。洗い替え用に2セット用意しておけば乾かなくて困るということもなくなりますね。
1週間に1度は子供の靴を洗う
やはり一番効果が高いのは靴を丸洗いすることなので、1週間に1度は洗ってあげたいですね。また汚れを落とすだけなら普通の靴用洗剤で十分ですが、臭いの気になる靴には殺菌効果の高い塩素系漂白剤や洗濯用洗剤などを使ってみましょう。
洗濯機なら靴を洗うのもラク!
週に1度ゴシゴシ洗うなんて大変! と思われた方には洗濯機で洗うというのはどうでしょう。最近のコインラインドリーには靴専用の洗濯機が設置されていることもありますし、家庭用の洗濯機でも靴を洗うことができるんです。まずは靴用ブラシや歯ブラシを使って、小石や細かい砂など表面の汚れを取り除きます。靴用の洗濯ネットを用意して靴と外した中敷きを入れ、洗濯用洗剤と水の量を多めにセットしたら通常コースで洗って陰干しすればOKです。
水を多めにすると靴が水の中で浮くので洗濯機を傷めません。汚れが気になる靴の場合は洗濯前にぬるま湯で30分ほど塩素系漂白剤につけおきしておくとよいでしょう。靴ひもは縮む恐れがあるのではずしておいてくださいね。皮や合皮の製品は水洗いできないので、布製の靴やスニーカーにおすすめの方法です。
靴も靴下もしっかり乾燥させる
雑菌は湿度の高い環境を好むので、靴も靴下もしっかり乾燥させてからしまうことが大切です。雨のあとやムレを感じたときにはしっかり乾かしましょう。とはいえ高温のドライヤーでは靴を傷めてしまうことがあるので、靴用ハンガーで陰干しするか靴用の除湿剤などを使いましょう。靴用の乾燥機があると便利ですよ。
靴は通気性がよくサイズの合ったものを選ぶ
靴のサイズがあっていないと、雑菌が繁殖しやすくなるといいます。どういうことかというと、靴が小さすぎると足が緊張状態となり通常よりも汗をかきやすくなります。靴が大きすぎる場合も脱げるのを防ぐために余計な力が入り、これもまた汗をかきやすくなりムレる要因となります。
また、子供の足が靴と擦れることで角質がはがれおち、雑菌のエサとなることも考えられます。まだキレイだから靴がもったいない、すぐ大きくなるから靴は大きめで、と思ってしまいがちですが、子供の靴は足のサイズに合ったものを選んであげましょう。通気性のよいメッシュ素材や抗菌素材の靴、速乾機能をもった靴も臭い対策に有効です。
まとめ
子供の靴の臭いケアについて、さまざまな方法をご紹介しました。消臭スプレーなど簡単な方法から取り入れてみてください。安全素材の消臭クッションを子供と一緒に作って、靴への出し入れをお手伝いしてもらってもいいですね。