愛知県、名古屋周辺で有名な子宝神社、子授け寺はどこ? 口コミと人気からランキング形式で紹介
桃太郎は愛知県で誕生した?
日本の有名な昔話の一つである「桃太郎」。その桃太郎が誕生したのは岡山県ではなく、愛知県の犬山市だという説があります。桃太郎のおばあさんが木曽三川の一つである木曽川から流れてきた桃を拾い、切ろうとしたところ生まれたのが桃太郎だというのです。そんな愛知で誕生した桃太郎をご祭神として祀っているのが、犬山市の来栖にある桃太郎神社です。
愛知県で子宝祈願するなら桃太郎神社がおすすめ
桃太郎を子供の守り神として祀る桃太郎神社は子宝神社として有名です。桃太郎のような元気な子供を授かりたいとたくさんの方が子宝祈願に訪れていますよ。
桃太郎神社には桃太郎にまつわる宝物館もあり
桃太郎伝説にまつわる貴重な資料を展示している宝物館は、ぜひ足を運びたいスポットです。1996年(平成8年)の放火で資料の一部が失われてしまいましたが、鬼たちが使用した金棒や、きび団子作りに石臼など、物語に登場する道具の数々を目にすることができます。
桃太郎神社の由来
鬼退治から帰ってきた桃太郎は、育ての親であるおじいさん・おばあさんが天寿を全うしたのち、近くの山に姿を消しました。その山はいつしか桃のような形へと変化し、その姿を見た村人たちが山を「桃山」と呼び始め、麓に桃太郎を祀る小さな社を建てたのが桃太郎神社の由来といわれています。
住所 | 〒484-0002 愛知県犬山市大字栗栖大平853 |
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アクセス | 名鉄「犬山遊園駅」より車で約5分 |
地図 | こちら |
桃太郎神社のご利益とは
桃太郎神社のご利益は、子授かり・安産・子供の発育という子供の誕生・成長を祈るものの他に、厄除け・長寿もあります。神社の奥にある桃型の鳥居は、くぐると「悪は去る(猿)、病は去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)」というご利益が得られるという言い伝えがあり、有名な子宝スポットとなっています。
愛知県で人気の子宝神社、子授け寺
愛知県内で子宝祈願ができる神社、お寺は桃太郎神社だけではありません。愛知で人気の子宝神社、子授け寺をランキング形式でご紹介しましょう。子宝祈願にお出かけの際には、ぜひ参考にしてくださいね。
8位 阿寺の七滝 子抱石
日本の滝百選のひとつである阿寺川の七滝。その麓に祀られているのが、子抱き観音です。七滝に向かう道沿いにある地層に含まれる丸い礫岩は、その形状が妊婦のお腹に似ていることから「子抱石」と呼ばれ、子授け・安産の縁起物となっています。その礫岩を借り受けて祀っておくと、子宝に恵まれるという伝承がありますよ。美しい滝と景観に癒されながら、子宝祈願ができるとっておきの場所です。
住所 | 〒441-1621 愛知県新城市下吉田沢谷下25-3 |
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アクセス | 新東名「新城IC」から車で21分 東名「豊川IC」から車で車で約95分 |
地図 | こちら |
7位 六所神社
日本の重要文化財に指定されている六所神社。古くから子授け・安産の神である塩土老翁命を祀り、徳川家康が誕生した折には産土神として礼拝されたことで有名です。その後も家康が御朱印を下したり、三代将軍家光が現社殿を造営したりと、徳川家と縁の深い神社です。境内には安産の象徴である母子の犬の像が設置されており、撫でると子授け・安産のご利益があるといわれていますよ。
6位 塩竃神社(しおがまじんじゃ)
宮城の塩竃神社から分霊されたといわれる塩竃神社。出産は潮の干満と深く関係があるといわれ、塩路の神様を祀っている塩竃神社を参拝すると子授けから安産・子育てまで、子供に関するご利益があると有名です。子授けのお札を神棚か、なければ高いところに置き、お酒とお塩を盛りお参りするとより効果があるといわれています。
5位 子安大師金剛寺
世界最大の子安大師像が有名な子安大師金剛寺。その昔、子安大師は難産に苦しむ女性のために加持祈祷を行い、無事その女性は玉のような男の子を産んだという伝説から、子宝を願う人々が集まる神社となりました。子授かり祈願もでき、祈願の際に頂けるお札・お守り・子授かり人形を夫婦それぞれ枕元に置いて寝ると、子宝に恵まれるといわれています。
4位 甚目寺観音
名古屋城を鎮護する尾張四観音の一つである甚目寺観音。甚目寺観音諸堂順拝というものがあり、境内十二ヶ所を順拝すると多幸のご利益が得られるといわれています。本堂にある「おさる様」と呼ばれる猿の置物を一週間借りて子作りに励むと、子が授かるという一風変わった言い伝えがあります。気になる方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
3位 伊奴神社
安産の神である伊奴姫神を祀る伊奴神社。伊奴(いぬ)の名の通り、犬と関係の深い神社としても知られています。犬は安産の象徴であることから、本殿の前には犬の像が置かれています。参拝を済ませてお守りや御朱印をいただいた後、この犬のお腹をさすり、そのさすった手で自分のお腹をさすると、安産・子授けのご利益があるとされ、戌の日には特に多くの人が訪れます。
2位 大縣神社
古来より子宝の神として崇拝されてきた玉比売命を祀る大縣神社。女性の守護神である姫之宮には、女性の象徴を形どった「姫石」がご神体として祀られており、参拝すると子授けや安産・女性特有の病気の治癒などのご利益があるとされています。神社の前のお店には「さずかり飴」「子宝飴」など、独特な土産物が売っていますよ。
1位 田縣神社
五穀豊穣・万物育成の神である御歳神と子宝・安産の神である玉姫命を祀る田縣神社。大縣神社の対となる存在で、男性の象徴をご神体とし、子宝と農業を結びつけた神社です。毎年3月15日には長さ2メートルあまりの大男茎形を奉納し、五穀豊穣・万物育成・子孫繁栄を祈願する「豊年祭」が行われます。そのビジュアルのインパクトから、日本全国だけではなく海外からも祭を一目見ようと多くの観光客が訪れています。その大男茎形に触れると、子宝に恵まれるといわれていますよ。
愛知の子宝スポットは神社、お寺だけではありません!
たくさんの子宝スポットに恵まれている愛知。子授けのご利益を受けられるのは神社だけではありません。愛知で有名な子宝スポット、「子持ち桂」をご紹介しましょう。
愛知の子宝スポット・子持ち桂とは
愛知の天然記念物に指定されている、樹高約28メートル、幹回り約7メートルの大木です。桂の木は水辺を好むため、人里から離れた山中の谷川沿いに生息しています。元々地元の人にしか知られていませんでしたが、「子宝祈願ができる観光スポット」として評判を呼び、県外からも人が訪れるようになりました。
愛知の子宝スポット・子持ち桂の由来
1株から50数本にも分かれることから、子宝に恵まれる木として「子持ち桂」と呼ばれています。その葉を持ち帰って寝床の下に敷くと、子宝に恵まれるという言い伝えがあります。子供が授かると、子供を連れてお礼参りに来るといいそうですよ。
住所 | 〒441-2511 愛知県豊田市大野瀬町コガイト9 |
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アクセス | 名鉄「豊田市駅」下車、徒歩20分 |
地図 | こちら |
まとめ
愛知には神社、お寺以外にも子宝祈願ができるパワースポットが多数あります。こちらで紹介した寺社に参拝するもよし、パワースポットで子宝への思いを落ち着かせるもよし。自分に合った子宝祈願の方法が選べるのは嬉しいですね。個性豊かな場所が多いので、旅行の目的地としても楽しめるでしょう。子宝は昔から授かりものといわれています。自分が祈願する場所として選んだ神社・パワースポットとはきっと”縁”があるはずです。その縁が子宝の縁と繋がるといいですね。