ぬいぐるみを家で正しく洗う方法! 洗えないぬいぐるみのお手入れ方法も紹介

ぬいぐるみの洗濯は必要?

ぬいぐるみの洗濯は必要?

ぬいぐるみについている汚れやダニの死骸などを洗う必要がある

ぬいぐるみは、一見汚れていないように見えても、実は目に見えないホコリや唾液、手垢などの汚れと雑菌でいっぱいになっています

また、子供がぬいぐるみを抱っこしたり触ったりするたびに、ぬいぐるみには手垢や皮脂汚れ、フケなどが付きますが、ダニは人間の垢やフケなどをエサとするので、ぬいぐるみにはダニがたくさん発生してしまいます。ぬいぐるみにダニが発生すると、子供が生きたダニに噛まれる心配があるだけでなく、ダニの死骸や糞がアレルギーを引き起こすおそれも出てきます。ダニの死骸や糞は水溶性なので、洗濯で洗い落とすことができますよ。子供にアレルギー症状を起こさないためにも、ぬいぐるみを定期的に洗濯して、清潔なぬいぐるみで遊ばせてあげましょう。

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洗濯ではダニを死滅させることはできない

洗濯ではダニを死滅させることはできない
洗濯で、ぬいぐるみに付着した汚れやダニの死骸・糞を綺麗にすることはできますが、ぬいぐるみに潜んでる生きているダニを死滅させることはできません。ダニの殺虫用スプレーを使用する方法もありますが、ぬいぐるみを舐めたりする赤ちゃんには心配ですよね。

ダニは50度以上の温度で死滅するので、ぬいぐるみを洗濯する前に「60度以上の熱湯をかける」「スチームアイロンを当てる」「コインランドリーの乾燥機を利用する」などの方法で、ダニを死滅させると良いでしょう。ぬいぐるみを高温にさらすことでダニは死滅しますが、ぬいぐるみに接着剤が使われている場合は高温で溶けてしまったり、ぬいぐるみの素材によって縮んでしまうこともあるので注意しましょう。

ファブリーズやリセッシュでは消臭はできるがダニ退治はできない

ファブリーズやリセッシュでは消臭はできるがダニ退治はできない
ファブリーズやリセッシュなどの布用除菌消臭スプレーを使えばぬいぐるみのダニ対策ができそうですが、結論として、布用除菌消臭スプレーではダニを駆除したりダニの死骸や糞を取り除いたりすることはできません。

布用除菌消臭スプレーは、あくまで「雑菌を取り除く除菌効果」と、それに伴い「嫌な臭いを消す消臭効果」を発揮するもので、ダニのような虫の殺虫効果はないのです。ダニを忌避する効果のあるスプレーを定期的にぬいぐるみに吹きかけるのはダニ予防としては効果的ですね。

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アロマ成分の天然成分でダニを忌避するファブリックスプレーです。殺虫成分不使用、合成化学成分不使用、防腐剤不使用なので、赤ちゃんのぬいぐるみにも安心して使うことができます。ぬいぐるみの他に、カーペットやソファなどにも使うことができますよ。

ぬいぐるみはどれくらいの頻度で洗えばいいの?

ぬいぐるみはどれくらいの頻度で洗えばいいの?
子供が遊ぶぬいぐるみは、よだれや食べ物のカスなどで汚れやすくなっているので定期的な洗濯がおすすめですが、あまり頻繁に洗濯してはぬいぐるみを痛めてしまいます。ぬいぐるみを洗う頻度の目安として、できれば月1回、最低でも2~3ヶ月に1回はぬいぐるみを洗濯するのが理想です

定期的に洗濯をすることで、ぬいぐるみに汚れがたまるのを防ぐこともできます。定期的に洗濯するのが難しい場合は、週1回くらいはぬいぐるみを天日干ししましょう。天日干しは、日が照っている10時~15時頃の間で、30分くらい行います。ダニは紫外線では死滅しないので、ぬいぐるみをただ天日干しするやり方ではダニを駆除することはできませんが、ぬいぐるみを天日干しすることによってぬいぐるみの湿度が下がるので、湿度50%以下の低湿度環境を嫌うダニの繁殖を抑えられるのです。天日干しの途中でぬいぐるみの裏表を返しながら天日干しするとなお良いですよ。

ぬいぐるみを洗えるかはどうやって判断すればいいの?

洗えるぬいぐるみは洗濯表示が「洗濯機洗い可」「手洗い可」

ぬいぐるみの洗濯表示タグをチェックしてみましょう。下の図のように、2016年12月の洗濯表示改定以降の新表示では「洗濯おけ」「手洗い」マーク、それ以前の従来表示では「洗濯機」「手洗い」マークが付いていれば、自宅で洗濯が可能です。

下の図のように洗濯おけに「✕」が付いているものは自宅では洗濯できませんので気を付けてください。

画像引用元:「ぬいぐるみ」の洗い方/Lidea くらしとココロに彩りを powered by LION

注意しよう! 洗えないぬいぐるみの特徴

注意しよう! 洗えないぬいぐるみの特徴
ぬいぐるみには、自宅で洗濯できないものがあります。下記に当てはまるぬいぐるみは自宅では洗濯できないため、ぬいぐるみ洗濯の取り扱いがあるクリーニング店に相談し、洗濯をお願いしましょう。

  • 機械や電池が内蔵されているもの
  • 素材がウールでできているもの
  • 革でできているもの(一部のみに革が使われている場合でも不可)
  • 中身がポリエステル製・ビーズ・パイプ以外でできているもの
  • パーツの接続に接着剤が使われているもの
  • 色落ちするもの
  • 洗濯機に入らないくらい大きいサイズのもの
  • アンティーク製品

ぬいぐるみの色落ちをチェックする方法

白いタオルか布におしゃれ着用中性洗剤を付けて、ぬいぐるみの濃い色の部分を軽く叩いてみて、ぬいぐるみの濃い色がタオルに移らないか確認してください。ぬいぐるみの色がタオルに移るようであれば、自宅での洗濯はできませんので中止してください

ぬいぐるみの洗い方

ぬいぐるみの洗い方
ぬいぐるみの洗い方を順を追ってご説明します。

洗う前にぬいぐるみのパーツを取ってブラッシングしよう

洗う前にぬいぐるみのパーツを取ってブラッシングしよう
ぬいぐるみを洗う前にぬいぐるみの洋服やアクセサリーなど、外せるパーツは外しておきましょう。また、洋服用のブラシを使ってぬいぐるみをブラッシングして、ホコリを取り除いておくと良いですよ。

手洗いで洗う方法

手洗いで洗う方法

準備するもの

  • 洗濯おけ
  • おしゃれ着用中性洗剤
  • シミ抜き洗剤か液体酸素系漂白剤(シミがある場合)
  • 大きめのタオル
  • 洗濯ネット

手順

  1. 洗濯おけにぬるま湯を用意し、洗剤を溶かします。洗剤は、洗濯によるダメージやぬいぐるみの型崩れを防ぎ、ふんわりと仕上げるために「アクロン」や「エマール」などのおしゃれ着用中性洗剤を使いましょう。
  2. ぬいぐるみを洗濯おけに入れ、5分間くらいを目安にして優しく押し洗いします。シミがある場合は、部分的にシミ抜き洗剤か、液体酸素系漂白剤を使ってみてください。
  3. 洗濯おけからぬいぐるみを出し、軽く水を切ります。洗濯おけの中身をきれいな水と交換し、押し洗いですすぎをします。すすぎは水を変えて、2回行ってください。
  4. 洗濯おけに新たにぬるま湯をため、柔軟剤を溶かします。ぬいぐるみを入れ、30分ほどつけ置きしましょう。柔軟剤を使うと、ぬいぐるみをふんわりと仕上げることができます。
  5. ぬいぐるみを洗濯おけから取り出して、タオルに包んで水気を取ります。タオルに包んだままぬいぐるみのサイズに合ったネットに入れて、洗濯機で脱水します。ぬいぐるみの形が崩れないように、脱水時間は5~10秒くらいにとどめましょう。

洗濯機で洗う方法

洗濯機で洗う方法
洗濯機に「ドライコース」「手洗いコース」「おしゃれ着コース」などがある場合は、洗濯機でも洗うことができます。洗濯機で洗う場合は、ぬいぐるみの大きさに合ったネットにぬいぐるみを入れて洗濯をします。脱水する前に一度取り出して、ぬいぐるみをタオルで包んでから脱水をかけてください。

洗濯機洗いは、手洗いするよりも手間が省けて楽に洗濯することができますが、手洗いするよりもぬいぐるみが型崩れする可能性は高くなります。特に大切なぬいぐるみは洗濯機ではなく手洗いで洗濯する方が良いでしょう。

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ぬいぐるみの乾かし方

ぬいぐるみの乾かし方
ぬいぐるみを型崩れさせないために、ぬいぐるみの乾かし方にも工夫が必要です。

天気の良い日に陰干しをしよう

天気の良い日に陰干しをしよう
ぬいぐるみの脱水が終わったら、まずはぬいぐるみの毛の流れに逆らうようにブラッシングをかけましょう。乾かす前にブラッシングすることで、乾いた後のぬいぐるみの風合いをふんわりと柔らかくできます

ぬいぐるみを干す時は、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。直射日光が当たってしまうと、ぬいぐるみが変色してしまう可能性がありますので避けましょう。また、ぬいぐるみの乾かすときに、基本的には乾燥機の使用はおすすめできません。脱水後すぐに乾燥機でぬいぐるみを乾かしてしまうと、ぬいぐるみが型崩れしてしまったり、場合によっては乾燥機の熱によりぬいぐるみの生地やパーツが溶けてしまったりするおそれがあるからです。

平干しや洗濯ネットを使って型崩れを防止しよう

陰干しする時に、直接ぬいぐるみを洗濯バサミで挟んで吊るしてしまうと、洗濯バサミの跡が付き、ぬいぐるみの詰め物も片寄ってぬいぐるみが変形してしまうおそれがあります。ぬいぐるみを干す時は、型崩れしないように平干しするのがおすすめです。平干し用のネットも売っていますので、活用してみましょう。

平干し用のネットが用意できない場合は、洗濯ネットにぬいぐるみを入れ、洗濯ネットを洗濯バサミで挟んで干す方法や、ある程度大きさのあるピンチハンガーの上にぬいぐるみを乗せて乾かす方法もあります。

平干しネット

メッシュ素材で通気性が良く、干した時に洗濯物を固定できるズレ防止バンドが付いています。大きめのぬいぐるみを干すのにも十分の大きさで、使わない時はコンパクトに折りたたんで保管できます。

ピンチハンガー

オールステンレス製で、錆に強く、日差しで変色することもありません。プラスチック製やアルミ製のハンガーよりも丈夫で長持ちします。

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最後はドライヤーで仕上げると毛並みがふわふわになる

最後はドライヤーで仕上げると毛並みがふわふわになる
ぬいぐるみをある程度自然乾燥させたら、最後にぬいぐるみを10分間ほど乾燥機に入れて乾かすか、ドライヤーで熱風をかけて仕上げます。最後に一手間かけることで、ぬいぐるみの風合いをふんわりと柔らかくできます。

ぬいぐるみを半乾きのままにしておくとカビの原因に!

ぬいぐるみを半乾きのままにしておくとカビの原因に!
ぬいぐるみを干した時、外側は乾いているように思えても、中身は乾き切っていない場合がよくあります。ぬいぐるみを半乾きのままにしてしまうと、カビや雑菌が繁殖し、せっかく洗濯したぬいぐるみが清潔な状態ではなくなってしまいますね。特に大きなぬいぐるみは、中身まで完全に乾くまで数日かかることもあります。

ぬいぐるみを洗濯する時は、梅雨時など洗濯物が乾きにくい時期はなるべく避け、晴天が続く日を選んで数日間しっかりと陰干ししてください。自然乾燥で完全に乾き切らない場合は、仕上げに乾燥機やドライヤーを使用しても良いでしょう。乾燥機を使う場合は、低温設定にしてぬいぐるみを洗濯ネットに入れて乾かし、ぬいぐるみがダメージを受けるのを避けてください。仕上げにコインランドリーの静止乾燥を利用するのも、ぬいぐるみが痛みづらいためおすすめです。

ぬいぐるみの一部分だけ汚れを落としたい時は?

ぬいぐるみの一部分だけ汚れを落としたい時は?
ぬいぐるみのほんの一部だけが汚れてしまった場合は、ぬいぐるみ全体を洗わずに汚れた一部分だけ洗う方法があります。ぬいぐるみの一部だけを洗いたい場合は、おしゃれ着用中性洗剤を少量のぬるま湯で溶かして洗剤液を作り、歯ブラシに洗剤液を付けてぬいぐるみの汚れを優しくこすり落とします。その後、濡らしたタオルでぬいぐるみに付いた洗剤液をしっかりと拭き取って、陰干しして乾かしましょう。

ぬいぐるみクリーニングのお店も活用しよう

ぬいぐるみクリーニングのお店も活用しよう
合皮や革製のぬいぐるみなど自宅で洗えないぬいぐるみはもちろん、自宅で洗える素材でも大きすぎるぬいぐるみや、自宅で洗って失敗したくない大切なぬいぐるみなどは、クリーニングに出してプロに洗ってもらうのがおすすめです。ぬいぐるみの修理も一緒に行ってくれるクリーニング店もありますよ。クリーニング店に出向かなくても、宅配でぬいぐるみをクリーニングに出せるおすすめの宅配クリーニング店をご紹介します。

ぬいぐるみクリーニングができるお店1:DEA

子供がぬいぐるみを口に入れても安心なように、合成洗剤は使わず、天然石けんと抗酸化力の強いEM菌を使用してぬいぐるみを手洗いします。オプションで、ほつれや綿詰めなどのぬいぐるみ修理もクリーニングと併せてお願いすることができます。さらに、防ダニ加工、抗菌加工のオプションもあるので、必要に応じて検討してみるのもおすすめです。

外部リンク

DEA

ぬいぐるみクリーニングができるお店2:クリコム

天然成分100%の石けん使用のクリーニングです。抗菌・殺菌・防菌効果のある洗浄剤を使用し、ぬいぐるみ内部まで抗菌効果が行き渡ります。子供にも安心な成分を使った防ダニ加工オプションもあります。

外部リンク

クリコム

ぬいぐるみクリーニングができるお店3:ハニーの宅配クリーニング

洗いたいぬいぐるみが複数ある場合は、こちらの5点パック・10点パックがおすすめです。規定サイズのバッグに5点または10点まで詰め放題で、大変お得にクリーニングをお願いできます。洗剤は、大豆・米ぬかを原料としたエネロニューコーソを使用し、無刺激・無臭・無害で安心です。通常の汚れを落としてもらえるじゃぶじゃぶパックの他、丁寧な部分洗い、しみ抜きもやってもらえるエステパックもあります。

外部リンク

ハニーの宅配クリーニング

洗えないぬいぐるみのお手入れ方法は?

洗えないぬいぐるみのお手入れ方法は?
洗えないぬいぐるみでも、汚れが気になる場合もありますよね。ぬいぐるみが自宅では洗えない場合のお手入れ方法をご紹介します。

拭き洗いをする

拭き洗いをする
電池や機械が内蔵されているぬいぐるみは水洗いができませんが、ぬいぐるみの表面を拭き洗いする方法で汚れを落とすことができます。ぬいぐるみを拭き洗いする方法をご紹介します。

手順

  1. ぬいぐるみを叩いて内側のホコリを出し、洋服用のブラシでブラッシングしてぬいぐるみの表面のホコリを取り除きます。
  2. おしゃれ着用中性洗剤を水に溶かして薄めの洗剤液を作ります(洗剤量の目安は、手洗いの場合の標準使用量のだいたい半分程度)。
  3. タオルを洗剤液に浸してきつく絞り、ぬいぐるみの表面を全体的に拭いていきます。
  4. きれいな水で絞ったタオルでぬいぐるみ全体を拭いていき、先程の洗剤を拭き取りましょう。水で絞ったタオルの拭き取りは、2回繰り返すのがベストです。
  5. 最後に乾いたタオルでぬいぐるみに水分が残らないように拭いた後、陰干しして乾かします。

重曹を使う

重曹を使う
水洗いせずにぬいぐるみをきれいにする方法として、重曹を使う方法もあります。重曹は弱アルカリ性なので、ぬいぐるみに付いた酸性の皮脂汚れを中和し落とすことができるのです。さらに重曹には消臭効果もあります。重曹は、子供がぬいぐるみを舐めたり口に入れたりすることも考えて、念のため掃除用のものより食用のものを使用するのがおすすめです

手順

  1. 大きめの袋を準備してぬいぐるみを袋に入れ、ぬいぐるみ全体に重曹をふりかけ30分ほど時間を置きます。
  2. ぬいぐるみを袋から取り出して、ぬいぐるみに付いた重曹を掃除機で吸い取ってください。
  3. きれいな水で固く絞ったタオルでぬいぐるみ全体を拭いて仕上げ、乾かします。

まとめ

まとめ
子供のお気に入りのぬいぐるみが実は汚れとダニでいっぱいなのかと思うと怖くなってしまいますね。汚れや、アレルゲンとなるダニの死骸・糞は、水洗いで落とすことができます。ご紹介した洗濯方法で、ぜひぬいぐるみの洗濯にチャレンジしてみてください。ご自宅で洗濯するのが難しい場合は、クリーニングに出してプロの方に洗濯をお願いするのがおすすめですよ。

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