2歳児の育児が大変…毎日夜泣き…暴れる・泣き叫ぶのはなぜ? ママたちの体験談も紹介
目次
2歳の子供が毎日夜泣くように…もしかして夜泣き?
赤ちゃんの夜泣きは、生後3ヶ月〜1年半前後に起きやすく、特に生後6ヶ月〜8ヶ月に一番多く起こります。ほとんどが1歳過ぎに自然に治まりますが、中には2歳を過ぎても夜泣きが続く子供や、突然再発する子供もいます。子供の睡眠リズムは乳幼児から3歳くらいの間に確立されるといわれており、2歳児はまだ睡眠の力が未成熟な段階です。そのため2歳〜3歳の幼児が夜泣きをすることは珍しくないのです。
2歳児の夜泣きの原因
2歳児の睡眠は浅い眠りの「レム睡眠」が、深い眠りの「ノンレム睡眠」より長いのが特徴です。そのためちょっとしたことでも目を覚まし、様々なきっかけで泣いてしまいます。また2歳児は起きている時に感じた不安や興奮をうまくコントロールできないため、夜泣きをして発散することもあります。具体的にはどんな原因の夜泣きがあるのか、順にみていきたいと思います!
2歳児の夜泣きの原因1:「怖い」という感情が育ってきたから
2歳になると、1歳の頃より活発になり行動範囲も広がっていきます。物事に対して何かを感じる力や記憶力も発達するのもこの頃。様々な体験を通して「怖い」と思うことも増えていきます。そして寝ている時に怖い夢を見ると、現実との区別がつかずに混乱して泣いてしまうのです。また朝だと思って目覚めたら部屋が真っ暗だったり、パパママが側にいなかったりすると恐怖や不安を感じて泣いてしまう子供もいます。
2歳児の夜泣きの原因2:日中のストレスや刺激
日中のストレスや刺激も、夜泣きの原因の一つといわれています。2歳児は自我が芽生え、様々なことに興味を示したり、意思表示をしたりする時期です。ですが思い通りにいかないことや、うまく伝えられないことが多く、フラストレーションが溜まってしまいます。その悔しさやもどかしさがストレスとなり、夜泣きに繋がります。また日中にたくさん遊んで疲れていたり、興奮しすぎたりした夜も夜泣きが多いといわれています。
2歳児の夜泣きの原因3:周りの環境の変化
2歳児は下に兄弟が産まれたり、保育園の通園がはじまったりと環境が変わりやすい時期でもあります。こういった環境の変化により「もっとお母さんに甘えたい」「はじめての環境で不安」といった感情を抱き、夜泣きに繋がることがあります。
2歳児の夜泣きの原因4:成長痛で体が痛い
いわゆる成長痛は小学校高学年から中学生に起こると思われがちですが、2歳児〜6歳児くらいの子供でも起こる場合があります。成長痛は夜に痛みが出ることが多く、痛みをうまく表現できない2歳児が夜泣きをすることで不快感を表すと考えられています。また日中の疲労が取れきれず、それを痛みと感じて泣く場合もあります。
2歳児の夜泣きはいつまで続く?
2歳を少し過ぎたら夜泣きが治まったという意見から、4歳までずっと続いたという意見まで…先輩ママさんの体験談をご紹介します!
・睡眠のありがたさを痛感
うちの娘は生後3ヶ月から夜泣きがはじまり、2歳過ぎまでずっと続きました。約2年間、毎晩夜泣きと格闘して睡眠のありがたさをイヤというほど思い知らされました。娘の夜泣きが治まり、一度も目を覚ますことなく朝まで眠れたときは本当に嬉しかったです!
・同じ兄弟で全く違いました
上の娘は夜泣きがなかったのですが、下の息子は夜泣きがひどくて、夜中に公園に行ったことも一度や二度じゃありません。結局3歳過ぎまで夜泣きに悩まされました…。夜泣き一つをとっても兄弟で全然違うんだなと実感しましたね。
・4歳過ぎまで続いた夜泣き
1歳の頃から1~2時間おきに目を覚ましていた次男。2歳過ぎからは深夜に突然大泣きするようになり、4歳まで続きました。おかげで半分寝ながらあやす術が身に付きました。
次のページでは2歳児の夜泣きの改善方法、夜泣き体験談、先輩ママのオリジナル夜泣き対処法についてご紹介します。